どんどんお金遣いが荒くなる? SNSが子供の金銭感覚に与える悪影響
️「大人買い」投稿を目にした子供の金銭感覚はどうなるか
大人も子供もSNSを使うようになった今、大人の何気ない発信に、子供たちの考え方やライフスタイルが影響されることもある。
なかでも最近、注目を集めているのは「お金の使い方」に関して。
「大人オタク」のお金の荒い使い方に関するツイートが、それを目にした子供の金銭感覚に悪影響を与えているのではないか、と投稿したことも反響を呼んだ。
実際のところどのような影響があるのか、ここから詳しく説明をしていきます。
⏹️小学5年生の息子をもつ30代の女性・Aさん
スーパーで契約社員として働きながら、Twitterに、日々思ったことを投稿。
友人に言うほどでもない他愛もないものだったが、これが波紋を呼んだ。
『塾代や学校関係でお金がかかるなあ』みたいなつぶやきを投稿した。
本当に何気ないもので、私としては『だから仕事がんばろう』という意味合いであった。
あろうことか、その投稿を息子の友人の親が見ており、回り回って息子の耳に入ってしまった。
思わぬ事態が起きてしまった。
息子が『お金がかかるし、もう塾はやめる』って言い出した。
『そもそも別に僕は塾に行きたいとも言っていない』
『子供にはお金がかかるってわかりきってることじゃん!』
ここまで言わせてしまい、傷つけてしまった。
こちらがそのつもりはなくても、受け取り方はそれぞれ。
匿名とか、身バレしないようにしないといけないと痛感。Twitterはしばらく休止する。
親子間だけではない。
YouTubeやSNSでの見知らぬ大人の投稿も、子供に少なからず影響を与えている。
⏹️40代の男性会社員・Bさん
中学生の息子が夢中になっているYouTubeに危機感を募らせる。
YouTubeでスマホゲームのガチャ動画やカードゲームパックの開封をよく見ていた息子が、自分もYouTuberになってやってみたいというように。
単純にやればいいというものではなく、きちんと再生される(稼げる)ようになるためには、他にもいろいろ努力が必要なんだよと一旦諭した。
Bさんは、YouTubeを見るようになってから、息子のお金の使い方が明らかに荒くなった。
お年玉はすべてガチャに費やすし、『高校生になったらバイトするから、その前借り』と、何かにつけてお小遣いをせびってくる。
自身も高校時代、親からもらった昼食代を好きなゲームソフト代として貯めていた経験があるので、気持ちはわかる。
息子の場合、あまりにもお金の使い方が極端というか、大人に近づきすぎている気がする。
⏹️20代の男子大学生・Cさん
「大人の○○万円かかったという投稿は、目にするだけで嫌な気持ちになる」と嘆息。
「社会人のSNSを見ていると、○○万円費やした、爆買いした、みたいな投稿が目に付く。
お金をつぎ込まないと愛が足りないみたいな考え方を目にして、辛い気持ちになった時期もある。
SNSは便利だが、人と比べてしまい、劣等感にさいなまれたり、自己肯定感が低くなったりすることにもつながるので、必要以上に見ないようにしている。
いまやインターネットやSNSは子供たちも使う時代。
大人たちの投稿にもモラルが問われているのではないか。
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2020年08月17日
東京で最も新しい街「有明」の注目点 新興都市ゆえの未知数な部分も
東京で最も新しい街「有明」の注目点 新興都市ゆえの未知数な部分も
️ショッピングモールも完成し、来年は五輪会場にもなる有明
住んでみたい街の理想と現実には、得てして大きな差があるもの。
憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか?
まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は?
