瞑想ジョギングを楽しみましょう。
理由は三つあります。
@ 目を閉じて走ることにより、雑念妄念が消え、無念無想の理想の瞑想状態に近づける。
A リズミカルで小刻みな足の動きが脳に適度な刺激を与え、ベータエンドルフィン(快楽ホルモン)の分泌を促し心地よくなる。
B 血液の循環が良くなり頭が冴え、かつ、動脈硬化の予防になる。毛細血管が増え、高血圧症の予防にもなる。
@ について―― 普通に走っても雑念はなかなか消えません。
部屋で瞑想しても簡単には無念無想の状態にはなれません。
しかし、瞑想とジョギングを組み合わせれば比較的簡単に雑念が消え、無心・無我の境地に達することができます。
やり方は簡単です。
障害物のない広い運動場で行ないます。
百メートル程前に目標を決め、目を閉じて目標物をイメージしながら走ります。
30メートル程走って目をあけ、目標とのズレを調整します。
また目を閉じて走ります。
その繰り返しです。
眉間にある第六チャクラで見て走る感覚です。
時速4q程度の超スローペースで小刻みに足を動かして走ります。
20分程でベータエンドルフィンが分泌し、超気持ちいいです。
口角を上げ笑顔を作りながら走ると疲れを感じません。
音楽を聴きながら走るのも一法です。
私はYouTubeの 『モーツァルトの最高傑作』 (HALIDONMUSIC)を聴いています。
A について―― 「運命は『口ぐせ』で決まる」 (著書 佐藤富雄 三笠書房 知的生き方文庫) にこう書かれています。 (55頁)
「 一般的には、十五分から二十分ほど軽くジョギングをするか、速足で歩くとベータエンドルフィンが出てきます。
そして、個人差はありますが、だいたい三〜五時間くらいはその気分が続くのです。
朝、ジョギングをしているとわかりますが、このベータエンドルフィンというのは、脳を活性化して、やる気をつくり、思考力を高めてくれます。
ベータエンドルフィンは脳内麻薬ですから、習慣性があり、三ヵ月もやったら、もう走らないではいられません。
こうなればしめたものです。
苦行とも無理難題とも感じることなく、自然の摂理にしたがって快の状態をつくれるというわけです。」
私は瞑想ジョギングを3年以上続けています。
習慣になり、走らずにはいられません。
高揚感と恍惚感・爽快感があり、一度味を占めるとやみつきになります。
運動後の“一杯”を楽しみにするのではなくて、運動そのものを楽しみましょう。
実際、気持ちいいです。
運動後は癒し系ホルモンであるセロトニンが分泌されるのでくつろげます。
B について―― 運動が健康に良いことは誰でも知っていますが、脳にも良いことは意外と知られていません。
『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』 (著者 ジョンJ.レイティ/エリック・ヘイガーマン 訳=野中香方子 NHK出版) の表紙にこう書かれています。
「◎運動をさせた子どもは成績が上がる
◎運動すると35%も脳の神経成長因子が増える
◎運動することでストレスやうつを抑えられる
◎運動を週2回以上続ければ認知症になる確率が半分になる」
ジョギングは脳の機能をどんどん活性化します。
脳の働きが、いきいきとしてきます。
運動で脳を鍛えましょう。
瞑想ジョギングをする時の注意点
@ ウォーミングアップとして走る前10分、ウォーキングする。
A クールダウンとして走り終わった後10分歩く。
B 障害物のない広い運動場で行なう。
くれぐれも衝突と転倒には留意してください。
(結論)
『瞑想ジョギングを楽しもう!』
「運命は『口ぐせ』で決まる」 (著書 佐藤富雄 三笠書房 知的生き方文庫)
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『脳を鍛えるには運動しかない! 最新科学でわかった脳細胞の増やし方』 (著者 ジョンJ.レイティ/エリック・ヘイガーマン 訳=野中香方子 NHK出版)
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