『快感』こそが、
人生を変える鍵です。
これについて、
「『快感する脳』が人生を変える」(著者 大島清・大木幸介・石原靖久 日本実業出版社)
の中に、こう書いてあります。
「気持ちいい生活。
明るく洗練された文化を楽しむ日々。
そして、自分で考える喜び。
その根底には脳が感じる『快感』がある。
脳が、より質の高い『快感』を求めたのが創造性の誕生であり、
その連続が、歴史や文化の進化となっていった。
つまり、
『快感』こそが人や文化を読み解く鍵であり、
自分を楽しく演出するための発想のケルンとなる。
そのように脳の『快感』を燃焼させ、
爆発させるだけの力を秘めたすべての考え方や思想を逆説的に、
『これは脳に届いている考えだ!』
と表現したい。
現代は、
これは脳に届いているという思考や考え方が不足しているようである。
(中略)
脳に届く発想を、
日々の生活の中でどれだけたくさん楽しめるか。
そのような日々を積み重ねれば、
おのずと人生は輝く。」(1頁)
「乳幼児はまだ言葉が理解できないから、
この間の学習記録は、
右脳の連合野が集まる辺りに長期記憶として残される。
ごく大まかにいえば、
右脳には五感を通じて得た情報がイメージのまま蓄えられる。
幼児は快感を通じて学習をするから、
大きくなって何かの臭いに刺激されて、
ふと、えもいわれぬ懐かしさを感じるというのは、
長い間蓄えられていた右脳の記憶が呼び覚まされるからなのである。
言葉を覚えるにしたがって、
言語記憶に便利な左脳を使う習慣がついてくるが、
それでもものをイメージとしてとらえる右脳との連係があったほうが、
より深く理解できることはいうまでもない。
だいたい9歳ぐらいまでに、
イメージとして、
ぱっと快感を感じられるプログラミングは終了する。
この間に五感を通じて感じた快感が『原風景』になるのである。
これまでの快感体験は、
無意識の中に蓄えられていくことになる。
そうした快感の素はだいたい9歳ぐらいまでにつくられる。
三つ子の魂は百までというが、
そう考えるとなかなか含蓄を含んだ言葉であると思う。
知識はいくらでもつけることができるが、
魂(=原風景)は勉強では身につかない。
懸命に知識をつけている間は魂のことなど忘れてしまっているが、
大人になってからの人生の目的などというものがあるとしたら、
それは忘れかけている魂=原風景の中の忘れられないイメージを追跡していくことに過ぎないのではないか、
とすら思ってしまう。
原風景が豊かな人は、
人生を快と思い、
貧しい原風景の人は不快と思うのかも知れない。」(48頁〜49頁)
「『男は頭で考え、女は子宮で考える』
といういい方がある。
軽い女性蔑視を含む言い方だが、
頭で考えた世の中がどうなったかをみれば、
この発想方法は見直されていい。
男も女も母親の子宮の中にいた。
これが生命の原点である。
命を大切にするとか、
五感と前頭葉をバランスよく使って、
より人間らしい行動をするというようなことは、
もはや言語中枢だけを駆使した理屈としては把握しきれまい。
だから子宮感覚でものを見る、
子宮で考えるということが重要になる。
男も女もである。
自信を失いかけている脳を活性化させ、
生まれてきた喜びや生きている感動を、
魂が震えるように味わうためには、
そこまで戻って始めたほうがいい。
ビギン・ザ・ビギンである。
モノに溢れただけの無機質な時代を見直す鍵は、
魂=原風景そのものであった子宮の時代の快感を思い起こすということではないだろうか。」(52頁)
魂が豊かな人は、
人生を快と思い、
貧しい魂の人は、
人生を不快と思います。
『魂の成長』が、
人生を変える鍵です。
理性から感性へ、
そして、
感性から霊性へシフトしましょう
(参考図書)
「『快感する脳』が人生を変える」
(著者 大島清・大木幸介・石原靖久 日本実業出版社)
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