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2020年01月31日

サッカーに執着し過ぎてませんか?

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 サッカーに執着し過ぎてるかな・・・って子供は確かにいます。

 どちらかと言えば、息子もそっち系でしょうか。(笑)

 ただ、一時は「もうサッカーは十分やったから・・・高校になったらサッカー辞めて別の部活に入る」なんて言っていた時期もあって・・・今は、それ程執着している風でもないみたいなんですけどね。

 一方で、サッカーに執着し過ぎる親御さんも確かに存在している訳で・・・どちらも、ちょっと考え物なのかも知れないな〜って思う事もしばしばなんです。(^^;



 子供達にとって、サッカーなんて数ある遊びの中の1つに過ぎません。

 その本気度には、それぞればらつきが見て取れますけどね。

 どんな遊びでも本気で、ムキになれる間はそれなりに面白いし、楽しいものなんです。

 しかし、在る時突然・・・飽きてしまう事ってどうしても在る訳なんですよね。



 子供の遊びなんてそんなものなんです。

 カードゲームにしても、TVゲームにしても、飽きてしまうのは、仕方の無い事なんですよね。

 サッカーも然りです。

 何時までもサッカー熱にうなされている子達ばかりではないのですね。



 これは、親御さん達にとっても同じ事が言えます。

 子供の遊びを熱心に観ている時期もあれば、興味を失ってしまう時期だって当然在る訳で・・・それも仕方の無い事なんです。

 親だから・・・って強迫観念にも似た感情だけで、子供達の遊び(サッカー)と関わって行くって・・・何かの罰ゲームなんでしょうか?

 そう言う関わり方って、ストレス以外の何物でもないんじゃいかと・・・そんな風に思うのです。



 子供がサッカーを辞める理由なんて、飽きたから・・・それ以上でもそれ以下でも無い事の方が多いのだろうと思います。

 飽きたの内訳はね〜それぞれ違うんでしょうけど・・・。

 ただ、サッカーを遊びとして続けるのが正直キツくなったと言う事だけは確かなんだろうと思うのです。

 なら、「辞めたって良くねっ?」って言うだけの話なんですよね。



 そう言う子供達の声に中々首を縦に振ってくれない親御さんがいるんです。

 どうしても続けさせたい・・・そう考えている親御さんて思いの外多いんですよね。

 親御さんの方が、サッカーに対して変に執着してしまっている・・・そんな感じなんです。

 楽しかった時期の記憶がそうさせている・・・と言う訳でもなさそうなんですけどね。(^^;



 投資した分が損益に繋がると考えてしまうから・・・なんでしょうか?

 でも、続けさせてもおそらく・・・もう何も得る事は出来無いのかなって思うんですよ。

 もう、子供の心がサッカーに向いていないんですもの。

 そんな状態でも続けさせますか・・・って話なんです。



 特にジュニアの時代にサッカーが全てなんて生き方を刷り込む必要性って無いですよね?

 全く他のスポーツを知らないで、大人になって行くって・・・それも又不幸な話なんだろうと思うのです。

 他のスポーツを知っているからこそ、サッカーとの違いが分るし、その楽しさが再認識できる事ってあります。

 スポーツ以外でも、興味を持って取り組める事なら何だって、その子の血肉になって行ってくれる物の筈なんです。



 もしも、お子さんがサッカーを離れたいって言って来たら・・・その気持ちを大事にしてあげて欲しいかなって思います。

 サッカーを指導する側の人間がこんな事を言うのは少し変なのかも知れませんけどね。(^^;

 サッカーなんて唯の遊びです。

 そんなものに親の方が執着して子供を縛り付ける様な真似はして欲しくないかな・・・ってそう思います。
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2019年12月30日

不公平を楽しむ・・・

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 世の中不公平に決まってます!

 これは、誰でも経験的に知っている事の筈なんですが・・・こと、我が子のサッカーの事となると・・・どうもそんな事を忘れてしまう方も少なからずいる様でして・・・。(^^;

 子供以上に親の方が、凹んだり、騒ぎ出したり・・・と、まぁ醜態をさらしてくれる訳なんです。

 ただ・・・考えて欲しいんです・・・不公平って子供にとって本当に悪い事なんだろうか・・・って。



 もちろん、理想論を言えば公平である事が望ましいのだろうとは思います。

 しかし、世の中がそうなっていないのには何か理由が在るのかも・・・って、そう思いませんか?

 上も下も無く、皆が等しく公平に扱われる世界・・・想像してみて下さい。

 おそらくですが・・・多くの人がその世界をつまらない物だと思うんじゃないかと思うんですよね。



 だって、目指すべき人も見当たらないし、見ていて優越感を感じられる人もいないんです。

 この国が長い間、資本主義や民主主義でやってこれたのは、不公平を楽しみたかったから・・・なんじゃ無いかと思うんですよね。

 人間の内面には、悲しいかな差別したい、されたい欲求が在るのだと思うのです。

 日本のスポーツ界にはそれが色濃く残っているとは言えますかね。



 そして、そのスポーツ界が日本の社会の縮図でもある訳なんです。

 だから、社会に出たら理不尽な言動の洗礼を沢山受ける事になるから・・・と言う理由で、子供の内から慣れさせなきゃ・・・なんて言う人もいるくらいなんですね。(^^;

 そこに、改善して行こうと言う発想は皆無なんです。

 思考停止・・・なんでしょうか?



