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posted by fanblog

2020年11月29日

無意識の時って、頭で考えてないよね。

こんにちは、YOSHOIです。
前回ブログの動画利用案内にお越しくださった皆様、
本当にありがとうございました!

ブログだけでなく、勉強等にプラスになる形で
提供を続けてまいりますので、
これからもよろしくお願いします!


今回は神経系の3回目、反応と反射です。
2回目までに、感覚器官と役割などについて
まとめてきました。
今回は、前回からのつながりで、
中枢神経と末梢神経の両方に関わる
反応について
説明していきましょう。


では、前回の復習から。
神経系には中枢神経と末梢神経の
2種類がありました。

sinkei3.jpg

中枢神経には、刺激や命令の中心である
脳やせきずいが当てはまります
末梢神経には、五感による刺激や命令による動きを
伝える感覚神経や運動神経が当てはまります


そこで、今回は刺激を受けて反応に至るまで、
どのような経路をたどるのか
を説明します。


…ただ、始める前に、確認です。
脳は、頭にありますよね。
せきずいは、どこにあるでしょうか?

せきずいは、脳のように一部分ではなく、
頭から首・背中に向かって伸びる背骨に
張りめぐらされた神経の束のようなもの
です。
基本的には、背骨の中を通っているものであり、
脳とつながった重要な神経と思っても良いでしょう。



それでは、刺激と反応の具体例で確認です。

sinkei4.jpg

日常である具体例の場合、
感覚器官:体 が、
感覚神経:寒さ           を感じて、
せきずい→脳:「寒い!」      と伝わり、
脳→せきずい:「コートを着よう!」 と命令し、
運動神経:コートを着る       よう伝える
というものです。
…いつも、瞬時にこのようなことが
行われているのが、
この分野を教える度にすごい!と感じます。。。



ただ、無意識に体が反応して動いてしまう場合
ありますよね。
例えば、、、
道を歩いている時に転んで、とっさに手をついた。
…このような場合、急に起こったことは、
無意識の行動になります。

無意識の行動は、頭で考えている時間はないですよね。
このように、刺激に対して無意識のうちに行動すること
反射といいます。



それでは、前に説明した、
・刺激に対する反応  と
・無意識に起こす反射  では
何が違うのでしょうか?


・刺激に対する反応の経路は、
sinkei6.jpg


一方の、・無意識に起こす反射の経路は、
sinkei7.jpg

よく見比べると、
経路はよく似ていますが、
反射の方は脳をたどっていません
反射は、無意識の行動であり、
頭で考えている余裕がないので、
脳を通らずにせきずいでストップです。
この違いはかなり重要です。



では、反応と反射のポイントを3つ。
@ 反応:感覚神経→せきずい→脳→せきずい→運動神経
A 反射は、無意識の反応
B 反射:感覚神経→せきずい→運動神経

2つの経路を扱いましたが、
脳を使う・使わないだけの違いなので、
あまり神経質にならなくて大丈夫ですからね。
経路の違いと無意識であることに注意して、
反応と反射、頑張ってみませんか?


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YOSHIO
15年近く塾などで勉強を教えてきて身に付けたことを、 ブログを通して伝えられたらと思い、投稿を始めてみました。 主に苦手な子が多い中学理科を基本から分かりやすく、ポイントを伝えていけるよう勧めていきたいと思っています。
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