患者さまからの感謝の言葉（臨床検査技師編）

さんはエアロビの先生やったんですか？】
【先生言うほどのもんやないけどね】

【まさか登山も先頭立って歩いてたとか言います？】
【えっ？その通り】

【私帰ったらすぐにエアロビしたいねんけどだめかな…】
【皆さんの平均…ひと月は無理なく様子見程度でお願いしたいところです】

【今まで出逢った患者さんらは、日常運動不足な方が多いんですよね】
【帰宅後、じっと動かないくらいな人が目立ちます】

【だから

さんのように運動したくてしたくての人には…なんか変な話になりますね】

普段は本当に…
【じっとし過ぎるのは良くないから歩くようにして欲しい】
って言ってるくらいなんです

人の体は安静ばかりやと
本当にナマッてしまう

とくに足が衰え…
次は内臓が衰え…
それに心臓の衰え

最後に寝たきり
頭は弱るだろう

胸の傷は仮に止めてあるはずですがしっかりくっつくまでは
【急な挙上…】(両手をバンザイすること)
【急な上体ひねり】とか…

しないようにしてくださいね

【体の最悪な部分は先生が手術で治してくれています】
それでも最初はならしからでお願いします

他ブログも見てね…
http://kansyanokotoba.hatenablog.com/

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2015年08月30日

氷3こですね…

おはようございます。との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【どんな喉飴がいいの？】
という話題で患者さんと会話していました

さて…
【

さん、昨晩は寝れました？】
【いえ】
(速攻で返事あり)

【どうされたんですか？】
【やっぱりトイレなんですか？】

【いえ】
【トイレではなくて、喉が渇いて寝れないんです】

(さんは今…水分制限1000mlの心不全患者)

【そしたら家ではガバガバ水飲んでたんですか？】
【だって家では制限ないから…】

(制限というか。注意する人がいないというか)

人は一度喉の渇きを覚えると…
飲んでも飲んでも
癒されないんですよね…

【すみません、また看護師さんに氷欲しいって言ってもらえますか】
【わかりました。3こですね】

【はい】
【でもその分…水減らされるんです】

【当たり前ですよ】
【今は、体にたまった余分な水分ださないと…】

【頑張って…】
(喉の渇きって本当に苦痛なんですよね)

早く水抜けて退院できたらいいね…

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2015年08月29日

ジキタリス中毒…

おはようございます。との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【ジキタリス中毒】
が今日のエピソード

というより…
部署は臨床検査科であり年に一度
勉強会の担当が回ってくるのです

そして演題は…
【ジキタリス中毒】

95歳女性
施設に入所されてる方で
最近食欲がなくあまり食べていない状態でした

そして下痢や嘔吐…
検査結果からの所見としては

低カリウム　↓
徐脈　　　　↓
ジゴキシン　↑
左心室拍出 ↓
低腎機能 ↓

難しい言葉が並びましたが特徴です

この話題のポイントは
心不全と心房細動があり心機能が弱い…
そんな方への第一選択肢は
【ジゴキシン】なのです

高齢者であり腎機能が悪い患者さんなので
体内に流れるお薬を尿で排出ってしにくいのです

そんな先々には
【中毒症状】がでてくるのです

どのお薬にも
無効域
治療域
中毒域があります
治療域と中毒域の幅は狭いんですよね

かといって中毒さけるため【ジゴキシン】をさける

または中止する
とたんに心不全症状は悪化していくだろう

こういったいつもと違う症例の方が入院されてこられると
いろんな勉強になります

1日でも早く退院でき、また施設にもどれるといいですね

お大事に…

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2015年08月28日

もう…いや！

おはようございます。との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

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【もう…いや！】
患者さんが発した言葉それが昨晩のエピソードでした

さて…
昨晩は睡眠時無呼吸症候群の検査夜勤でした

患者さんは50歳代の女性…

残念ながら持病に
【閉所恐怖症】【パニック症】
をお持ちでした

【

さん、こんばんは…】
【こんばんは…】

【顔にマスクつけて風圧かける治療ですけど…できそうですか】
【私が思ってる感じやったら…】
(声は自信なさげに小さい…)

【鼻だけにつけるマスクか口までスッポリのフルフェイスか】
【どっちがいいですか】

【私、鼻だけにしたいです…】
(無呼吸の治療に対する姿勢は前向き)

【はい、頑張りましょうね】
【しんどかったら、この押しボタンブザーを押してください】

(申し送りして部屋をでるつもりでした)