 ただ、忘れてはいけない事なんですが・・・過去のそう言う経験が、今役に立っていると考えている人も相当多いと言う事なんです。
 
 世の中のシステムが変わらない以上、円滑な社会生活を送って行く為に・・・子供の内から心身共に鍛え抜く必要があると考えている人も少なくないんですよね。

 そして、それは間違っているとも言い難い訳でして・・・この辺が理想と現実とのギャップが中々埋まって行かない原因なんだろうと思うんですよね。

 まぁ、理屈じゃ無いんですよね・・・そう言う世の中(国)に生きていると言うだけなんです。



 受け入れるのか、拒絶するのか、革命を起こすのか・・・それは、人それぞれの考え方が在るのだろうと思うのですが、どうせなら・・・その状況を楽しみたいものです。

 腹立たしい事も在るし、天狗になれる様な事もあるのかも知れません。

 打ちひしがれる様な事も在るかも知れませんし、途方にくれる事も在るかも知れません。

 ただ、そのどのシーンにも我が子が中心にいて、我が子を通して世の中の一面を垣間見ているとも言えそうなんですね。



 サッカーに限らず、スポーツ界そのものが日本の社会の縮図なのかも知れないんですよね。

 不公平を叫ぶ声が多きくなって来たのは、世の中の流れそのものの様な気もします。

 ブラック・・・そんなキーワードがここ数年話題となっている事とも無関係では無さそうなんです。

 今迄は、見て見ぬ振りをして来た事なんですけど・・・世の中が上手く回らなくなって来たんでしょうね・・・現状に閉塞感を感じる人が増えて来たと言う事でもあるのかなって思います。



 過渡期と言う奴なのかも知れません。

 時代が、世の中が変わり始めている・・・そう言った胎動も感じられる様な気もしないではありません。

 その流れが良い物かどうかは分かりませんが・・・。

 ただ、どんな状況も楽しめる心のゆとりを持てたら・・・って子を持つ親としては思わないでもありません。




 親としての自分はもちろんなんですが・・・実際にその世界に身を置く子供達にこそ、どんな状況下でも現状を楽しめる・・・絶望しない逞しさとでも言いますか・・・そう言う気持ちの部分での強さを育んで貰えたら嬉しいのですがね。

 上手く行かない事の方が多いんでしょうけど・・・ピンチはチャンスなんて言葉もありますしね。

 『地獄極楽は心に在り』なんて諺も在るように・・・考え方次第の所も確かに在るんですよね。(^^;

 不公平だと感じてしまう時であっても、その状況を楽しめる術を身に付けられれば・・・やがて訪れるかも知れない超格差社会も随分、生きて行くのが楽になれそうな・・・そんな気が漠然とですがするんですけどね。(^-^)b
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2019年12月12日

ガミガミ言われないと出来ないよ〜!

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 試合中にガミガミ口煩く言われるのって、普通は嫌がる物なんだろうと思います。

 でも、そう言う事が常態化してしまうと逆に・・・何も言われないと不安になってしまい、調子が狂ってしまう事がある様なんですね。(^^;

 習慣て恐ろしいですよね〜。(笑)

 いつもは「うるせ〜な〜」なんて思っている筈なのに・・・何も言われなくなってしまうと何だか寂しい・・・何処か親子関係にも似ていますよね?



 以前、こんな事がありました。

 これまで一度も負けた事が無いチームに、惨敗してしまった事がありました。

 翌日、子供達に「昨日は、○○コーチが見てくれたんだろ?気持ち良く出来たんじゃないの?」って訊いた所・・・。

 「そうだけどさ〜なんかガミガミ言われないと俺達出来ないんだよね〜」なんて、ヘラヘラ笑いながら答えてくれたのを覚えています。(^^;



 他の子達も「やっぱ、いつもと違う人だと調子が狂うって言うか・・・」なんて言っていましたし、口煩い指導者の存在を子供達は肯定的に捉えている部分もあるんだなって、少し驚いた部分でもありました。

 普段、何か言われれば文句や愚痴を言っているんですけどね。(^^;

 やはり共に歩んで来た時間は、良くも悪くも何かを子供達の中に飢え付けているみたいなんですよね。

 そう言う環境の中で、それなりに結果を残して来た子達なら尚の事なのかも知れません。



 普段の練習から、子供達がすべきプレイ・・・指導者が求めているプレイと言っても良いのかと思いますが・・・それを先回りして口に出して指示してしまうなんて事を繰り返していたり、試合になればキックオフから試合終了まで指示を出し続けているなんて場合、子供達は指導者の声に反応して動く事が習慣化されてしまう事がある様です。

 私達が子供の頃なんて、誰の言う事も聞かなかったんですけど・・・今の子達は、怖い位に素直・・・と言うか従順ですからね。(汗)

 だから、全体としてサッカーのレベルも上がったのかも知れませんが・・・。

 その反面、反骨心の様な物は全くと言っても良い程感じられませんか・・・。(^^;



 そんな環境の中から、トレセンなんかに行くと拍子抜けしてしまう事も在るみたいなんですね。

 向こうは・・・物凄く静かに感じられるんです。(笑)

 ともすれば、ホイッスルの音さえも注意していなければ聞き取れない程、短く小さな音で吹く方もいるんですが・・・ちゃんと子供達は聞き逃さずに反応していますよね。

 そんなチームとは真逆の環境に飛込んで行くと・・・慣れるまで、思考停止状態が続いてしまう子もいるんですよね。(^^;



 常にガミガミ言われて行って来たサッカーが、その子達にとってのサッカーなんです。

 本来は自分自身で考えてプレイする事が求められるのがサッカーなんですけどね。

 気が付けばパブロフの犬状態になってしまっているなんて事もあるのかも知れません。(笑)

 だから、ベンチから何の指示も無いと・・・何をしたら良いのか・・・今のプレイで良かったのか・・・不安を抱えたままプレイし続ける事になってしまうみたいなんですね。



 観ていても、皆の動きやプレイに迷いがある事が見て取れるんです。

 元々、集団の中において、人は思考停止に陥り易い傾向が在ると言う事は心理学の分野からも指摘する声が在ります。

 そうならない為の練習・・・の筈なんですけどね。

 逆に思考停止の子達を量産しているのだとしたら・・・考えないといけないのかも知れませんよね?



 一々、ガミガミ言われないと出来ないなんて、私達が子供の頃にも親が嘆いていた事を思い出しますから・・・それが子供と言うものなんだろうとは思います。(^^;

 ただ、振り返ってみると・・・やはり、言われ過ぎた事による弊害ってやはり在るのだと思うのですよね。

 親だって何時までも生きていられませんからね・・・順番から行けば先にあの世に行く訳ですから・・・自分で考えて行動できる様になって貰わないと、安心して死ぬ事も出来なくなってしまいそうですよ・・・。(笑)

 大人は子供にガミガミ言う生き物なのかも知れませんけど・・・適度な所で押さえておいた方が良さそうですよね・・・子供達が思考停止にならない様に・・・。
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2019年12月11日

そのパパ達を黙らせろ!?

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 試合中ビデオ撮影をしている方もいますよね!

 そんな方達が口を揃えて言う事があります。

 それは・・・パパさん達の文句の多さなんです。
 
 試合を観ながら、「あ〜あの子は全然ダメ!」とか「え、何で交代させちゃうの?」とか「パス出す所が違うんだよ・・・周りが見えてね〜な〜」とか・・・そう言う事をゴチャゴチャと何人かで話している声が入ってしまっていて、後で親子で見ようとしてもちょっと見辛いんだとか・・・。(^^;



 何度かそう言う経験をした方は、少し離れた静かな所でビデオ撮影をする様になって来ます。

 なので、ビデオ撮影に関しては大した問題では無いのですが・・・。

 周囲で一緒に観戦している親御さん達にとっては、毎回の事なので・・・少々迷惑がられている事も多いのです。

 ダメ出しのオンパレードではね〜確かに聞いてる方が嫌になりますか・・・。(^^;



 何ならダメ出しで盛り上がっている事だってありますからね〜。(笑)

 それはそれで楽しめているのでしょうから、何よりなんですけど・・・もう少し周囲の事に気を配って貰えると良いのかなとは思うのです。

 だって、ダメ出しされている子の親御さんも、そこには同席している訳ですから・・・。

 そこは大人としての振る舞いが求められる部分なのかも知れませんよね〜。



 大体、こう言う事を口にするのは・・・上手いと信じられている子の親御さん達が中心なんですよね。

 そんなパパさん達の事をこんな風に言う人もいます。

 『暑苦しい』って。(^^;

 サッカーの事となると、周囲が見えなくなってしまう人達だって思われている事も多いでしょうか・・・。



 TVの前でサッカー観戦しているノリ・・・なんだろうと思うのです。

 決して悪気が在ってそう言う事を言っている訳じゃ無いのだと信じてはいますが・・・言っている内容も大した事じゃありませんしね。(笑)

 単にストレス解消の為に口を開いているだけなんですよね・・・きっと。

 観ていると感じていしまうもどかしさって確かに在りますからね。(^^;



 サッカー経験者の方なら、尚の事・・・一言も二言も言いたくなるのも解る気がします。

 ただ・・・傾向としてなんですけど、かなり上のレベルでサッカーをしていた経験を持っている方って、そう言う事・・・殆どしないんですよね。(^-^)b

 大らかに応援している姿しか印象に無いんですよね・・・。

 経験していたレベルが子供達に近付けば近付く程、ダメ出しを好む傾向があるみたいなんです。(^^;



 私なんかもその低いレベルでの経験者ですので、以前(2年生くらいまででしょうか)は息子に対して「あ〜でもない」「こ〜でもない」って言ってしまっていた経験があります。(汗)

 そして・・・その手の親御さん達に引き寄せられてしまう、サッカー未経験の親御さん達・・・これもまた、チームで活躍している子の親御さん達である事が殆どなんですが・・・こちらはと言うと、精神論根性論の類を持ち出して来る事も少なくないんですよね。(^^;

 そうなってしまえば、もう無茶苦茶ですよ・・・松木さんの解説以上に笑うしかない状態です。

 確かに、静かに応援したい方達にとっては、迷惑以外の無い物でも無いのかな・・・って思います。



 我が子に対する愚痴がついこぼれてしまう程度の話なら、誰も嫌な顔はしないんです。

 誰彼構わず、監督やコーチにでもなったつもりでダメ出しして来るから、煙たがられてしまうと言うだけなんですよね。

 ママさん達からは、ドン引きされている事も珍しく無いんですよ。(^^;

 それはそれで、又別の所でダメ出しされているパパさん達の姿がある訳で・・・ちょっと笑えるんですけどね。(笑)



 もし、自分達のチームにこう言う親御さん達がいるのなら・・・そう言う生き物なんだ・・・程度の理解をして貰って、余り目くじらを立てない様にして貰えたらって思います。(^-^)b

 この手の声が聞かれ始めたらですね・・・声援を送る声を大きくして、掻き消してやれば良いんですよ!

 そうしている内に、次第にその声援する声に押されて・・・愚痴る声が声援に変わって来るのが普通ですから・・・。

 ママさん達の黄色い声が、こう言う生き物を駆除する力になるかも知れないって事ですね。(笑)
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2019年12月10日

逃げ癖

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 今回は『逃げ癖 サッカー』と言う検索ワードをお題にしてみます。

 人間、嫌な事からは逃げたいものですよね〜。(笑)

 でも、社会的には逃げると言う行為は、悪い事の様に思われてしまう雰囲気ってやはり在るのだと思うのです。 

 サッカーに於いて逃げ癖と言うと・・・皆さん、何が思い浮かぶでしょうかね?




 検索者がどんな意図を持ってこのワードで検索を掛けていたのか・・・それは分かりませんが、おそらくプレイに関してなんだろうとは思います。

 例えば、フィジカルコンタクトを避けるだとか、1対1の勝負を避けるだとか・・・そんな感じなんじゃかいかと想像できますよね?

 消極的なプレイと言い変える事も出来そうなんですが・・・逃げると言う言葉を使うと言う事は、その事に対して余り良い印象を持っていないと言う事なんだろうと思う訳なんです。

 しかも癖とまで言っているのですから・・・そう言うプレイが常なんでしょうね。



 おそらく、お子さんの事なんだろうとは思うのです。

 親としてはね〜確かに我が子のそう言う姿は見たくないのかも知れませんよね。(^^;

 勇敢に戦って欲しい・・・男の子なら尚の事、そう願いたいものですよね〜。

 ただね・・・逃げる事は、決して悪い事じゃないんですよ。



 勇敢な人間は短命だなんて言われる事があります。

 ゴルゴ13も似た様な事を言ってましたっけ・・・。(笑)

 無事これ名馬なんて言葉も在りますしね。

 危険を察知し回避する事って、生きて行く上で非常に大切な事なんです。



 唯でさえ、選手生命が短いと言われるサッカー選手ですからね。

 避ける事の出来る戦いは避けるべし・・・な訳なんですよ。

 この辺は、余り理解して貰えていないみたいなんですよね。

 ましてや、プロじゃありませんから・・・趣味のスポーツで大怪我をしたりなんて割に合わないですよね・・・普通に考えて。



 プレイスタイルとして気に入らないと言う場合でも、少し考えて貰えたらって思うのです。

 常に闇雲に勝負する様な子って逆にどうなんでしょうかね?

 チームスポーツであるサッカーと言う競技の中では、不適格者の烙印を押されてしまう事も在るかも知れませんよね?

 まぁ、これは極端な例ですけど・・・似た様な子っているものです。



 今は、昔より遥かにボールを失わない事を重要視する傾向が強いと言えます。

 パス中心のポゼッションサッカーなんて言われる戦い方なんかはその代表例ですよね。

 これ・・・悪意の在る言い方をするならですけど・・・逃げのサッカーでもあるんです。

 相手との接触や勝負をなるべく避けて、ゴール前までボールを運んで行こうって事ですものね。



 実際、ドリブル勝負は色々な意味でリスクが大き過ぎるんです。

 だから余計な戦いは避けるに限る訳で、先程逃げのサッカーって言いましたけど・・・実際には、誘ってスカすを繰返しているんですよね。

 ボールを奪いに来れば、簡単に叩いて相手をスカし、又移動して再びボールを受ける・・・こんな事を繰返しているのが、現代サッカーなんだろうと思うのです。

 そして、子供達も今同じ様な事を求められている場合が多いんですよね。



 サッカーなんて結果オーライな所が大きいんですよ。

 勝負して、上手く行けば褒められますけど、ボールを奪われたら・・・他に選択肢が在っただろって言われてしまうものなんです。(^^;

