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2017年09月01日

投球動作・・・












ボール投げの能力を調べた研究では、テニスの硬式ボールを用いることが多いらしい。小学生低学年や、幼児では、大きいかもしれないが、6歳児男女の投能力を測定し、テニス硬式ボールの遠投距離と他のボールの遠投距離の間には、強い「正の相関」が認められたという。




・遠くに投げられる子


 投動作に関する「技術」、「筋力」が備わっている者だそうだ。



投げる「技術」、「筋力」を"どのように"身につけたのだろうか?



 幼稚園就園前の子を対象にした報告は少ないのだとか。参照してる文献が1992年なので・・・。しかし、2014年に、「公認ジュニアスポーツ指導員」のテキスト、講義でもほとんどないとか言ってとタ。



 1〜6歳の90名で、オーバーハンドによる硬式テニスボール投げを実施した結果。


 ・「性差」は加齢とともに増加


   4歳以降、男女差が顕著だという。



 
幼稚園、小学校男女で、硬式テニスボール投げを実施した結果。


 ・男子の7,8,9歳で遠投距離が増加大



 こういう研究報告を読むと、投球動作の「技術」、「筋力」、投球動作のトレーニング開始時期を考慮した「指導」が大切だと思う。現在は、お父さんとキャッチボールをする子も減ったので、投球動作の「技術」を持った子はいるかな?男女差も無くなってきていると思う。




 野球にとっても、「就学前後」の子どもの指導が、大切であることがわかる。



 「個人差」と子どもの「体力」、「こころ」(心理)を理解していこう。子どもは、大人のミニチュアでは無いから。



(参考文献)


宮下充正、桜井伸二:投げる科学、大修館書店、1992




posted by teruMAT at 07:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 学童野球
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