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2017年10月24日
母のこと
父が借金をしなくてはならなくなった原因は母なのかなと思います。母の実家は貧乏だったので、母はよく祖母にお金を渡していました。兄弟も多かったため、弟の学費なども父の収入から流れていたと思います。母は実家が貧乏でもとても金使いが荒く、洋服がとても好きで、洋服のまとめ買いをしていたのを覚えています。買ったものも大切にすることはなく、ほとんど着ないで捨てるか、人にあげていました。食生活も贅沢で、高価な食材でも平気で買う人で、小さい頃自分の家が他の家と何か違うと感じていました。母が普通の主婦のように家計を切り盛り出来る人だったら、老後こんなに大変な思いはしなかったんだと思います。その反面娘にはとても厳しく、働いてからはしっかり生活費を取られ、正直親に頼ったことは一度もありません。自分の感情で人を振り回す所も嫌いでした。父とケンカすると必ず八つ当たりをされました。今思い出すと虐待に近いこともありました。すぐ叩いてきたり、振り回したり、とっても気性の激しい人でした。夫婦喧嘩も取っ組み合いで、子供の頃本当に怖かった記憶があります。母の性格は今でもあまり変わっていません。お金がない今でも、1万円を持ってもあっという間に無くなってしまいます。計画的にお金を使えない人なので、私が文句を言われながらも管理しています。母に少ない年金をすべて預けるのはとても怖いです。父も今年無くなり母の収入はますます少なくなりました。父の作った借金なので、母は私には関係ないと言います。すべて父が悪いと言います。父も浪費癖のある人でしたが、老後貧乏は母の責任も大きいと何故思わないのかと思ってしまいます。母が好きになれないのはそういうところがあるからなんです。