マイホーム購入を大後悔する40代男性 下見で気に入ったのになぜ?
️下見して一発で気に入った物件だったが
コロナ騒動によってあらためて見直されたのが、住環境の大切さ。
自宅で過ごす時間が長くなり、「家はある程度広いほうがいい」という認識が高まっているが、もしこれから家を買うことを考えている人がいた。
ここから詳しく説明していきます。
スポンサーリンク
️一昨年にマイホームを購入したYさん(40代男性)
最悪のタイミングで下見をして家を購入してしまったと、とことん後悔している。
Yさんが自宅を買おうと思ったきっかけは、妻との共通の知人がマイホームを手に入れた話を聞いたことだった。
Yさんは当時、結婚3年目。
「そろそろ子供も」と考えていたタイミングでのマイホーム購入は、自然な流れだった。
住宅情報誌や不動産広告などをチェックしていると、立地や価格が希望とピッタリの建売住宅を発見。
すぐに下見に出かけた。
それまでも2〜3軒、一軒家やマンションを下見していましたが、その物件を見た瞬間、ひと目で気に入った。
家は南向きで日当たり抜群、目の前には小さな公園。
スーパーやコンビニもすぐ近くにある。
公園の桜は満開で、赤ちゃんを連れた家族がその下で遊んでおり、そういった様子を2階から眺めることができそう。
公園で遊ぶ我が子に、ベランダから声を掛けるような光景を想像すると、いてもたってもいられなくなり、すぐに購入を決めた。
⏹️出勤初日から想定とは大きく違う現実が待っていた
下見に行った時は、不動産会社の社員が運転する車で現地に行った。
不動産広告には、『最寄り駅からバス10分』と記されていたが、車に乗ればあっという間。
案外近いなと思いましたが、通勤初日にバスに乗ると、駅までの道は大渋滞しており、30分近くかかった。
ほぼ毎日渋滞で、妻はすぐに自転車通勤に切り替えたが、付き合いで飲む機会が多く、帰宅のことを考えると自転車は無理。
想定では会社まで40分程度で着くはずだが、1時間以上かかっている。
会社まで40分のはずが1時間以上かかるとは、肉体的疲労は当然ながら、精神的ストレスも大きい。悲劇は続く。
下見をした時は気付かなかったが、家の裏手に木工場があって、平日は朝から夕方まで、『キュイーン』という音が鳴り響いている。
仕事は、週休2日のうち1日は平日。
朝8時半には作業音が鳴り始めるので、ゆっくり寝ていられない。
木工場の方が先にあったのだから、当然、文句を言う権利はない。
そして、最大の頭痛のタネとなっているのが、一番の魅力だったはずの公園。
⏹️「桜が満開の休日に下見したから」
その公園は夜になると地元の不良のたまり場になるということが、引っ越してすぐに判明。
確かに、地域的にあまりガラが良くないことは知っていたが、バイク、原付、自転車に乗った少年少女が夜な夜な集まり、バイクをふかしたり、大きな声を上げたり、夏は毎日のように花火。
ゴミも処分しないので、目に付いた時は私が掃除している。
また公園があるせいか、蚊がものすごく多くて、庭の洗濯物を取り込むだけで、何か所も蚊に刺される。
秋になると公園の木の落ち葉が凄まじく、毎日のように家の前を掃かないといけない。
憩いのスポットであるはずの公園が、こんなリスク要因になるとは。
⏹️すべては、下見のタイミングが悪かった
我々は新年度が始まったばかりの4月、快晴の休日の昼間に下見をしたが、結果的にはそれが間違い。
駅までのルートは休日でガラガラ。
うるさい木工場も休日なのでお休み。
不良少年も昼に公園には来ない。
そもそも快晴で、桜が満開の休日に下見なんかしたら、どんな物件でもよく見えてしまう。
しかも4月で『心機一転、頑張るぞ!』と、テンションも上がっていた。
後から考えれば、奇跡的に物件が良く見えるタイミングで下見に行った。
以来Yさんは、家を探しているという人に会う度に、「いろんな天候のときに下見に行け」「休日も平日も下見をすべし」と伝えている。
マイホームは一生の買い物だけに、どんなに気に入っても、最低数回は下見に行ったほうが良さそうだ。
スポンサーリンク
2020年08月27日
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10151459
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック