リボ払いにハマった利用者の心理「毎月定額でガチャができる!」
️リボ払いにハマるきっかけは人それぞれだが
クレジットカードの支払い方法には複数の選択肢がある。
毎回、手数料のかからない1回払いをする人がいる一方で、いくら使おうと毎月の支払額が一定になる「リボ払い(リボルビング払い)」というものがある。
決して安くはない金利手数料を払ってまで、なぜリボ払いにするのだろうか。
利用者たちの話を聞くと、単に「お金がない」というだけではない心理や事情が見えてきた。
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⏹️現在は広告代理店で働く男性会社員・Aさん(30代)
25歳のときに新卒で入った会社を辞め、一時期フリーランスとして過ごしていた。
その時に財布を落としてしまい、クレジットカードを紛失したことがすべての始まりだった。
海外旅行で財布を落として、すべてカードを止めたのですが、再発行できない。
メイン口座を変更したのに、カード会社に振替口座を切り替えたことを連絡し忘れ、返済が延滞。
それが続いて、どうやらブラック認定された。
いわゆる“ブラックリスト”に入り、かつ当時の収入の不安定さから、クレジットカードを作ることができなくなった。
⏹️“運命のカード”と巡り合う
消費者金融系のカードで、リボ払いしか支払いの選択肢がなかった。
当時、深く考えず、『神がいた!』という気持ち。
約1か月以内で全額支払うことができれば、手数料がかからないというので、余裕と思った。
それが油断を生んで、パソコンやスマホ、食費や光熱費などといった生活費まで、ほとんどリボ払いで支払うようになった。
経費はもちろん、生活費でもカードを利用していたAさんは、再び会社員になった現在、ボーナスなどで返済を続けて、1年がかりで完済した。
⏹️リボ払いばかりしていると、正直、全然残額が減らない
それどころかあれよあれよと膨らんでしまい、気づけば100万円くらいに。
そうなると、月の利息だけで1万円以上にもなる。
さすがにこれはヤバイと思って、会社員になってから地道に返済を続け、ようやく完済した。
もう2度とリボ払いは使用しないことと決めた。
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2020年07月20日
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