ここから詳しく説明していきます。
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️日本の人口がマイナスに転じ、地方では過疎化が進む中、膨張を続けるのが東京都
もはや開発し尽くされた感もある東京の中でも「最新の街」が有明。
数年前からマンションが建ち始め、6月には街の中心となる商業施設「有明ガーデン」もオープン。
情報番組や散歩番組でしきりに取り上げられていますが、この新しい街は住む街としてどうなのか。
⏹️鉄道は、豊洲〜新橋を結ぶ「ゆりかもめ」のみ
隣駅の「有明テニスの森」が数百メートルしか離れておらず、目的地に合わせて上手に使い分けることで、歩く距離を減らせそう。
駅名こそ違うものの、りんかい線の国際展示場駅はすぐ隣で、りんかい線経由で渋谷や新宿などに1本で出ることができる。
ゆりかもめで豊洲まで行くと、6分程度の乗車時間で260円、りんかい線経由で渋谷まで行けば500円と、電車賃が高いのはマイナスポイント。
銀座や東京駅などに行く際、地図上では近いのに、公共交通機関だと時間がかかるのも気になる。
道路状況は、湾岸地区に出来た計画都市だけに良好。
道幅は広く、大型車や高級車の運転も快適。
歩道と車道が完全に分離しており、小さい子がいても安心。
一般道で銀座まで10分。
高速の入口はすぐ近くで、羽田空港や東京ディズニーリゾートへはあっという間。
お台場やビッグサイトなどが近いため、大型連休や催事が行われる際の渋滞は必至だが、東京湾沿いに立ち並ぶ大型商業施設やレジャー施設を楽しむためにも、車は持っていたほうが便利。
️東京で最後に残された“お宝ゾーン”
冒頭で述べたとおり、いまなお開発が続く東京ですが、有明はいよいよ東京開発の“打ち止め”に近い街。
20〜30年来、芝浦、お台場、東雲、豊洲など、それまで工業地域だった場所がどんどんと宅地化されてきたが、それもやり尽くされた感があり、残る場所は、東京五輪の選手村を経て一般分譲される晴海と有明ぐらい。
⏹️どちらも東京駅から5〜6kmと、立地は抜群
現時点での新築マンションの相場は、JR山手線の駒込、東急田園都市の桜新町、小田急線の経堂、中央線の高円寺や阿佐ヶ谷、京王線の笹塚あたりと同レベルで、通勤する場所によっては、こちらを選ぶのは十分にアリ。
日常その他の買い物は、有明ガーデンだけでも十分事足りますし、豊洲、東雲、お台場など、選択肢は豊富。
基本的にどこも新しいので、気分良く買い物ができます。学校もピカピカ。
⏹️新興の街ゆえに未知数な部分が多いのは事実
その1つが、有明ガーデン内のイベントホール東京ガーデンシアター。
まだこけら落としも済んでいないこちらは、収容人数が8000人という大きなホールだが、イベント終了後に一斉に帰途につく客を、あの程度の規模の駅で問題なくさばけるのかは疑問。
来年には劇団四季の劇場もオープン。
有明テニスの森駅と国際展示場駅に分散するにせよ、住民のストレスになりかねない。
商業施設の選択肢が多いのは魅力ですが、見方を変えればライバルが多い。
近隣には、豊洲のららぽーと、東雲のイオン、ヴィーナスフォート、ダイバーシティ東京、アクアシティお台場、デックス東京ビーチなど、巨大商業施設が多数存在する中でお客が食い合い、有明ガーデンが苦しい戦いを強いられる可能性もあり得る。
お隣にある豊洲市場は、築地からの移転問題で散々揉めたが、東京五輪も延期が決定。
本来なら、テニス、自転車のBMX、バレーボール、体操などが有明で行われる予定で、現在、建設途中の会場は打ち捨てられたような状態になっている。
有明は築年数が浅い物件しかなく、すべて集合住宅という制約があり、誰もが選べる街ではない。
夜景は間違いなく絶品で、それだけでも十分住む価値はあると考える人もいるが、今後の街の推移がどうなるか、もう少しじっくり見てみたい気もする。
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️ショッピングモールも完成し、来年は五輪会場にもなる有明
住んでみたい街の理想と現実には、得てして大きな差があるもの。
憧れのあの街は果たして本当に素敵な街なのか?
まったくノーマークだけど、実は住みやすい街は?