 そう言う大人達の声を聞き続けて来た子供達がよりセーフティーにプレイする事は、別に不思議な事じゃないんですよね。

 口ではね〜「何で勝負しなかったんだ?」なんて言う事もありますけど・・・ボールを奪われたら「周りが見えていない」とか「状況判断が悪い」とか・・・ケチョンケチョンに言われてしまうんですよ・・・気の毒な事に。(^^;



 それを指導者に言われる位なら未だしも・・・親にまで言われていまうのではね〜プレイが消極的になるのも頷けます。

 観ていてどんな感想を持っても良いのですけどね・・・子供のサッカーに激しさを求め過ぎなんじゃないのかなって思うんです。

 もっと、もっと・・・って願う親の気持ちも解るのですが、実際にプレイしている子供達の脳裏には色々な事が過ぎっているものなんですよ。

 もう大人がサッカー少年を潰しに掛かるのは止めないといけませんよね。(^-^)b
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2019年12月09日

下を向くなっ!

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 試合中「下を向くなっ!」って声を聞く事ってあります。

 失点した直後にこう言う声がベンチから掛けられるんですよね。

 子供達の落ち込み様と来たら、そりゃ半端無い訳なんです。

 ただ・・・不思議な物で姿勢ってメンタルに影響を与える物でもあるんですよね〜。



 落ち込んだ時ほど、上を向く事って大事なんです。

 下を向いてしまうと、心も塞ぎがちになってしまうものなんですよね。

 姿勢で心を騙す・・・と言ったら良いのでしょうか・・・。

 そう言う術をサッカーを通して学んでくれるとね〜サッカーやってた甲斐もあると言うものなんですけど・・・。(^-^)b



 視線を上に上げると言う行為は、それだけで気分を上に上げて行く助けとなります。

 胸を張れば自信を、声を出せばヤル気を搾り出す助けになるんですよね。

 だから、「下を向くなっ!」ってアドバイスしてくれているんですよね。

 自信ヤル気も失ってしまえば、負けは確定してしまった様な物なんです。



 最悪の状況下で、どれだけ自分自身を鼓舞できるかってスポーツでは大事な事なんだろうと思います。

 更にゲームキャプテンともなると、チームメイトを鼓舞する精神的な強さも必要となって来ます。

 捨てさえしなければ、勝ちを拾える試合も在るんですよね。(^-^)b

 でも、捨ててしまったら・・・そこで試合終了なんです。(^^;



 失点をするなんて事自体は、サッカーやっている限り想定内の事の筈なんです。

 そんな事で一々ショックを受けて沈んでしまっていては、本来持っている力を発揮できずに終わってしまうんですよね。

 相手は得点する度に、心が折れるのを今か今かと待ち望んでいるんです。

 相手の心を折る事が出来てさえしてしまえば、後は得点し放題の押せ押せムードになってしまうんですから・・・。



 相手の思い通りにならない為にも、諦めの悪いチームになる事ですよね。(笑)

 何点取られても、闘志を失わない感じって嫌なものなんです。

 取られたら取り返す・・・この心意気は、常に必要ですよね!

 落ち込んでいる暇なんてありませんからね・・・試合終了の笛が鳴るその時まで、不屈の闘志を見せ続けて貰いたいものです。
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2019年12月05日

下級生の力なんか借りなくたって・・・

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 飛び級と言うシステムに関しては、色々な意見がある事はご存知の事と思います。

 ただ、上がった先の学年で塩対応を受けてしまう親御さんも少なくないのが現状なんですね。

 飛び級と言うシステムに対する理解不足かと言うと・・・必ずしもそうでは無いのかも知れないのですよね〜。

 そこには、何かドロドロとした感情がね〜見え隠れしている事も在るんですよね・・・。(^^;



 飛び級で上がって来る子達の多くは、チームの方針として・・・指名、打診され飛び級となるのが普通です。

 個人やチームの強化と言う大義名分の下、生贄の様に上の学年に差し出されるのです。(笑)

 即戦力として上の学年に上がって来る子なんかは、体格も良く、ボールの扱いも上手な子が多いでしょうか。

 だからこそ・・・嫉妬憎悪の対象となり易いと言う一面も持っています。



 下級生が出場すると言う事は、その分出場出来なくなる、出場時間が少なくなる子が上がり先の学年から出てしまうと言う事でも在ります。

 ここに不満の声が上がり易いのです。

 その声は、もちろん降格ライン上にいる子達の親御さん達から発せられるのが普通です。

 我が子の出番が減ってしまうのは、やはり切ないものですからね。(^^;



