小さい引越し会社の社長の日常

今の宅配業界事情。。

今はまさに閑散期の宅配業界ですが、個人事業主と呼ばれてる方々は大変だと思います。
軽トラックでの宅配事業は、配ってなんぼの世界です。他にチャーター便、ルート便などの
事業もありますが、今はなかなか厳しい状況だと思います。毎日仕事があればいいのですが
この業界も『食い合い』です。。毎日あれば良い商売なのですが

　

大手運送、宅配会社にも色んな種類があります。少し紹介致します。
宅配業界ナンバーワンのＹ社。ほぼ社員で業務をこなしてます。たまに軽トラックで走ってる
のは『外注業者』といって、社員が周りきれない荷物を一個いくらの歩合で配ってます。
中には時給の人も居ると思います。一人当たりの配送エリアは狭いです。
それだけ荷物の量も多いという事です。しかし社員がほとんど配達してしまいます。
私の会社も契約してます（Ｙ社は業者メインの会社では無いのであまり力を入れてません）

次がＳ社。飛脚さんです。意外と知られてないのですが業界ナンバー2です。
しかもＹ社を抜く勢いの会社です。いつも大きなトラックで走ってますね。
けっこうイケイケです。宅配部門では業者もたくさん雇ってて荷物も多いです。
今の宅配業界では一番乗ってる会社だと思います。
ココとは契約してません。稼げるので私としては人を入れたいのですが。。
働く人間にとっては厳しい会社みたいなので、うちの人間は誰も行きたがりません。。。

Ｎ社。ココと私の会社は20年近くの付き合いになります。Ｎ社とメインで契約してます。
しかし残念ながら去年の4月だったかな？　Ｎ社の宅配ブランド『Ｐ便』（鳥さん）が
郵政との合資会社ＪＰ　ＥＸＰＲＥＳＳに変わってしまいました。
もうＰ便はＮ社のブランドでは無いのです

　業績悪化は数年前から予測していたので
私はココとの契約台数をかなり減らしてました。前にも書いた『リスクの分散化』です。
しかし20年慣れ親しんだ会社だったのでホントに残念です。。。
幸い引き続きスライド式でＪＰと契約出来ましたが、また4月、雲行きが怪しいです。。。
先はどうなるかは分かりませんが、宅配ありきの会社さんはホント心配してるみたいです。

皆さんには、なかなか分かりにくい業界だと思います。こんな商売もあるのです。
ちなみに上記は私個人の見解なので関係者の方々がもし読んでてもスルーして下さいね

私の一服する所