この前多肉生産農家さんに聞いたフェネストラリア 群玉とフェネストラリア 五十鈴の見分け方のお話。
フェネストラリアはメセン系の冬型植物。
私が知る限り群玉、五十鈴玉、朱鈴玉の3種類がいる。
他にも居るのかな?
このフェネストラリアの群玉と五十鈴玉はとにかく見分け辛い。
そこで実際の生産農家さんに見分け方を聞いてみた!
まずはうちにいる群玉を見てみよう。
因みにこのタグの某有名農家さんは無関係である。
▼上から。
▲
ぷくぷくでかわいい(●´ϖ`●)
キモいと思う人も居るのかな。
▼斜めから。
▲
安定のピント。
ズレっズレ。
まあこのフォルム。
素敵だわな(^o^)
▼横から。
▲
流石有名農家さんのこだ。
全く徒長していない。
ボリューミーで素晴らしい。
これが群玉。
(タグが差し替えられたりしていなければ)
で、五十鈴玉は手持ちにいないのでショップのもので悪いのですが…
oriフェネストラリア ロパロフィラ 五十鈴玉(メセン多肉植物 フェネストラリア 6cmポット)
oriフェネストラリア ロパロフィラ 五十鈴玉(メセン多肉植物 フェネストラリア 6cmポット)
これが五十鈴玉らしい。
水不足で凹んでいるのでなおさらですが、違いはわかりませんな。
(水分の状態的には全く違う)
それでは本題。
生産農家さんから聞いた
フェネストラリア 群玉とフェネストラリア 五十鈴の見分け方。
1
名前が違うからタグを見る (農家さん=半笑いで)
→これは冗談だが一番的確で手っ取り早い見分け方
→ただし、書き間違いや札の差し替えなどでゴチャゴチャになる場合あり
2
花を見る (農家さん=にこやかに)
→開花時期にしかわからないが一番一般的
→白い花が群玉
→黄色い花が五十鈴玉
→赤味がかった黄色(オレンジ)
3
僅かに姿が違う
→これは個体差等で精度は低いそうだが
→群玉:丸みが強い
→五十鈴玉:三角や四角形が多い
こんな感じらしい。
そして最後のオチが
ぶっちゃけ先祖を辿ると2つが混じってるものが多いので、白花の群玉から黄色がたまに咲いたりするから厳密には分けられないかも
とのこと。
フェネストラリア 群玉 (グンギョク)
学名 fenestraria rhopalophylla (フェネストラリア ロパロフィラ)
フェネストラリア 五十鈴玉 (イスズギョク)
学名 fenestraria rhopalophylla ssp. aurantiaca
(フェネストラリア ロパロフィラ オーランティアカ)
フェネストラリア 朱鈴玉 (シュレイギョク)
学名 fenestraria rhopalophylla ssp. aurantiaca cv.Fireworth
(フェネストラリア ロパロフィラ オーランティアカ ファイアワース)
こちら3つは学名を見ると、すべてロパロフィラであり、五十鈴玉は群玉の亜種(ssp.)で、朱鈴玉は五十鈴玉の園芸種(cv.)とのこと(●´ϖ`●)
そりゃあにてますわな(ノ´∀`*)
群玉や五十鈴玉は育てるのが難しです。
水をあげ過ぎるとメセン系特有の亀裂が入りやすく、夏場は腐りやすい。
そして徒長もしやすい。
夏を超すことが最大の難関である。
初心者にはオススメしない。
私も夏を越せる自信がない…
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