休み明けの初日はどうしても気分が落ち込みがち。
人は嫌なことは思い出しやすく、楽しいことは忘れてしまいがちです。
毎日365日の中、嫌な事ばかりではないはずなのに、楽しいと感じたことはすぐには思い出さないのです。
人の構造上、危険を察知するという能力が備わっています。そのせいで、嫌なことを回避するということから、嫌なことは心に残りやすいのでしょう。
月曜日の嫌な気持ちの軽減法
1:先の事は考えない
日曜日の夜や月曜日の朝に、これから先の事を考えてしまう、そんな人は多いものです。
会社でこれから行う事、学校でこれからやること、これからやらなくてはならない苦痛なことを考えれば気分は落ち込んでしまいます。
学校に行くんだ、会社に行くんだということ以外は考えないようにしましょう。
たんなる毎日のルーティーンをこなすだけ!そう考えましょう。
2:楽しいことを思い出す
ほんの少しの嬉しかったことや楽しかったことが誰にでも一つや二つはあるはずです。
それを思い出し、今日もいいことがあるかもしれない。
前向きな考えは運気も上げてくれるので、良いことだけを考えましょう。
自分の都合の良いように想像してみるのもいいでしょう。
3:仕事や学校終わりに楽しみを作る
学校や会社が終わった後、楽しみがあるとその日い日を過ごすこともそんなに苦痛にならなくなります。
終われば楽しみが待っている、終わればこの後好きなことをする、それだけでも朝の気分は変わってきます。
何か趣味を持つのもいいでしょう。代り映えのしない毎日は苦痛なものです。
そこに新しい何かを加えることで、毎日に彩ができ楽しむことができるのです。
4:達成感を楽しむ
その日にこなすことの目標を決めることで、それを行えた時の達成感を味わうことができます。
人にとって達成感は気持ちの向上心を高めてくれます。
簡単な事でもいいので、今日はこれができたらOKと目標を立ててみてください。
難しくないことにしましょう。
それだけでも、月曜日という日に落ち込む気持ちを半減することができます。
すべては気持ちをどのように上向きにするかなのです。
落ち込みやすい人がやりやすいこと
・根に持ちやすい
嫌なことがあると、いつまでもそのことに執着して気持ちの切り替えをしない
・1日のメリハリがない
1日にメリハリがなく、だらだらと過ごしている
・人を非難する
自分の事は棚に上げて、人のあらばかり探す
・物事を悪いほうに考えがち
どんなことでも悪いほうに物事を考えてしまう
・先の未来を考えない
現在の状況のみに焦点を当ててしまい、それが世界のすべてだと思い込みやすい
このような事をしている人は、行動や思考を変えるだけで毎日の状況も、あなたを取り巻く人の対応も変わっていきます。
思考の転換
この世界は、いろいな考えの人が交わり形成されています。
自分を中心に物事を考えると、腹の立つことが多くなります。
人を非難するのではなく、この人はこういう考え方をするのだという風に相手の気持ちを考え、想像することでも毎日は変化をしていきます。
若者の自殺も増えています。自分だけの事を考える人は、苦しくなってきてしまうでしょう。
今の状況を嘆くだけでは何も変わりはしないのです。
変わらないものはこの世に存在しません。嫌なことも変化していきますし、楽しいことも終わりがあります。
その変化を楽しむ気持ちも必要でしょう。
学校は永遠に続きませんし、職場が自分に合わなければ転職することもできます。
辛い時には立ち止まることも必要です。
何事も大げさに考えず、余裕を持つ心の広さを持つことが大事でしょう。
楽しみを増やすこともいいかもしれません。
物事にとらわれず、変化を楽しみ、自分を信じることで環境も人とのかかわりも変わってくることでしょう。
今は永遠には続かないということです。