2020年12月17日
水蒸気量は割ったり、引いたり。<グラフバージョン>
こんにちは、YOSHIOです。
今回は空気中の水分の4回目、湿度の計算です。
前回までの表バージョンをベースに、
今回はグラフバージョンを解説していきましょう。
※ 問題は、表バージョンと同じです。
例)下図は、気温と飽和水蒸気量の
関係を示している。
グラフになったとたんに、
難しく感じるのも無理はないです…。
ただ、グラフのポイントを2つだけ押さえれば、
表と同じ解き方ができますからね。
(1) グラフ上=飽和水蒸気量になる
グラフ上の数字に注目すると、
横軸:10℃ のとき、 縦軸:9.4g
横軸:20℃ のとき、 縦軸:17.3g
横軸:30℃ のとき、 縦軸:30.4g
という具合に、グラフ上の数値が、
下表と一致していますよね。
この条件は変わらないので、
グラフ上=飽和水蒸気量で押さえておきましょう。
(2) グラフ上に書き込む
…ただ、指示するのは簡単ですが、
実際に問題を解くとなると、
グラフを上手に使いたいものです。
そこで、下のように、
グラフを活用してみるのもおすすめです。
前回の例題で解いてみましょう。
(1) 気温30℃で、空気1中に
9.4gの水蒸気を含む時の湿度はいくらか。
小数第2位で四捨五入せよ。
グラフでのポイントは、
・気温〇℃で → 〇℃のグラフ上に注目する
・△の水蒸気 → △分だけグラフに書き込む
です。実際、グラフに合わせると、
こんな感じです。
問題の条件に沿ってグラフに書き込むと、
湿度は、青棒のうち黄棒で占める割合
になります。
湿度を求めるので、
計算方法は、△×100÷〇 であり、
9.4 × 100 ÷ 30.4 = 30.92… → 30.9%
(3) 気温20℃で、空気1中に
10.5gの水蒸気を含む時、
あと何gの水蒸気を含めるか。
(1) とよく似た文章問題なので、
同じようにグラフに書き込んでみます。
計算方法は、緑の←→部分を引き算で求めます。
17.3 − 10.5 = 6.8g
(5改) 気温20℃の状態から、
10℃まで気温が下がった。
1で何gの水滴ができるか。
(1)(3) と違い、
(5) は、20℃から10℃へ温度が変化します。
水蒸気量の条件がなければ、
そのままグラフ上から考えてみましょう。
もちろん、飽和水蒸気量で大丈夫です。
緑に当たる部分を引き算で求めましょう。
17.3 − 9.4 = 7.9g
では、グラフによる湿度計算のポイントは3つ。
@ グラフ上は、飽和水蒸気量である
A グラフに条件をドンドン書き込む
B 計算は湿度の時だけ割り算で考える
グラフで出題されても、
難しく考えなくて大丈夫です。
数字で整理された表か、
変化が見やすいグラフかで
表現が違うだけです。
文章をよく読めば、
計算方法はどちらの出題でも同じです。
表・グラフの読み方に慣れていけば、
コンプレックスも和らいでいきますからね。
変化量を目で見て分かりやすくして、
湿度計算、頑張ってみませんか?
≪コメント記入≫
感想や質問など、気軽にコメントしてOKです。
・お名前:ペンネームでOK
・コメント
を記入するだけで構いませんからね。
今回は空気中の水分の4回目、湿度の計算です。
前回までの表バージョンをベースに、
今回はグラフバージョンを解説していきましょう。
※ 問題は、表バージョンと同じです。
例)下図は、気温と飽和水蒸気量の
関係を示している。
グラフになったとたんに、
難しく感じるのも無理はないです…。
ただ、グラフのポイントを2つだけ押さえれば、
表と同じ解き方ができますからね。
(1) グラフ上=飽和水蒸気量になる
グラフ上の数字に注目すると、
横軸:10℃ のとき、 縦軸:9.4g
横軸:20℃ のとき、 縦軸:17.3g
横軸:30℃ のとき、 縦軸:30.4g
という具合に、グラフ上の数値が、
下表と一致していますよね。
この条件は変わらないので、
グラフ上=飽和水蒸気量で押さえておきましょう。
(2) グラフ上に書き込む
…ただ、指示するのは簡単ですが、
実際に問題を解くとなると、
グラフを上手に使いたいものです。
そこで、下のように、
グラフを活用してみるのもおすすめです。
前回の例題で解いてみましょう。
(1) 気温30℃で、空気1中に
9.4gの水蒸気を含む時の湿度はいくらか。
小数第2位で四捨五入せよ。
グラフでのポイントは、
・気温〇℃で → 〇℃のグラフ上に注目する
・△の水蒸気 → △分だけグラフに書き込む
です。実際、グラフに合わせると、
こんな感じです。
問題の条件に沿ってグラフに書き込むと、
湿度は、青棒のうち黄棒で占める割合
になります。
湿度を求めるので、
計算方法は、△×100÷〇 であり、
9.4 × 100 ÷ 30.4 = 30.92… → 30.9%
(3) 気温20℃で、空気1中に
10.5gの水蒸気を含む時、
あと何gの水蒸気を含めるか。
(1) とよく似た文章問題なので、
同じようにグラフに書き込んでみます。
計算方法は、緑の←→部分を引き算で求めます。
17.3 − 10.5 = 6.8g
(5改) 気温20℃の状態から、
10℃まで気温が下がった。
1で何gの水滴ができるか。
(1)(3) と違い、
(5) は、20℃から10℃へ温度が変化します。
水蒸気量の条件がなければ、
そのままグラフ上から考えてみましょう。
もちろん、飽和水蒸気量で大丈夫です。
緑に当たる部分を引き算で求めましょう。
17.3 − 9.4 = 7.9g
では、グラフによる湿度計算のポイントは3つ。
@ グラフ上は、飽和水蒸気量である
A グラフに条件をドンドン書き込む
B 計算は湿度の時だけ割り算で考える
グラフで出題されても、
難しく考えなくて大丈夫です。
数字で整理された表か、
変化が見やすいグラフかで
表現が違うだけです。
文章をよく読めば、
計算方法はどちらの出題でも同じです。
表・グラフの読み方に慣れていけば、
コンプレックスも和らいでいきますからね。
変化量を目で見て分かりやすくして、
湿度計算、頑張ってみませんか?
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を記入するだけで構いませんからね。
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