西国三十三所巡礼 第五番札所 葛井寺
葛井寺は藤井寺市にあり、市名が由来でもあります
725年、聖武天皇の祈願で僧行基が創建し「古子山葛井寺」の
称号を得たとされています(他諸説あり)
ご本尊は、本堂安置の千手観音坐像(十一面千手千眼観世音菩薩)
胸元で合掌する2本の手を中心に1043本の大小の脇手があります
文字通り、千本の手を持つ千手観音です
多くの人々に救済の手を差し伸べるためにたくさんの手がついています
日本に現存する千手観音像としては最古のもののひとつで
毎月18日以外は開扉されない秘仏です
この日も厨子の扉は閉ざされておりました
境内の南に立つ朱色の南大門です
二階建ての楼門形式、三間一戸の門で、左右には仁王像が立ちます
南大門をくぐった先にある本堂です
葛井寺ご本尊の千手観音が安置されています
弘法大師の像です
御詠歌
まいるより 頼みをかくる 葛井寺 花のうてなに 紫の雲
よく「参るよりも願いだけ」と受け取られがちですが、花山法皇ご巡礼の折
一心に参ることにより観音様に懸ける願いは叶えられ、証に藤の花の棚引く様を
このご聖地にかかる紫の瑞雲に見て、お喜びと感動を詩にしました
一心にお願いする者を観音様は高貴な御姿で観て下さいます(西国巡礼慈悲の道より引用)
2023年09月13日
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