 「下級生の力なんか借りなくたって・・・」そう言いたい気持ちも解ります。

 ただチームとしては、その時考えられる最強メンバーで臨みたいと言う事なんです。

 情に流されない、勝負の世界で生きて来た人の確固たる信念の様な物を感じる部分でもありますかね。

 その一方で・・・小学生のサッカーにそこまで・・・って気持ちも正直ありますけどね。(^^;



 1つ忘れて欲しく無い事は・・・公式戦なんかはそうなんですが・・・学年対抗の大会じゃないって事なんです。

 あくまでもU-12とかU-10とか・・・『○○歳以下』と言う括りなんですよね。(^-^)b

 細かい縛りは大会毎に在るものの・・・下級生が入っていても何ら問題は無いんですね。

 この部分は、子供達よりもむしろ・・・親御さん達の方が受け入れなければならない部分なんだろうと思います。



 そう言う現実を目の当たりにして、どうしても一言も二言も言ってしまう親御さんがいるんです。

 気持ちは解るのですけどね・・・我が子の代弁者になってはいけない気がします。

 コーチに直談判してみたり、監督に詰め寄ったり・・・正直、見苦しい姿を子供達に見せてしまっている事もあるんですね。

 そう言う姿は、我が子にもっと惨めな思いをさせてしまっている事だってあるんだって事は忘れないで貰いたい所なんです。



 そこまでではなくとも・・・飛び級で上がって来た子の親御さんに対して何処か冷たく接したり、聞こえる様に嫌味を言ったり・・・そう言う事もあるんですよね。

 チームの方針で上がって来ただけなのに・・・そんな扱いをされてしまうのでは、気の毒ですよ・・・やはり。

 当たる所を間違えてますよね・・・完全に。

 見境が無い・・・そう言う言葉がピッタリなんだと思います。



 我が子と一緒にその悔しさを共有する事は、全然良いと思うのです。

 むしろ、共有してあげて欲しいと思います。

 ただ・・・その悔しさを他の人にぶつけてはいけない様な気がしますよ・・・やはり。

 それは子供達自身が乗り越えて行かなければならない試練でもある訳ですから、その悔しさの良き理解者に、そして心の支えになってもらえると・・・って思います。
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2019年12月04日

ちょっと、やり過ぎなんじゃないの・・・?

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 時間厳守って言葉は、良く耳にします。

 これって、多くの場合・・・開始時間に関して言われる訳なんですが・・・。

 さて、終了時間に関しては守られているでしょうか?

 「ちょっと、やり過ぎなんじゃないの・・・?」って声が聞かれる事もあるんですよね。(^^;



 5分程度なら、まぁ許容範囲なんだろうと思います。

 で、どうでしょう・・・もし10分超過だったら・・・15分超過だったら・・・。

 まぁ、このくらいまでは、もしかしたら許せる親御さんも多いのかも知れませんよね。

 じゃ、30分超過だったら・・・。(^^;



 あまりに、熱が入り過ぎてしまって・・・なのかなって思うのですが、お迎えの親御さん達が来ても中々終わらない・・・なんて事があります。

 「特に用事は無いんだけど、早く帰りたいよね・・・」と言う声も実際に耳にする事って少なくないんですよね。

 この辺を指導者の方は、どう考えているのか・・・ここに親御さん達とのサッカーに対する考え方のギャップが在る事も・・・。

 特に低学年なんですが・・・高学年であってもナイター練習の様に送迎が必要な場合に、時間超過が問題視されている事に指導者側が気付いていない事ってあるんですよね〜。(^^;


 大会前なんて、こう言う事が度々起こる事があります。

 「熱意は解るけど・・・ちょっと、やり過ぎじゃないのかな?」って親御さん達が感じている事も多いんです。

 もちろん、そう言うのが好きな熱い親御さん達もいる事はいます。
 
 でも、口には出さなくても、迷惑に感じている親御さん達の方が実はチーム内に多かったり・・・何て事もあるんですよね。(^^;



 基本、中心選手の親御さん達に引っ張られて行くのがチームの親御さん達の姿なんだろうと思います。

 だから、本当は迷惑なんだけど・・・言えない雰囲気が在るなんて事もあるんですよね。

 出来る子達に迷惑掛けたくないなんて変に遠慮をしている時もありますか・・・。

 逆に・・・ドンドンやってくれて構わないよって声もあったりして、親御さん達も色々には色々なんです。



 ただ、指導者の方は、時間に関してはもう少し厳格に・・・とまでは言いませんけど、節度は持って指導に当たって貰えるとこう言う声も上がらないんだろうと思うのですね。

 5〜10分程度じゃないでしょうかね・・・超過しても許されるかも知れない範囲って。(^^;

 やはり日本人て・・・時間に関しては、敏感に反応してしまう部分てある様に思うんですよね。

 集合、開始時間に厳しい様に、終了時間に対しても厳しく・・・と願うのは、至って普通の事なんだろうと思いますけどね。(^-^)b




 子供達に守れと言っている事を大人の側が出来ていないのですから・・・その点は責められても仕方の無い部分なんだろうと思います。

 練習毎の時間配分が上手く出来ていないって事でもある訳ですからね・・・そう言う部分は反省しないといけないのでしょうし、超過するかも知れない旨は親御さん達に先に伝えて理解を得ておく必要もあるのかも知れませんよね。

 色々な意味でやり過ぎには気を付けないといけませんよね・・・やはり。

 私も気を付けなくちゃ・・・な部分です。(汗)
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2019年11月27日

存在感が無い!?