ここから詳しく説明していきます。
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️日本の人口がマイナスに転じ、地方では過疎化が進む中、膨張を続けるのが東京都
もはや開発し尽くされた感もある東京の中でも「最新の街」が有明。
数年前からマンションが建ち始め、6月には街の中心となる商業施設「有明ガーデン」もオープン。
情報番組や散歩番組でしきりに取り上げられていますが、この新しい街は住む街としてどうなのか。
⏹️鉄道は、豊洲〜新橋を結ぶ「ゆりかもめ」のみ
隣駅の「有明テニスの森」が数百メートルしか離れておらず、目的地に合わせて上手に使い分けることで、歩く距離を減らせそう。
駅名こそ違うものの、りんかい線の国際展示場駅はすぐ隣で、りんかい線経由で渋谷や新宿などに1本で出ることができる。
ゆりかもめで豊洲まで行くと、6分程度の乗車時間で260円、りんかい線経由で渋谷まで行けば500円と、電車賃が高いのはマイナスポイント。
銀座や東京駅などに行く際、地図上では近いのに、公共交通機関だと時間がかかるのも気になる。
道路状況は、湾岸地区に出来た計画都市だけに良好。
道幅は広く、大型車や高級車の運転も快適。
歩道と車道が完全に分離しており、小さい子がいても安心。
一般道で銀座まで10分。
高速の入口はすぐ近くで、羽田空港や東京ディズニーリゾートへはあっという間。
お台場やビッグサイトなどが近いため、大型連休や催事が行われる際の渋滞は必至だが、東京湾沿いに立ち並ぶ大型商業施設やレジャー施設を楽しむためにも、車は持っていたほうが便利。
️東京で最後に残された“お宝ゾーン”
冒頭で述べたとおり、いまなお開発が続く東京ですが、有明はいよいよ東京開発の“打ち止め”に近い街。
20〜30年来、芝浦、お台場、東雲、豊洲など、それまで工業地域だった場所がどんどんと宅地化されてきたが、それもやり尽くされた感があり、残る場所は、東京五輪の選手村を経て一般分譲される晴海と有明ぐらい。
⏹️どちらも東京駅から5〜6kmと、立地は抜群
現時点での新築マンションの相場は、JR山手線の駒込、東急田園都市の桜新町、小田急線の経堂、中央線の高円寺や阿佐ヶ谷、京王線の笹塚あたりと同レベルで、通勤する場所によっては、こちらを選ぶのは十分にアリ。
日常その他の買い物は、有明ガーデンだけでも十分事足りますし、豊洲、東雲、お台場など、選択肢は豊富。
基本的にどこも新しいので、気分良く買い物ができます。学校もピカピカ。
⏹️新興の街ゆえに未知数な部分が多いのは事実
その1つが、有明ガーデン内のイベントホール東京ガーデンシアター。
まだこけら落としも済んでいないこちらは、収容人数が8000人という大きなホールだが、イベント終了後に一斉に帰途につく客を、あの程度の規模の駅で問題なくさばけるのかは疑問。
来年には劇団四季の劇場もオープン。
有明テニスの森駅と国際展示場駅に分散するにせよ、住民のストレスになりかねない。
商業施設の選択肢が多いのは魅力ですが、見方を変えればライバルが多い。
近隣には、豊洲のららぽーと、東雲のイオン、ヴィーナスフォート、ダイバーシティ東京、アクアシティお台場、デックス東京ビーチなど、巨大商業施設が多数存在する中でお客が食い合い、有明ガーデンが苦しい戦いを強いられる可能性もあり得る。
お隣にある豊洲市場は、築地からの移転問題で散々揉めたが、東京五輪も延期が決定。
本来なら、テニス、自転車のBMX、バレーボール、体操などが有明で行われる予定で、現在、建設途中の会場は打ち捨てられたような状態になっている。
有明は築年数が浅い物件しかなく、すべて集合住宅という制約があり、誰もが選べる街ではない。
夜景は間違いなく絶品で、それだけでも十分住む価値はあると考える人もいるが、今後の街の推移がどうなるか、もう少しじっくり見てみたい気もする。
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会社に提出求められる「キャリアプラン」に苦しむ若手社員たちの本音
会社に提出求められる「キャリアプラン」に苦しむ若手社員たちの本音
️中長期的なキャリアプランをどう考えるべきか
会社員の“将来の夢”ともいえる目標設定やキャリアプラン。
会社の人事評価にも影響するだけに、上司と相談して完成させる人も多い。
自身のビジョンが明確でスラスラ書ける人がいる一方で、うまく書けない人もいる。
目標設定に苦しむ20〜30代の若手社員たちのネックになっているものは何か。
ここから詳しく説明をしていきます。
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️30代の男性商社マン・Aさん
就活で多用される「ビジョン」や「キャリアプラン」といった言葉に飽き飽きしたにもかかわらず、入社してからもずっと目標設定を強いられる現状にほとほと嫌気が差している。
キャリア面談で提出しなくてはならない目標設定やキャリアプランって、意味があるのか疑問です。
だって、いくら5年後や10年後どうなっていたいか書こうが、状況は常に変化している。
その時になってみないとわからないことも多い。
勤務する企業では、期ごとに部署のMVPが発表される。
多くの社員はそれを目標に頑張っている面もあるというが、Aさんは否定的。
他の社員たちを見ていると、目標がその賞を取ることにすり替わっている感じがする。
