早寝早起きを励行しましょう。
なぜなら、体内時計が早寝早起きのリズムに作られているからです。
これについて、精神科医の越智啓子さんは、著書 『すべてがうまくいく宇宙の法則 今が、ベストタイミング!』 (だいわ文庫) の中で、こう述べています。 (83頁〜84頁)
「 私たちの体は、早寝早起きのリズムに体内時計が作られています。
そのリズムが自然なので、それに乗っていると、うまく体も脳も作動してくれるのです。
同じ時間を使うのなら、効率のよい、自然のリズムに乗りましょう。
大切なことは、時間に追われる生活ではなく、時間を自由に、ゆとりを持って扱うことだと思います。
早起きのよさは、効率がよく肉体的にも精神的にも気持ちがよく、頭が冴えて仕事が速くできます。
ぜひ早起きも体験してみてください。
新鮮で明るい感覚が芽生えますよ!」
早起きを習慣にして人生が変わった人たちが沢山います。
『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』 (すばる舎) の著者 塚本亮さんは高校時代、偏差値30台、勉強できない、スポーツできない、やることといったらケンカばかりする問題児でしたが、高校2年時の停学処分をきっかけに『早起き』をするようになりました。
それ以降、勉強を朝のうちにすませるようになり、メキメキと成績を伸ばし、結果的に同志社大学に現役合格しました。
その後、ケンブリッジ大学の大学院に合格し、卒業後起業し現在英語教室を主宰しています。
同時通訳者で環境ジャーナリスト、セルフマネージメントコーチの枝廣淳子さんは、著書 『朝2時起きで、なんでもできる!』 (サンマーク文庫) の中で次のように述べています。 (17頁〜18頁)
「 思いつきで始めた『超朝型生活』ですが、これが想像以上に快適で、やめられなくなりました。
世に中も家族も眠っている静かな自分だけの時間は、何物にもかえがたいほど貴重です。
ぐっすり眠ったあとなので寝起きもよく、頭も働きます。」
西洋医学と東洋医学を統合した、早起き心身医学研究所所長の税所弘さんは著書 『朝型天運計画』 (三五館)で 『早起きの効用』 について次のように述べています。
「 私は、みなさんに早起きをすすめる際、『もしあなたが仮に、100日間、いつもより二時間早く起きることができ、その二時間を計画にもとづいてきちんと実践に活用できるなら、あなたは必ず、これから説明する効用を得ることができる』 と約束している。
その効用とは、主に次の八つである。
● 健康をとり戻すことができる
● ストレスが解消できる
● 何事にも積極的人間になれ、人生に目的ができる
● 脳細胞が活性化され、集中力が増す
● 家族や友人に対して素直になれる
● 朝ごはん前の時間が有効に使える
● 自分を変えることができる
● チャンスに恵まれ、『天運』つまり人生にツキがまわってくる 」
このように早寝早起きの効用は沢山あります。
私も励行しています。
午後8時頃寝て午前2時〜3時頃起きています。
目覚まし時計を使わず、体内時計で自然に起きるのがポイントです。
以前に比べて時間に流されている感覚はなくなりました。
『時間をコントロールできている。』
『1日をコントロールできている。』
『自分をコントロールできている』
という感覚を持てるようになりました。
医学博士・理学博士・農学博士で元スピール・ハーレ大学(ルーマニア)教授の佐藤富雄博士(1932年-2012年)は、著書 『成功してお金持ちになる魔法の口ぐせ』 (講談社+α文庫) の中で、早寝早起きは成功の絶対条件だとして次のように述べています。 (148頁〜150頁)
「 一日のスタートはとても大切な瞬間です。
今日一日、そして明日、もっと先の未来につながる大切な出発点と考え、すばらしい朝を迎えたいものです。
(中略) 快適に目覚めたければ、早起きのくせを身につけてください。
人間の体は本来、夜早く寝て、朝早く起きると快適に感じるようになっているからです。
これは、一日の中で、太陽と月と地球の運行に従って人間の体が変化していくためです。
こうした体の変化を、サーカディアン・リズムといいます。
私自身、四〇代で朝のジョギングをはじめたのをきっかけに、早寝早起きが習慣として身につきました。
五〇代に入ると、『人生が思うようになってきた』 と心から実感できるようになりました。
それまでもいろいろな望みはかなっていましたが、大きく人生が変わったのはこの年代なのです。
これには、良い口ぐせ、良い思考ぐせ、そして運動の習慣が身についたことはもちろんですが、早寝早起きも大きな役割を果たしたと確信しています。
夜の11時から2時の間に熟睡すると、副腎皮質ホルモンが分泌されて、ストレス下におかれた体の疲労を回復させてくれます。
このことは本で読んで頭では覚えていましたが、体で実感したのは早寝早起きを実践するようになってからです。
この時間にしっかり眠っていると、睡眠時間は五、六時間でじゅうぶんなのです。
逆に二時、三時まで起きていると、副腎皮質ホルモンのご利益がないので、疲れが取れず、老化が進んでしまいます。
もうひとつ、明け方近い時間になると、人間の体内には快楽ホルモンであるベータエンドルフィンが分泌されるようになっています。
これは気分を爽快にし、やる気を高めてくれるホルモンです。
この時間に眠ってしまっていると、せっかくのベータエンドルフィンの効果を利用することができません。
夜更かしと遅寝は、快適な状態をつくる天然のリズムを壊してしまっているのです。
昔から、優れた芸術を残した人は概して早起きだという話も聞いたことがあります。
これには心からうなずけます。」
早寝早起きは成功の絶対条件です。
あなたもぜひ早寝早起きを励行してください。
必ず、人生が好転します。
私が太鼓判を押します。
1日五分ずつ就寝時刻を早めるだけで意外と簡単に朝型に変わります。
スモールステップが大事です。
(結論)
『早寝早起きで積極人生に変えよう!』
『すべてがうまくいく宇宙の法則 今が、ベストタイミング!』(著者 越智啓子 だいわ文庫)
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『頭が冴える!毎日が充実する!スゴい早起き』 (著者 塚本亮 すばる舎)
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『朝2時起きで、なんでもできる!』 (著者 枝廣淳子 サンマーク文庫)
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『朝型天運計画』 (著者 税所弘 三五館)
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『成功してお金持ちになる魔法の口ぐせ』 (著者 佐藤富雄 講談社+α文庫)
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