右脳モードで瞑想しましょう。
理由は沢山あります。
チョプラセンター認定瞑想ティーチャーで、チョプラ博士の著書の翻訳や監訳を手がける、株式会社ボディ・マインド・スピリット 代表取締役の渡邊愛子さんは、著書 『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』 (フォレスト出版) の49頁から70頁で、瞑想の効果について次のように述べています。
@ ストレス軽減
深いリラクゼーション効果で心身の活力を取り戻す。
心拍数が低下し、血圧は正常になり、呼吸も落ち着き、ストレスホルモンが減少し、発汗が抑止され、免疫システムが強化され、血液がサラサラになるといった報告がある。
A 疲れにくい身体になる。
これまでの蓄積した疲労が解消され、睡眠の質が向上
B 集中力アップ
瞑想は集中力のトレーニング。
頭がクリアになり、今この瞬間に 集中できる。
C 平常心が備わる
自分の感情に飲み込まれずに冷静な視点で物事を俯瞰できるようになる。
D 飛躍的な効率化
明確な目標を決め、大まかな計画を立てたら、後は自然とゴールに導かれる。
E 直感が研ぎ澄まされる
迷うことがなくなり、決断力がアップする。
必要な出会いや情報に導かれる。
F タイミングが良くなる(シンクロニシティ)
人々や物事とのタイミングが合うようになり、トラブルは回避され、流れに乗れる。
G 願望が叶いやすくなる(引き寄せ)
自分の願望を実現に導くような出来事が次々と起こるようになる。
H 創造力が溢れる
日常の中で、アイデアやインスピレーションに恵まれるようになる。
I 人間関係が良好になる
ネガティブな感情を客観的に眺められるようになり、無駄な衝突がなくなる。
J 揺るぎない安心感に包まれる
根拠のない自身が備わり、自分自身や人生に対して不安がなくなる。
K 日常で至福を経験する
生まれてきた目的や使命がわかり、才能を発揮して人々の役に立つようになる。
各項目についての詳細を知りたい方は、ぜひ、『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』を読んでください。
おすすめの良書です。
瞑想の理想は静寂の中で無念無想の状態になり、宇宙意識と一体化することです。
しかし、初心者にとってはハードルが高すぎます。
右脳モードで、まず楽しむことから始めましょう。
スモールステップで続けることが肝心です。
瞑想について精神科医の越智啓子さんは著書 「自分のまわりに『ふしぎな奇跡』がいっぱい起こる本」(三笠書房 王様文庫) の中で次のように述べています。(133頁)
「 イスに座るなど、ラクな姿勢をとってください。
仰向けになってもいいでしょう。
目を閉じて背筋を伸ばし、ゆっくりと呼吸します。
瞑想では副交感神経が優位になっていくので、とてもリラックスできます。
目を閉じていると代謝が落ちるので、少し体温が下がり、そのまま眠りにつけます。
瞑想するときは心地よい音楽をかけたり、アロマポットで好きな香りを部屋に満たしたりするのもいいでしょう。
目を閉じたら、宇宙や星空、美しい海や山など好きな風景を思い浮かべましょう。」
私はアロマ・ディフューザーを使ってラベンダー・エッセンシャルオイルを噴霧させ、部屋中を心地よい香りで満たしています。
今は早朝の静寂の中で瞑想していますが、当初は自然の音(小川のせせらぎ・小鳥のさえずりetc.)や 『モーツァルトの最高傑作』(YouTube)を聴いていました。
瞑想は呼吸が非常に大切です。
呼吸法の第一人者が伝授する“気の呼吸法”をおすすめします。
『気の呼吸法 全身に酸素を送り治癒力を高める』 (藤平光一著 幻冬舎文庫)にこう書かれています。 (4頁〜5頁)
「 身体のすみずみまで酸素を行き渡らせることのできる全身呼吸が、本書で紹介する 『気の呼吸法』 です。
この呼吸法は、神道に古くからある、みそぎの呼吸法 『永世の伝』 から来たものです。
それを私は、心身統一に基づき、心身ともに正しい法則に従って行う 『全身呼吸法』 にし、『気の呼吸法』 と名付けました。
気の呼吸法の特徴は、心身統一して行う呼吸、つまり自然体で行う自然な呼吸であることです。
呼吸を意識してコントロールし、秒数を決めたり息を止めたりする必要はありません。
自然体で楽な呼吸をするだけでいいのです。」
この呼吸法は、全身をリラックスさせて『吐くに任せ、吸うに任す』 という自然な呼吸です。
通常、呼吸は一分間に15回〜20回ですが、この呼吸法は4回〜5回くらいの深い呼吸です。
この本は超ロングセラーの良書です。
御一読をおすすめします。
脳力開発研究所相談役の志賀一雅工学博士は、著書 『神さまの周波数とシンクロする方法 人生を変える奇跡の呼吸法』 (ビオ・マガジン)の中で、次の呼吸法をすすめています。 (112頁)
「 息を吸いながら、『よかった』 息を吐きながら、『ありがとう』 やることはこれだけです。
何もむずかしいことはありません。
『寝る前にこれだけのことを、毎日やってください』
これだけ申し上げておけば、十分だとも言えます。
シンプルで、誰にでもできます。
活用の範囲が広いのがこの 『よかった・ありがとう』 の呼吸法です。」
松下電器産業(現パナソニック)の創立者で、『経営の神様』 と言われた、松下幸之助氏は、この呼吸法を実践して不眠を治したそうです。
私は最近この呼吸法を知り、瞑想時に実践しています。
非常に気持ちいいです。
あなたも試してみてください。
好きな香りを部屋に満たしたり、好きな音(小川のせせらぎ、小鳥のさえずり、クラシック音楽など)を聴いたりして、気の呼吸法を行い、好きな風景を思い浮かべ瞑想しましょう。
私は、瞑想するようになって直感が冴えてきました。
頻繁に良いアイデアが浮かぶようになりました。
心も穏やかです。
肩の力が抜けてリラックスできています。
今は、瞑想抜きの生活は考えられません。
瞑想命です!