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 「うちの子、今一存在感無いよね・・・」って、試合中に感じる事ってありますか?

 まぁ、私には存在感なんて物を微塵も感じさせない、類稀なる才能が在る様なので・・・そこにいる事に気付かれない事も現在でもしばしばなんですけど・・・。(汗)

 そのお陰で、サッカーにおいてはマークを外すのが上手かったのかも知れませんね〜。(笑)

 現役の時は、割とフリーな状態でボールを貰えていた気がします・・・素直に喜んで良いのかどうか悩む所なんですけど・・・。(^^;



 冗談はさて置き、サッカーの試合中に存在感を示す事って、思っているよりも難しいんじゃないかと思うんですよね。

 小学生なら8人、それ以上なら11人、両チーム合わせてそれぞれ16人と22人が同じフィールド上にいる訳なんです。

 でも、ボールはたった1つ・・・理屈で考えれば、ボールを保持する事が出来るのもたった1人なんですよね?

 それぞれ、1/16、1/22の割合でしかスポットライトを浴びる事は出来ない事になります。



 そんな中で、存在感を示す事の出来る子ってのは、やはり何かを持っているんでしょうね〜。

 常にボールの近くにいる印象がありますよね?

 ただ単に、ボールを追い掛け回しているから・・・と言う訳でも無いんです。

 フレームインの仕方が絶妙なんですよね〜。(笑)



 得点を決めたり、好セーブを見せたり、そんな派手なプレイが無くても、試合中に存在感をこれでもかって言う程感じさせる子もいます。

 試合のポイント、ポイントで必ず顔を出し、しっかりボールに絡んで来るんですよね〜。

 ざっくり言ってしまえば・・・試合の流れを掴めている子なんだろうと思います。

 常に次の展開を予測して、試合の流れに沿って動いているんですよね。



 逆に存在感の無い子って、この部分が出来ていないんです。

 流れが掴めない、次が予測できない、だからボールに全く絡めないんです。

 もっと言うと、独り善がりなサッカーに終始してしまう子でもあります。

 チームとして戦っていると言うよりも、個としてサッカーをしている感じなんです。



 ただ、そう言う子であっても存在感を示す時があります。

 それは・・・誰も予想していなかった事が起こった時です。

 ゴールポストからボールが跳ね返って来た時とか、コーナーキックが思いの外飛び過ぎてしまった時とか・・・「何でそんな所にいるんだ!?」って、皆の度肝を抜く様な事が稀にあるんですよね。(笑)

 だから、そう言う子も必要なんですよ・・・きっと。



 この空気を読まない(読めない)KYな感じって、点取り屋なんかには在ると良い感覚なのかも知れませんけどね。

 皆とは狙い所が違うんですよね。

 皆が流れを読んで右に動けば、1人だけ左に大きく開いちゃったりして・・・。(^^;

 小学生では、キック力も無いので・・・そう言う子を上手く使えない事も多いのかも知れませんけど、中学、高校と進んで行く毎にそう言う子の存在って大きくなって来る事もあるんです。



 メチャクチャポジティブに考えてみてますけどね。(笑)

 ただ、サッカーの基本と言われる物に『ショート、ショート、ロング』って考え方があります。

 ショートパス2回で相手をボールに引き付けておいての、ロングパス1本で逆サイド〜みたいな展開ですよね。(^-^)b

 こう言う子の存在って、そう言う時には案外役立つ時もあるものなんですよ。



 もっとも、味方が見付けられれば・・・なんですけど。(^^;

 約束事とも違うポジショニングを取る事が多いですからね〜視野が広くないと見付けられそうにないのですけど・・・上手く使えれば大チャンスなんて事も実は多いんです。

 ある意味、皆のレベルがまだそう言う子に追い着いてないとも言えるのかも知れませんよね。

 時代を先取りし過ぎてしまっていて、存在感が示せないでいるのかもですよ。(笑)



 まぁ、これもメチャメチャポジティブに考えてますけどね〜。(爆)

 でも、子供のサッカーなんてそんなものなんですよ。

 視点を少し変えれば、責められる様な事でもない事の方が多いんです。

 大人の方が、ちょっと型に嵌り過ぎた考え方をしているんじゃないのでしょうかね?



 うちの子、存在感がないな〜って思ったら・・・皆のレベルが未だうちの子に追い着いてないから仕方が無いよね〜くらいのポジティブな気持ちで観られると良いのだろうと思います。

 そうすれば、ヤキモキする事もないのでしょうし、今迄分からなかったその子の狙いや考え方も見えて来るかも知れませんよね?

