2020年11月03日
質量計算に比例式って、何かと便利!
こんにちは、YOSHIOです。
今回は化学変化の9回目、化学変化の質量計算です。
化学変化の中でも、
金属の酸化に注目した質量計算が
出題されやすいです。
特に、教科書等でも取り上げられている
(1) 銅の酸化
(2) マグネシウムの酸化
を説明していきます。
…計算に入る前に。
2つの物質が化合する時は、
一定の割合(比)の質量で反応する仕組みになっています。
これは、定比例の法則と呼ばれており、
高校化学でも学ぶことになります。
上記の銅やマグネシウムの酸化の場合、
銅:酸素:酸化銅 = 4:1:5
マグネシウム:酸素:酸化マグネシウム = 3:2:5
で反応する割合が決められていますが、
この比の数値を使って計算しようという内容です。
数字の組み合わせを間違えないようにしましょう。
必ず2つの数の和が5になる組み合わせになっていますね。
※ 比を色分けしたのは、下記の例題で
分かりやすく工夫加工したものです。
そこで、銅の酸化における質量計算の例題を説明しますね。
出題に違いはあっても、
質量比と問題条件で比例式を作ります。
例)1.2gの銅を加熱すると、何gの酸素と化合するか。
問題から、銅と酸素を使うので、
質量比・銅:酸素=4:1
問題条件・銅:酸素 = 1.2:x より、
比例式を作るので、
4:1=1.2:x を解いて、x= 0.3g
例)6.0gの銅を加熱して得られる酸化銅は何gか。
問題から、銅と酸化銅を使うので、
質量比・銅:酸化銅=4:5
問題条件・銅:酸化銅 = 6.0:y より、
比例式を作るので、
4:5=6.0:y を解いて、y=7.5g
例)3.5gの酸化銅を得るためには、何gの酸素が必要か。
問題から、酸素と酸化銅を使うので、
質量比・酸素:酸化銅=1:5
問題条件・酸素:酸化銅=z:3.5 より、
比例式を作るので、
1:5=z:3.5 を解いて、y=0.7g
物質の質量比=問題条件を使用した比
で比例式を作るだけです。
同様に、マグネシウムの酸化における
質量計算の例題も1つ挙げてみましたが、
上記の銅の場合と同じです。
例)1.2gのマグネシウムを加熱すると、何gの酸素と化合するか。
問題から、マグネシウムと酸素を使うので、
質量比・マグネシウム:酸素=3:2
問題条件・マグネシウム:酸素 = 1.2:x より、
比例式を作るので、
3:2=1.2:x を解いて、x= 0.8g
銅からマグネシウムに変わっても、
質量比が変わるだけで、
基本的な解き方は同じです。
そのため、必要な数字を使って比例式を作りますが、
問題文書をよく読んで比例式を組み立てることには
注意しましょう。
(…いつになくカラフルになりましたが、
式の対応のさせ方に注意してくださいね。)
では、質量計算のポイントを2つ。
@ 化合する質量比は和が5になる組み合わせ
A 化合の質量計算は比例式を作ること
…これにて、中2理科の化学分野の基本は
いったん終了になります。
長丁場、本当にお付き合いありがとうございました!
暗記や計算の量が一気に増えましたが、
無理は禁物です!
自分のペースでゆっくりでいいので、
内容のポイントを外さないように、
コツコツ積み重ねていきましょう。
文章から比例式を作るコツをつかんで、
質量計算、頑張ってみませんか?
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
今回は化学変化の9回目、化学変化の質量計算です。
化学変化の中でも、
金属の酸化に注目した質量計算が
出題されやすいです。
特に、教科書等でも取り上げられている
(1) 銅の酸化
(2) マグネシウムの酸化
を説明していきます。
…計算に入る前に。
2つの物質が化合する時は、
一定の割合(比)の質量で反応する仕組みになっています。
これは、定比例の法則と呼ばれており、
高校化学でも学ぶことになります。
上記の銅やマグネシウムの酸化の場合、
銅:酸素:酸化銅 = 4:1:5
マグネシウム:酸素:酸化マグネシウム = 3:2:5
で反応する割合が決められていますが、
この比の数値を使って計算しようという内容です。
数字の組み合わせを間違えないようにしましょう。
必ず2つの数の和が5になる組み合わせになっていますね。
※ 比を色分けしたのは、下記の例題で
分かりやすく工夫加工したものです。
そこで、銅の酸化における質量計算の例題を説明しますね。
出題に違いはあっても、
質量比と問題条件で比例式を作ります。
例)1.2gの銅を加熱すると、何gの酸素と化合するか。
問題から、銅と酸素を使うので、
質量比・銅:酸素=4:1
問題条件・銅:酸素 = 1.2:x より、
比例式を作るので、
4:1=1.2:x を解いて、x= 0.3g
例)6.0gの銅を加熱して得られる酸化銅は何gか。
問題から、銅と酸化銅を使うので、
質量比・銅:酸化銅=4:5
問題条件・銅:酸化銅 = 6.0:y より、
比例式を作るので、
4:5=6.0:y を解いて、y=7.5g
例)3.5gの酸化銅を得るためには、何gの酸素が必要か。
問題から、酸素と酸化銅を使うので、
質量比・酸素:酸化銅=1:5
問題条件・酸素:酸化銅=z:3.5 より、
比例式を作るので、
1:5=z:3.5 を解いて、y=0.7g
物質の質量比=問題条件を使用した比
で比例式を作るだけです。
同様に、マグネシウムの酸化における
質量計算の例題も1つ挙げてみましたが、
上記の銅の場合と同じです。
例)1.2gのマグネシウムを加熱すると、何gの酸素と化合するか。
問題から、マグネシウムと酸素を使うので、
質量比・マグネシウム:酸素=3:2
問題条件・マグネシウム:酸素 = 1.2:x より、
比例式を作るので、
3:2=1.2:x を解いて、x= 0.8g
銅からマグネシウムに変わっても、
質量比が変わるだけで、
基本的な解き方は同じです。
そのため、必要な数字を使って比例式を作りますが、
問題文書をよく読んで比例式を組み立てることには
注意しましょう。
(…いつになくカラフルになりましたが、
式の対応のさせ方に注意してくださいね。)
では、質量計算のポイントを2つ。
@ 化合する質量比は和が5になる組み合わせ
A 化合の質量計算は比例式を作ること
…これにて、中2理科の化学分野の基本は
いったん終了になります。
長丁場、本当にお付き合いありがとうございました!
暗記や計算の量が一気に増えましたが、
無理は禁物です!
自分のペースでゆっくりでいいので、
内容のポイントを外さないように、
コツコツ積み重ねていきましょう。
文章から比例式を作るコツをつかんで、
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