あなたが感じる感情というものがあります。それを目で見ることはできません。それでも感情は存在しています。目に見えないから存在しないということはないのです。
この世界は幾層にも分かれている!
人は死んだらあの世に行くといわれていますが、あの世とはどこを指しているのでしょう。
子供のころは天国は空高いところにあると思っていましたし、地獄は地下のマグマのあるような場所にあるのだと想像していました。
成長するに従い、空の先には宇宙があり天国はないことを知りますし、地下にも地獄はありません。
では、天国も地獄もないのかと思いますが、亡くなった人はどこへ行くのだろう?という疑問にぶち当たってしまいます。
幽霊は亡くなった人の事ですよね。では、幽霊はどこで感じたり、見たりするのでしょう。
この世界ですよね。つまり、あの世はこの世界に存在しているという考え方なのです。
共存しているわけではありません。同じ世界に存在していても次元が違っていればその存在を認知することができないということです。
この世界は私たちが存在している次元のみが存在しているわけではなく、いくつもの次元が層のようになっているのではないでしょうか。
次元の存在は11次元まであるともいわれている
私たちが認識できるのは3次元までですね。4次元も5次元も話に聞いてもその存在は証明されてはいません。
また、この世のものは皆波動があるといわれています。
波動の違いで、目で認識できないこともあります。高次元に存在するものを肉眼で見ることはできないというわけです。
この地球が幾重にも重なった次元の層の世界であるとしましょう。
私たち人間は3次元に生きています。
3次元のものは目に見えるので私たちが日ごろ目にしている世界になります。
そこに違う次元が存在していますが、空間の層が違うために私たちが別の次元の人と遭遇することはできません。
普通の人が幽霊を見ることが出来ないのは、次元が違う存在だからということではないかと思うのです。
時空の歪み、または次元の裂け目がそこらに存在していて、時に私たちは不思議な体験をしてしまうことがあります。
それが不思議な体験をした人の体験談などで語られることもあります。
そのような不思議な体験は、生涯体験しない人もいますし、偶然体験してしまう人もいるのでしょう。
幽霊の存在
亡くなった人を見たという話は結構あります。
亡くなったからといって、その存在が影も形も消えてしまうということではないようです。
しかし、私たちには見えない存在になってしまいますよね。
これは存在しないのではなく、次元の違いで見ることができないということではないでしょうか。
なくなって間もないころはこの世界に波動の違う形で存在していて、天国に行くというのは別の次元の層に移行するということだと思うのです。
この世に天国はあるものの、次元が違うためにその世界を垣間見ることはできません。
また、天国もさらに多くの階層に分かれているために、別次元同士の魂はその存在を確認することが出来ないのでしょう。
この次元が低いほうを地獄と呼び、高い方を天国と呼んでいるのかもしれませんね。
この魂の存在を本来の私たち人間の形とするならば、すでに私たちは永遠の命を手にしているといっても過言ではないでしょう。
不思議な世界を体験した人たち
現在自分が生きている世界とは違う世界に迷い込んだ人の体験談を時々読むことがあります。
これらがすべて、パラレルワールドかはわかりません。
別の次元の世界を体験したのか、分離した世界と接触してしまったのか証明は難しいところです。
いくつか不思議な体験談をご紹介します。
すべてが違う世界
41歳の女性が朝目を覚ますと違和感を感じます。
自分がいつも寝ているベッドのシーツの色が違っているのです。
何かおかしいと感じながらも彼女は仕事に出かけます。
すると、会社で会う人が知らない人ばかりか、自分の名前も変わってしまっているのです。
これはどういうわけなのか?
彼女は混乱して、自分がおかしくなったのではないかと病院で診てもらいます。
結果、どこにも異常は見受けられないということでした。
不安が続く中、会社に休みをもらい彼氏に電話をして助けてもらおうとします。
しかし、そこに彼氏の存在が消えてしまっているのです。存在さえが初めからないのです。
困惑した彼女は元カレに連絡を取ります。
すると元カレとは別れていない状況で、現在の彼氏であることがわかります。
7年前に分かれたといった出来事がこの世界ではなくなっていたのです。
彼女の体験はまさに、もう一つの世界、パラレルワールドに来てしまったかのような体験です。
霧の中に浮かぶ過去の世界
その日夫婦はドライブをしていました。
その日は朝から快晴でとても良い天気でした。
それなのに、ある地点から霧が発生してきたのです。
おかしなこともあるなと、そのまま走っていると霧はどんどん深くなっていきます。
すると何やら周りの景色に違和感を覚えます。
先ほどまで走っていた道と異なり、どんどん田舎のような景色に変わっているのです。
しかも、その景色は現代というよりはまるで時代劇に出てきそうな農村の風景でした。
びっくりしてパニックになりかけた2人でしたが、徐々に霧が晴れるのと同時に周りの風景がもとに戻ってきたためにホッとしたようです。
過去へタイムスリップをしてしまったのか、その土地に残る記憶なのかはわかりません。
このような場合によく聞くのが霧の存在ですね。霧には何かの作用があるのでしょうか。
亡くなった母
彼氏の母親が亡くなり、お葬式に出ることになりました。
お葬式も無事に終わり、何気に彼の母親が住んでいた屋敷の庭を動画で撮影していました。
親類なども帰宅し、ほっとした時間に昼間撮影した動画を再生してみることにしました。
彼氏にとっては幼いころに過ごした懐かしい屋敷と庭の風景です。
再生してみるとなぜか庭を撮影した動画だけ変に画像が荒いのです。
よく見るとそこに若い女性が写っています。
彼女は近づくと「心配しないで。私は大丈夫。」といっていることに気が付きます。
ニコニコとした素敵な笑顔の女性は彼氏の亡くなった母の若かりし頃の姿でした。
亡くなって肉体は消えても魂は存在しつづける、だから、心配はいらないと彼女は伝えたかったのでしょう。その動画は徐々に彼女の姿だけが消えて、ただの庭を写した動画に変化してしまいました。
人は亡くなっても魂は残り、自分が本来、存在する次元に戻っていくのでしょうか。
世界は空間でしかなく宇宙もその一部
私たちが生きているこの空間は、単に3次元の空間であり、宇宙もその中の一部でしかないのではないでしょうか。その空間にいくつもの層があり、そこに次元の違う世界が存在している。
宇宙は果てしないというが実際は小さいのかもしれない。小さな空間に映し出されたものがそこにあり、その先など存在しないのかもしれない。
見えない世界は重なり合い、すれ違ってもわからないだけなのかもしれません。たまに次元の狭間や切れ目が現れた時、そこに偶然居合わせてしまった人が不思議な出来事を体験してしまうのかもしれませんね。