2024年05月11日
求人用語辞典 A
賃金形態
■月給制(固定給制)
基本給と一律手当による1か月の賃金が決まっている支給形態。残業の多少による変動がない限り、毎月の手取り額はほぼ固定しており、欠勤や遅刻による減給がないのが大きな特色(勤怠控除という形で賞与から引かれることが多い)。日給月給制との混同を避けて「完全月給制」とも言う。
■日給月給制
「固定給制(月給制)」の変形タイプで、1か月単の賃金が決まっているのは同じだが、就業規則で定められた出勤日に欠勤すると、その日数に応じて賃金がカットされる点が違い、遅刻に対する減給規定を設けている会社も多い。
■日給制
「日当」とも呼ばれ、1日を単位とした賃金に実働日数をかけて給与を計算する方式。アルバイトやパートのほか、業界や職種によっては正社員への適用もあり、その場合は月払いが普通。別途に時間手当など諸手当や賞与が設けられるケースもある。
■時給制
アルバイトやパート、派遣スタッフとして働く場合に適用される代表的な給与体系で、1時間単位の賃金を決めて、実働時間数で給与を計算する方式。別途、一律手当や賞与が設けられるケースもある。
■完全出来高制・完全歩合制
たとえば依頼されたデザインやプログラミングを仕上げたり、商品やサービスの売買契約を代行した際に報酬が支払われる方式。賃金の計算基準は、契約に基づいた業務の実績。
フリーランスの業務委託や代理店などに適用されるのが一般的で、収入保障がない反面、実力次第で高収入となる可能性もある。
■固定給+歩合制
1か月単位の勤務に対する「固定給」に加え、実績で計算した「歩合給」がある方式で、別途に時間外手当や一律手当が設けられている例もある。
営業職など正社員への適用も多く、給与全体に占める固定給の割合が大きければ収入は比較的安定するが、その分、好成績のときの見返りは少ない。
求人情報の給与例などを参考に「固定給」と「歩合」の比率を確認しておくことが必要。
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