このお寺は槇尾山の中腹、標高500mに本堂があります
本堂へは、約1kmの急な階段の参道を登らなければなりません
ほぼ登山です
小学1年生の娘を連れての登山は本当に大変でした
小さい子を連れているからか
下山してくる方々が、「もう少しですよ 頑張って」と
声をかけてくれます
この寺の創建は550年ごろで日本ではかなり古いお寺です
役小角や行基菩薩らの山岳修行の場で、弘法大師が出家得度をした
お寺としても有名です
本堂には弥勒菩薩、文殊菩薩、千手観音が...
足腰を守ってくださる馬頭観音は後堂に安置されています
本堂からの景色
山が深いです
御詠歌
深山路や 檜原松原わけゆけば 巻の尾寺に 駒ぞいさめる
今から一千年少し前、花山法皇が三番粉河寺から桧原松原越えの山路に難儀され
とても施福寺にたどれないと思っていると、どこからともなく駒のいななきが
聴こえてくると大変力が出て勇気づけられ無事参拝できたということです
(西国巡礼慈悲の道より引用)