2021年04月25日
声聞のネタバレなし映画レビュー 韓国映画遍 K「グランドファーザー 哀しき復讐」
フリーの映画写真をどこから手に入れればいいのか分からないので、勝手にイメージを作ってみました。
映画のプロフィール
監督 イ・ソ
出演 パク・クニョン, コ・ボギョル, チョン・ジニョン
アマゾンのリンク
どこの国の映画か
韓国 2017年
映画のジャンル
ベトナム帰還兵のやるせない怒り
最後までみたか?
みました。
ビックリしたか?驚いたか?
ビックリはしないが、面白いです。
特筆すべき男優、女優はいたか?どのように?
コ・ボギョルという人は、「パッチギ」にも出た有名な若手女優のようです。アイドルです。
パク・クニョンは、調べたところ、韓国のドラマで相当出演歴があるようです。
無骨、寡黙、不器用、やること激しい、やりすぎ、そういう演技でした。こういう演技があるから、韓国映画は面白いのです。韓国版の高倉健的演技。 ただし、やることはエグイ。
チョン・ジニョンという俳優は、「トンイ」でトンイの味方になる役人の役をしていて、私は好きです。如何にも韓国の良心のような俳優ですが、そういう雰囲気で途中まで進みます。いい演技です。
もう一度みたいか?
はい
一緒に見て困る人はいるか?
暴力シーンがきついのでご勘案ください。
子供はダメでしょう。
印象に残るシーン
○○はネタバレワード でも知っていてもこの映画の魅力には関係ありません。
@孫娘が、○○をさせられていることを知り、真っ先にその同級生?か恋人かをトイレでボコボコにするのですが、金槌で手を叩く、すると手が内出血して色がスッと変わる。あれは血が噴き出すよりよほど恐ろしいシーンです。本当に叩いたのではないか?
Aチョン・ジニョンの演ずる、未成年者の○○で儲けてはいるが、一見優しい、家族思いの裕福な会社のオーナーという、そういう、とびきり悪ではない人が仇役であることに魅力を覚えます。
Bこういう、ただひたすら、怒りと復讐を元に社会の弱者である主人公が、無分別な行動に出るという韓国映画が時々あり、この映画もそういう是非を問わぬパワーを感じます。
製作者に、何かとてつもない怒りの情熱があり、その表現を邪魔するシガラミがないのがこの韓国映画の魅力です。そういう場合、設定がおかしくても、意味不明の展開でも、気が付いたら最後まで見ていたということになります。
仏教的にはどうか?
この映画には宗教を全く感じさせなかった。勿論破戒の塊のような映画ではありますが。
点数(10点満点)
7点
合掌
タグ:ベトナム帰還兵
【このカテゴリーの最新記事】
-
no image
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10683498
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック