2010年05月09日
松井秀、決勝打で日米通算1500打点達成!
マリナーズ−エンゼルス(8日=日本時間9日、シアトル) エンゼルスの松井秀喜外野手(35)は「5番・指名打者」で先発出場。四回の第2打席、一死走者なしの場面で19打席ぶりとなる左前打を放った。さらに延長十回一死一、二塁の場面で左前打を放ち1打点を挙げ、日米通算1500打点を達成した。これが決勝打となり、試合は4−3でエンゼルスが勝ち2連勝。マリナーズは8連敗となった。
松井秀は二回の第1打席は中飛に倒れたが、四回の第2打席に実に19打席ぶりとなる左前打を放った。六回の第3打席は左飛、八回の第4打席は中飛だった。試合は3−3の同点で延長戦に突入。十回一死一、二塁でむかえた第5打席にフルカウントから左前打を放ち、二塁走者が還り日米通算1500打点を達成した。松井秀は記録まであと「1」で7試合足踏みした後、ようやく節目の数字に到達した。
マリナーズのイチロー外野手(36)は「1番・右翼」で先発出場。三回の第2打席に二塁内野安打、五回の第3打席に左翼線へ2点適時三塁打を放ち、マルチ安打をマーク。七回の第4打席は遊ゴロ、九回の第4打席は四球だった。試合は4−3でエンゼルスが延長戦を制し2連勝、マリナーズは8連敗を喫した。
松井秀の話
「ああいう場面で打てたのはうれしい。逆方向だったが、ライナーのいい打球が飛んだ。いい打撃だったと思う。(1500打点は)長くやってきたということだけです。ランナーがいる場面で回ってくるような打順を長い間打っている。今までのチームメートの力だと思う。自分で打ってホームベースを踏んだのは本塁打でしかないのだから。後はまた積み上げていくだけです。
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