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2021年03月02日

特別A:生物分野の補足内容です。<その1>

こんにちは、YOSHIOです。
今回は特別編2回目で、
指示薬と役割(デンプンと糖)です。

…デンプンと糖、久々ですね。
2020年11月13日ブログ
「消化・分解・吸収!Part.1」
を復習
しておくことをおすすめします。


今回の補足内容は、
テストでも出題されやすい実験で、
だ液の働きを確かめる内容です。

準備するのは4本の試験管ですが、
A:40度のデンプンのり
B:40度のデンプンのり
C:40度の水
D:40度のだ液

準備ができたら、
A+C:40度のデンプンのり
B+D:40度のデンプンのりだ液
にそれぞれ合わせます。


では、
(1) A+Cの試験管はどうなるか?
(2) B+Dの試験管はどうなるか?

について、説明します。
ここで、改めて確認しておきたいことは、
zoki4.jpg
であり、
デンプンにアミラーゼを加えると、
ブドウ糖に変化
することです。




(1) A+Cは、デンプンのりなので、
少し薄まるだけで、何も起こりません

言いかえると、A+Cの試験管は、デンプンのままです…。
ちなみに、ヨウ素溶液を加えることで、
青紫色に変化
します。


(2) B+Dは、デンプンのりだ液なので、
変化が起こります。

上表にもあるように、
だ液には、消化酵素であるアミラーゼを含みます。
すなわち、
だ液のアミラーゼの効果で、
デンプンは糖に分解されます。

そこで、分解されたかどうかを確認する方法ですが、
指示薬としてベネジクト溶液を使います。
ベネジクト溶液は、糖に反応して赤色に変化します。
そのため、B+Dの試験管は糖に変化するので、
ベネジクト溶液を加えると、
赤色に変化
することを知っておきましょう。



今回は、ポイントをまとめておきますね。
デンプンと糖のポイントは2つ。
@ デンプン+水=デンプン:ヨウ素溶液で青紫色
A デンプン+だ液=糖:ベネジクト溶液で赤色


ちなみに、
少し難しい問題の場合は、
デンプンのりではなく、
ニワトリの肝臓を用いた問題
があります。
今回と方法はよく似ていますが、
紛らわしい部分もあり…少し難しいです。

改めて、説明する機会を作りたいと
考えていますので、
少々お待ちください。



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YOSHIO
15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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