2019年12月05日
下級生の力なんか借りなくたって・・・
飛び級と言うシステムに関しては、色々な意見がある事はご存知の事と思います。
ただ、上がった先の学年で塩対応を受けてしまう親御さんも少なくないのが現状なんですね。
飛び級と言うシステムに対する理解不足かと言うと・・・必ずしもそうでは無いのかも知れないのですよね〜。
そこには、何かドロドロとした感情がね〜見え隠れしている事も在るんですよね・・・。(^^;
飛び級で上がって来る子達の多くは、チームの方針として・・・指名、打診され飛び級となるのが普通です。
個人やチームの強化と言う大義名分の下、生贄の様に上の学年に差し出されるのです。(笑)
即戦力として上の学年に上がって来る子なんかは、体格も良く、ボールの扱いも上手な子が多いでしょうか。
だからこそ・・・嫉妬や憎悪の対象となり易いと言う一面も持っています。
下級生が出場すると言う事は、その分出場出来なくなる、出場時間が少なくなる子が上がり先の学年から出てしまうと言う事でも在ります。
ここに不満の声が上がり易いのです。
その声は、もちろん降格ライン上にいる子達の親御さん達から発せられるのが普通です。
我が子の出番が減ってしまうのは、やはり切ないものですからね。(^^;
「下級生の力なんか借りなくたって・・・」そう言いたい気持ちも解ります。
ただチームとしては、その時考えられる最強メンバーで臨みたいと言う事なんです。
情に流されない、勝負の世界で生きて来た人の確固たる信念の様な物を感じる部分でもありますかね。
その一方で・・・小学生のサッカーにそこまで・・・って気持ちも正直ありますけどね。(^^;
1つ忘れて欲しく無い事は・・・公式戦なんかはそうなんですが・・・学年対抗の大会じゃないって事なんです。
あくまでもU-12とかU-10とか・・・『○○歳以下』と言う括りなんですよね。(^-^)b
細かい縛りは大会毎に在るものの・・・下級生が入っていても何ら問題は無いんですね。
この部分は、子供達よりもむしろ・・・親御さん達の方が受け入れなければならない部分なんだろうと思います。
そう言う現実を目の当たりにして、どうしても一言も二言も言ってしまう親御さんがいるんです。
気持ちは解るのですけどね・・・我が子の代弁者になってはいけない気がします。
コーチに直談判してみたり、監督に詰め寄ったり・・・正直、見苦しい姿を子供達に見せてしまっている事もあるんですね。
そう言う姿は、我が子にもっと惨めな思いをさせてしまっている事だってあるんだって事は忘れないで貰いたい所なんです。
そこまでではなくとも・・・飛び級で上がって来た子の親御さんに対して何処か冷たく接したり、聞こえる様に嫌味を言ったり・・・そう言う事もあるんですよね。
チームの方針で上がって来ただけなのに・・・そんな扱いをされてしまうのでは、気の毒ですよ・・・やはり。
当たる所を間違えてますよね・・・完全に。
見境が無い・・・そう言う言葉がピッタリなんだと思います。
我が子と一緒にその悔しさを共有する事は、全然良いと思うのです。
むしろ、共有してあげて欲しいと思います。
ただ・・・その悔しさを他の人にぶつけてはいけない様な気がしますよ・・・やはり。
それは子供達自身が乗り越えて行かなければならない試練でもある訳ですから、その悔しさの良き理解者に、そして心の支えになってもらえると・・・って思います。
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