 周りに対しての存在感なんてどうでも良い事なんだろうと思いますけどね・・・だって、ちゃんと目で追えているんでしょ・・・我が子の姿を・・・。(^^;

 今回は、『試合中存在感の無い息子』と言う検索ワードをお題にしてみました。(^-^)b
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2019年10月11日

逃げても良いんだよ・・・

020-peoples-free.jpg



 学校教員のイジメ問題・・・連日ニュースで流れていますよね?

 聞けば聞く程、稚拙さを感じてしまうと同時に、教育の現場に立つ者が・・・って思いにさせられますよね。

 いい年こいた婆様が、女帝と呼ばれて喜んでいたなんてね〜。

 しかもやっている事は、チンピラと大差無いと言う・・・お粗末さですものね。(^^;




 少年サッカーの世界を見渡しても、こう言う問題は表には出ない物まで含めたら相当な数なんだろうと思います。

 その中でも、特に深刻なのは・・・指導者と子供と言う間柄で起こり得るイジメなのかも知れませんね。

 立場上、子どもの方が弱いのが普通ですから・・・その被害も深刻なんです。

 最悪、未だ小学生なのに・・・「死んだら楽になれるかな・・・」なんて考えてしまうなんて事もあるみたいなんですが・・・。



 指導者にあからさまに嫌われている子っています。

 何をやっても褒められる事は無く、些細な失敗怒鳴られ罵られ・・・「あ〜早く止めてくれないかな〜」なんて言われてしまう・・・。

 本当に可哀想過ぎる子って、何処かに、確かに存在しているのです。

 そう言う話は、或いは皆さんの方が良く知っているのではないのでしょうかね?



 中には、チーム全体からそんな仕打ちを受け・・・親も「そんな事くらいで・・・」なんて、甘えだと切り捨てられてしまう・・・そんな何処にも逃げ場の無い子だっていたりするのです。

 こう言う事を平気でする大人は、多くの場合『良い人』で通っている事も多く、社会性は失っていないから厄介なんです。(^^;

 なので、親御さん達も上手い事欺かれてしまっていて、問題が発覚した時には、既に手遅れ・・・なんて事もある訳なんですよね。

 「まさか、あの人が・・・」って言う典型的なパターンです。(^-^)b



 今は、以前よりもそう言う事が起こり難い環境になったとは言えますが、その分・・・やり方も巧妙になって来ている訳なんですね。

 今回の事件もそうなんですが、自分では直接手を汚さない・・・なんて輩も多いんです。

 多対1の構図さえ作り上げてしまわれれば・・・先ず、イジメがある事自体見抜く事は出来ないんじゃないかなって思います。

 だから、余計に発見が遅れてしまうんです。



 仮に我が子に「実はチームのみんなに苛められているんだ・・・」って告白された時、どの程度深刻に受け止める事ができるでしょうかね?

 そして、どんな対応をするのでしょうか?

 皆が口裏を合わせてイジメを否定しても尚、我が子を信じてあげられるでしょうかね?

 「もう少し様子を見てみようか・・・」なんて、勇気を持って打ち明けてくれた我が子に言ってしまわない自信があるでしょうか・・・?



 日本人て、耐える事を美化する傾向があると思うのです。

 忍耐の美学とでも言いますか・・・でも、それって・・・諸刃の剣でもあるんですよね。

 耐え忍び切れれば良いのかも知れませんけど・・・不幸な結末を迎える事だって充分在り得るのですね。

 少し気になるデータがあるのですよ・・・。



 日本の自殺率は、全体的に減少傾向にある事が最近では分かっています。

 しかし、10代前半に限って言えば・・・逆に100年前の水準にまで戻ってしまって、高い水準で推移していると言うのですね。

 しかも、その多くが動機原因も不明なんだそうです。(汗)

 突発的に死を選んだのではないか・・・と言う(説明がつかない為)印象を受けると言う事以外、何も分かっていないのが現状なんです。



 その背景には、何があるのか・・・この部分が全く分っていないんですね。

 それはつまり・・・誰にも何も言えなかった・・・自分1人で抱え込んでいたと言う事でもあるのかなって思うのです。

 親にさえも言い出せない・・・つまり、親でさえ信用できないと言う事ですよね。

 子供にとって、そんな辛い事って無いのかも知れませんよね。



 本来、小さな命を守るべき立場にいる大人が、率先して子供を死に追いやってしまっているかもしれないという現実が何処かのチームで・・・でも確実にあると言う事だけは、頭の片隅にでも入れておかなければいけないのかも知れませんよね。

 極めてレアなケース・・・と言ってしまえばその通りなんですが・・・不幸と言う物は、よりによって自分の所にやって来るものでもあります。

 どんな些細な変化も見逃さない様に・・・常日頃からコミュニケーションを取る事って大事なんだろうなって改めて思います。

 耐える事だけが道じゃありませんからね・・・逃げても良いんですよ・・・死を選ぶくらいなら。
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