長期的なプラン設定の“踊り場”的な感じでモチベーション維持に貢献しているのでしょうが、MVPを獲得すると、もうそこが人生の頂点とばかりに泣く人もいて、何か違和感を抱いてしまう。
目標なんて変わるかもしれないし、5年後や10年後のことなんて自分でもわからない。
そもそも、ずっと同じ会社にいるかもわからないくらい。
目の前の仕事と真摯に向き合い続けることがすべて。
️IT企業に勤める30代の女性会社員・Bさん
キャリアプランについて「何も書けなかった」。
短期的な目標は、まだわかる。
いつまでに何をどのくらいするかなど。
それとは別の『キャリアプラン』になると、正直何も書けない。
キャリア面談用のシートがあるが、キャリアプランを書くための大きな欄に困り果てた。
結局どうがんばっても言葉が出てこず、『なるべく働き続けたい』という一行だけを書いて出したら、チームリーダーから呼び出しをくらい、書き直しを命じた。
「それ以上特にない」という一点張りをしたため、チームリーダーはお手上げ状態。
勝手に文章を足して部長に提出していた。
新入社員の頃は、広報部に行って、何をしたいといったことは一生懸命書いていた。
これまでの経験上、どこの部署に行って何をしたい、という希望を書いたところで、そこに異動できるわけじゃない。
だったら書くだけ無駄だし、来年会社にいるとも限らない。
あとは女性だから、キャリアに紐付けるように、結婚のことも探られる。
今すぐの予定はないが、しないつもりもない。
もしかしたらずっと独身のことだって大いに有り得る。
結婚して出産し、育休などをとったら仕事の采配が変わる、みたいな会社の都合はわからなくもありませんが、そんなこと今聞かれても不明。
キャリア的なことって、そんなにプランニングしなきゃだめでか。
せっかく作ったキャリアプランが否定されるケースもある。
キャリアプランに縛られる会社員たちの苦悩はいつまで続くのだろうか。
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️中長期的なキャリアプランをどう考えるべきか
会社員の“将来の夢”ともいえる目標設定やキャリアプラン。
会社の人事評価にも影響するだけに、上司と相談して完成させる人も多い。
自身のビジョンが明確でスラスラ書ける人がいる一方で、うまく書けない人もいる。
目標設定に苦しむ20〜30代の若手社員たちのネックになっているものは何か。
ここから詳しく説明をしていきます。
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️30代の男性商社マン・Aさん
就活で多用される「ビジョン」や「キャリアプラン」といった言葉に飽き飽きしたにもかかわらず、入社してからもずっと目標設定を強いられる現状にほとほと嫌気が差している。
キャリア面談で提出しなくてはならない目標設定やキャリアプランって、意味があるのか疑問です。
だって、いくら5年後や10年後どうなっていたいか書こうが、状況は常に変化している。
その時になってみないとわからないことも多い。
勤務する企業では、期ごとに部署のMVPが発表される。
多くの社員はそれを目標に頑張っている面もあるというが、Aさんは否定的。
他の社員たちを見ていると、目標がその賞を取ることにすり替わっている感じがする。
長期的なプラン設定の“踊り場”的な感じでモチベーション維持に貢献しているのでしょうが、MVPを獲得すると、もうそこが人生の頂点とばかりに泣く人もいて、何か違和感を抱いてしまう。
目標なんて変わるかもしれないし、5年後や10年後のことなんて自分でもわからない。
そもそも、ずっと同じ会社にいるかもわからないくらい。
目の前の仕事と真摯に向き合い続けることがすべて。
️IT企業に勤める30代の女性会社員・Bさん
キャリアプランについて「何も書けなかった」。
短期的な目標は、まだわかる。
いつまでに何をどのくらいするかなど。
それとは別の『キャリアプラン』になると、正直何も書けない。
キャリア面談用のシートがあるが、キャリアプランを書くための大きな欄に困り果てた。
結局どうがんばっても言葉が出てこず、『なるべく働き続けたい』という一行だけを書いて出したら、チームリーダーから呼び出しをくらい、書き直しを命じた。
「それ以上特にない」という一点張りをしたため、チームリーダーはお手上げ状態。
勝手に文章を足して部長に提出していた。
新入社員の頃は、広報部に行って、何をしたいといったことは一生懸命書いていた。
これまでの経験上、どこの部署に行って何をしたい、という希望を書いたところで、そこに異動できるわけじゃない。
だったら書くだけ無駄だし、来年会社にいるとも限らない。
あとは女性だから、キャリアに紐付けるように、結婚のことも探られる。
今すぐの予定はないが、しないつもりもない。
もしかしたらずっと独身のことだって大いに有り得る。
結婚して出産し、育休などをとったら仕事の采配が変わる、みたいな会社の都合はわからなくもありませんが、そんなこと今聞かれても不明。
キャリア的なことって、そんなにプランニングしなきゃだめでか。
せっかく作ったキャリアプランが否定されるケースもある。
キャリアプランに縛られる会社員たちの苦悩はいつまで続くのだろうか。
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