マスメディアのネガティブな情報に洗脳されないようにしましょう。
ニュースの80%はネガティブなものであるというデータがあります。
私たちは、知らず知らずのうちにネガティブな情報によって洗脳されてしまっています。
これに関して、『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』 (田坂広志著 光文社) にこう書かれています。 (109頁〜111頁)
「 なぜ、我々の無意識の世界には、日々、多くのネガティブな想念が刷り込まれ続けているのか。
なぜなら、世に溢れる 『ネガティブな情報』 の洪水によって、我々の心の中に、毎日、大量のネガティブな想念が染み込んでくるからである。
特に深刻な問題は、毎日、何気なく目に入ってくるメディアの情報が、我々の無意識に、ネガティブな想念を刷り込み続けていることである。
例えば、たまたまテレビ番組で見た怖い病気のこと。
新聞で何気なく読んだ悲惨な交通事故のこと。
電車の雑誌広告で目にした陰惨な犯罪のこと。
こうした情報が、日々、気がつかないうちに、我々の無意識の世界に、不安感や恐怖心などのネガティブな想念を刷り込み続けている。
この問題の深刻さを論じたのが、ウィルソン・ブライアン・キイの『メディア・セックス』 や 『メディア・レイプ』 という著書であるが、ブライアン・キイは、これらの著書を通じて、日々、メディアから大量に繰り返し流される情報が、気がつかないうちに、我々の意識下 (サブリミナル) に刷り込まれていき、我々の行動を無意識に支配してしまうことの危険性に警鐘を発している。
すなわち、テレビやラジオ、新聞や雑誌、ウェブやSNSなどのメディアから、毎日大量に流される 『ネガティブな情報』 の洪水は、この 『サブリミナル効果』 を通じて、我々の無意識の世界に、多くのネガティブな想念を染み込ませてしまっており、それが、簡単な技法で無意識の世界をポジティブな想念で満たすことができない理由である。」
このように、私たちは日々ネガティブな情報にさらされ、無意識の世界に不安感や恐怖心などを刷り込まれ続けています。
このことにまず気づいてください。
私の家には現在、テレビ、ラジオ、新聞がありません。
ネットニュースも、気象情報以外見ません。
三年前からマスメディアの情報を制限しています。
きっかけは、“母の死”でした。
自宅で十年以上認知症の母を介護していましたが、2019年9月に他界しました。
その直後から、何となくテレビを見る気がしなくなり、そのまま見ずにいたらテレビそのものに興味が無くなり処分しました。
今は、外界の様々なニュースに惑わされず、心は穏やかです。
皆さんにもマスメディアの情報を制限することをおすすめします。
『テレビを見るな!』
とまでは言いません。
ネガティブな情報を制限してください。
とにかく試してみてください。
心が穏やかになることを請け合います。
(結論)
『ネガティブ情報を制限しよう!』
『運気を磨く 心を浄化する三つの技法』 (著者 田坂広志 光文社) https://amzn.to/3oASd0A
『メディア・セックス』(著者 ウィルソン・ブライアン・キイ 訳者 植島啓司 リブロポート)
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『メディア・レイプ』 (著者 ウィルソン・ブライアン・キイ 訳者 鈴木晶・入江良平 リブロポート)
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