世界的スピリチュアル・マスターであるディーパック・チョプラ医学博士は、著書 『本当の幸せをつかむ7つの鍵』 (訳者 住友進 サンマーク出版) のなかで、瞑想についてこう述べています。 (10頁〜12頁)
「 瞑想=静かに座り、自分の心のなかに入っていくと、体に驚くほど大きな影響が表れてきます。
どうして効果があるのでしょうか?
この謎を解き明かすにはかなりの時間がかかりました。
西洋では瞑想は神秘的なもので、宗教的儀式にすぎないと思い込まれていました。
瞑想の効果を説明するために、研究者はこの前提に反論しなくてはならなかったのです。
現在、私たちは瞑想をすることで、前部前頭葉皮質――より高度な思考の座――が活性化され、ドーパミン、セロトニン、オキシトシン、脳のアヘン様物質をはじめとする神経伝達物質の放出が刺激されることがわかっています。
このような自然に発生する脳の化学物質のひとつひとつが、幸福のさまざまな面と結びつけられています。
ドーパミンは抗鬱剤であり、セロトニンには自尊心を高める働きがあります。
現在、オキシトシンは快楽ホルモンと考えられて、性的に興奮している間、分泌量が増加します。
アヘン様物質には鎮静作用があり、ランナーズハイと関係する浮き浮きした気分を生み出してくれます。
このような神経伝達物質の分泌を増やすことで、瞑想は幸福のための脳の設定値を変えるもっとも有効な方法であることが解明されました。」
瞑想は幸福になるための必須の手段です。
このことをしっかり胸に刻みましょう。
肝に銘じましょう!
アーノルド・パテント氏は、著書 「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (訳=あさりみちこ 徳間書店) の中で瞑想の本質について、こう述べています。 (224頁〜225頁)
「 瞑想は、なにが 『ほんもの』 で、なにが 『まぼろし』 かを区別するのに、最適な方法です。
『ほんとうの自分』 と宇宙の英知がつながる、静かな時間です。
すべてのエッセンスにつながっていることを実感できるひとときでもあります。
瞑想をすれば、わたしたちは平和の境地へと到達できます。
真の意味での創造性を発揮し、『ほんとうの自分』 を自由に、心ゆくまで表現できるのは、平和の境地にあるときだけです。
宇宙からのプレゼントは全部自分にとって最高のものばかりで、受けとる準備さえできていれば、それはつぎからつぎへとやってくるということも実感し、平和な気持ちでいっぱいになります。
瞑想は、宇宙の生命エネルギーとつながる機会でもあります。
この生命エネルギーが、人間をふくめ、すべてのものをつなぎとめ、支えている力です。
このエネルギーは、簡単にいうと 『愛』 です。
不安、おそれなど、それ以外の気持ちは、自分もしくはだれかを十分に愛していないことから生じる、まぼろしにすぎません。
瞑想すると、平和を感じ、宇宙の愛へと心を開きます。
そうすれば、自分の内面はもちろん、すべてのものにも、愛が自由に流れだします。」
瞑想をすれば、『宇宙の英知』とつながり、平和な気持ちになります。
そのうえ、瞑想には様々な効果・効用があり、幸福感を得ることができます。
優しくなり、愛まく人になれます。
大切なことは無理をせず、自分が気に入った方法で楽しく続けていくことです。
『継続は力なり』 です。
お互い精進しましょう。
(結論)
『右脳モードで瞑想しよう!』
『世界のエリートはなぜ瞑想をするのか』 (著者 渡邊愛子 フォレスト出版)
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「自分のまわりに『ふしぎな奇跡』がいっぱい起こる本」(著者 越智啓子 三笠書房 王様文庫)
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『気の呼吸法 全身に酸素を送り治癒力を高める』 (著者 藤平光一 幻冬舎文庫)
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『神さまの周波数とシンクロする方法 人生を変える奇跡の呼吸法』 (著者 志賀一雅 ビオ・マガジン)
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『本当の幸せをつかむ7つの鍵』 (著者 ディーパック・チョプラ 訳者 住友進 サンマーク出版)
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「『成功』+『幸せ』 を手に入れる21の原則」 (著者 アーノルド・パテント 訳者 あさりみちこ 徳間書店)
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