が…
とたんに…

【もう…いや！】
(すぐにマスクを自己抜去された)

cpapの始まりは微風だった…

【私、だめです】
【もういや！】
本当にパニック症でした…

目の辺りにしたのは初めてだったので…

今まで風圧治療にあわなかった方は…
鼻閉
花粉症
鼻炎
鼻中隔欠損症
の方でした

閉所恐怖症とパニック症か…
本当に苦戦でした

そこからゆっくりいろんな話をしながら心を落ち着かせ

この治療に体があわないことを説明
昨晩はご帰宅していただきました

世の中にはいろんな方がおられる
さまざまな体質
さまざまな環境
持病…
本人のやる気だけではうまくいかないことがある…

何種類かのマスクにかえたり、呼吸の仕方を伝えたり
出来る限りの工夫を試みましたが…
【

】

改めて考えさせられるエピソードでした

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2015年08月27日

がんと言われると…

おはようございます。との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

最近、【がん】を宣告されてかなり落ち込む姿をみた

つい最近までは明るく元気やった人だったから
余計に落差が激しく感じる…

どんな病気を宣告されてもショックやとは思います

さすがに命にかかわる宣告だけに…
深刻さは大きいだろう

私、との菌はまだ【がん】の宣告はうけていない

高校の時に
【心臓に穴が開いていて動脈、静脈が混ざる病気】…
心房中隔欠損症を医師から告げられています

心臓に負担かかるとか
激しい運動はしてはいけないとか
言われたのを思い出します…

悲しさの度合いは全然違うけど…

それでもあの頃はずっと引き摺ってましたね

そんな記憶があります…

【がん】宣告か…
自分もいずれ何かの
重大な病気の宣告をされる日がくるだろう

そんなときに少しでもショック受けないように
普段からやれること…やっておこうと思う今日この頃です

さすがに【がん】って言われると
【もうだめだ】って気持ちになるだろう

気持ちが乱れると
体はどんどん調子悪くなる

そんな気がします
病気に負けてたまるか…
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2015年08月26日

性格は真っ直ぐやけどな…

おはようございます。との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【性格は真っ直ぐやけどな…】
その言葉が今日のエピソードでした

さて…
今日は採血早出の日でした

【

さん、採血します】
【こちらのテーブルまでお願いします】
【はい…】

(いつも名前では思い出せないけど顔みたら…あっ、って思い出す人が何人かいます)

50歳半ばの男性
【僕の血管歪んでるよ。性格は真っ直ぐやけどな…】

(何度か聞いた言葉)

【わかりました。他の方なら真っ直ぐ刺すところが…

さんのは左手前から右奥に向かって刺すイメージですもんね】

本当にそんな角度に血管は傾いている

【針刺しますね】
【おうっ】

【大丈夫です】
【ちゃんと採れてますから…】

【大丈夫や。兄ちゃんの採血安心してるから…】
(なんと、安心されてる…)

この男性の血管は割りと太くしっかりしてるから…
こちらも安心できます…

そんな会話飛び交う採血テーブルでした

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2015年08月25日

なんて嬉しい言葉…

おはようございます。との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

今日は1Fで生理機能検査をしていました
【先生おられなかったから心抜けしましたよ】
という言葉…

嬉しい声かけに感動していました

さて…
【

さん、どうぞ…心電図しますね】
【はい…】

【奥の方の心電図室に入ってください】
【はいはい】
(奥に向かい歩く)

部屋に入るなり…
【今日は久しぶりに4Fにリハビリしに行きました。】
【あっ、そうやったんですね】

【でも先生いてはれへんかったから、なんか気抜けしてましたよ】
(先生って私、との菌のこと…)

【なんて嬉しい言葉を…ありがたい…】
【ありがとうございます】

【リハビリはサポート業務なんです】
【本職はここ1F生理なんです】

【あっ、そうなんですね】
【心電図とか脳波とかしてはるんですか】
【そうですね…】

【やっぱりいてる顔が4Fにいてないと…寂しく感じますよ】
【いや、こんな奴でも…そういって言葉もらえると嬉しいです】

(本当にありがたい)
時々リハビリ患者さんが退院後定期的な機能検査をされる

その時偶然出逢うんです

本当…偶然に…

ちょっとした患者さんからの一言…
【心に響きますね】
そんな印象残るエピソードでした

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2015年08月24日

え？失敗したん？

おはようございます。との菌です。(*^_^*)

いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

先日、採血場で…
【え？失敗したん？なんで…】
付き添いの人からの一言そんなエピソードでした

さて…
(採血場から見えた。少しずつ離れたところから
　　車椅子が1台付き添いの方と近づいてくる)

【採血お願いします】
【はい】

(高齢の女性患者と付き添いの女性)

この付き添いの女性が…見た目から
【文句いい】の雰囲気かもし出してました

この高齢の患者さんには

のオペ前セットの採血依頼がついてました
(しかも入院されるんだろう…流れが記載されてました)

採血管は5本…
【え？そんなにとるの？】
【血なくなったらどうしてくれるの】
(後ろで何気に呟く)

【全部とっても18ccです】
【あっ、そんなもん？】
(何気に声がデカい)

【さあ、ぐっと握って】
【針さすとき、チクってきますよ】
【あれ、全然痛くないよ】

(痛くないのは良かったんだけど…失敗)

【え？失敗したん？なんで…】
(あきらかに周りに聞こえる声)

【本当に細くて採りにくい血管なんです】
【すみません、もう一度反対側で採らせてください】

【え…？なんで失敗したんやろ】

(よく聞こえる)

(メンタル弱い人なら心砕けてるかも)

私、との菌は
【メゲマセン】…

【反対側見させてください】
(反対の左手をだす)

【あっ、こっちの方が血管でてます】
【こっちから刺しますね】
(本人はしんどいから無口…)

【はい、うまく採れてます。安心してください】

【え？左右違うの】
【はい、左右の血管はあきらかに違います】

【次からは左手を出されるといいですよ】
(教える)
【…】

車椅子の女性患者さんは
付き添いの方と次の検査に向かいました

絶対に外せない
採血場でのやりとりでした

採血される側は
一回で採られるつもりできはる…

しんどい…
そんなときは血圧も下がり
食事もとれていない
もはや、血管は出にくいのです

お疲れさまでした

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Posted by との菌 at 05:11 | 医療 | この記事のURL | コメント(0) | トラックバック(0)

2015年08月23日

一番の売りは何？

おはようございます。との菌です。(*^_^*)
いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【この部署の一番の売りは何なん？】
患者さんと交わしていた今日の話題です…

【

さん、心電図検査しますね】
【はい…】

【これは何を調べる検査や？】
【あっ、心臓のリズムが整ってるかをみる検査です】

【つまり…不整脈の検査です】
【不整脈か？俺、昔っから不整脈あるって言われてる】

【わかりました】
【確認しますね】
(しばらくして…)

【あれは新人か？】　
(技師を指さす)

【あの人ですか？】
【そうそう…】
【新人です】

【でも…あの人は昨年までは実習生やったんですよ】
【え？実習生で入ってくるってよっぽどやな…】

【この部署に魅力を感じたんやね】
【人それぞれ…部署のどこに魅力を感じるか違いますからね】

【私らの会社の新人から見た…会社の一番の売りってどこなんやろな】

【私らは医療人であり検査技師なので、多くの症例に当たれるのが一番の売り…】

一般の会社なら
給料
人間関係
資格取得
なのではないでしょうか

いずれにしても
短期間でやめたらあかんと思います

自分で決めた何かを得るまでは
あきらめたらあかんって思うエピソードでした

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2015年08月22日

ヒアルロン酸ってどうなん…

おはようございます。との菌です。(*^_^*)
いつもありがとうございます…

臨床検査技師として業務する毎日…

【ヒアルロン酸ってどうなん？】
それが今日のエピソード

さて…
【

さん、今日もリハビリの続きしますね】
【はい…】

(さんは心不全で入院されてる女性、両膝を痛めている)

【今日は坂道で、なおかつスピードアップしますね】
【私、両膝を痛めてるからできるかな】
【無理そうなら言ってください】
【はい、言います】
(運動はなんとかできました)

【ところで…ヒアルロン酸ってどうなん？】

【膝にいいかどうか？って質問ですか】
【そうなんです。膝の痛み少しでも改善すればって】

【わらをもつかむ気持ちですよね】

【ヒアルロン酸とかサプリメントは継続してなんぼ】・・・だろう
膝や腰痛めたら長引きます

これ以上痛めないようにする

病気の予防には適度な運動が必要なのです

ヒアルロン酸はあくまで補助的なもの
病気がひどくならないようにヒアルロン酸を継続摂取したいものです

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