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2016年01月01日
『この闇と光』服部まゆみ
2015年12月31日
『ABC殺人事件』アガサ・クリスティー
今月の21日、アンドーヴァを警戒されたし―
ポアロのもとに送られてきた挑戦状の予告どおり、殺人は起こった。
煙草屋を営むアッシャーという、Aの頭文字の老婆が撲殺されたのだ。
つづいて第2、第3の挑戦状が届き、ベクスヒルでBの頭文字の娘が、チャーストンでCの頭文字の初老の紳士が、殺された。
しかも、現場には必ずABC鉄道案内が残されていた。
アルファベット順に殺人を繰り返す犯人の意図は何か?
また、鉄道案内の意味するものは?
ポアロは懸命に、犯人の心の輪郭をつかもうとするが・・・
ミステリの女王全盛期の代表作。
[BOOKデータベースより]
内容はなんとなく知っていたが、実際に読むのは初めて。
犯人の意図を知ったときにはびっくりでした。
ミッシング・リンクの先駆け。
ヘイスティングズ、いい感じです。
さすが、クリスティーとまたもや感じさせられました。
価格:864円 |
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2015年12月30日
『絡新婦の理』京極夏彦
「私の情夫だから」、これは男にとって女に言われる最上の言葉だが、大概の男は、一生に一度もこの台詞を聞くことは無い。
何故なら、この台詞を吐き出す女こそ、性悪な女だからだ。
そして性悪女の美しさを、大概の人は知らない。
彼女達が、どれほど恠しい女なのか。
この作品は、それを教えてくれる。
―『絡新婦の理』には、主題はあるがメロディーはない。
登場人物は、全てパートであり、それらが実にたくみにアンサンブルしている。
[BOOKデータベースより]
京極さんの作品は、いつも読み応えがあります。
織作家の物語。。。
ピースが多いですが、やっぱり最後には一つにまとまる。
蜘蛛の仕掛けは緻密すぎです。
私も蜘蛛の糸に絡め取られた感じがしました。
榎木津、大活躍。
読み終わった後、また最初に戻りたくなりました。
価格:1,480円 |
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2015年12月29日
『神様のカルテ2』夏川草介
信州にある「24時間、365日対応」の病院では、今日も奇蹟が起きる。
「一止とハルさん」の新たな物語。
[BOOKデータベースより]
作者はお医者さんで、医療現場の問題がたくさん挙げられていました。
「医師ではない、人間の話をしているのだ」
「良心に恥じぬということだけが、我々の確かな報酬である」
・・・心に響く言葉がいくつも出てきます。
大狸先生と古狐先生の関係が素敵。
古狐先生と千代さん夫妻に星空を見せるシーンに涙しちゃいました。
ハルさんはホント、素敵な奥さんだなぁ。
ハルさんの入れてくれるコーヒー飲みたい。
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2015年12月28日
『鉄の骨』池井戸潤
「次の地下鉄工事、何としても取って来い」
でも談合って犯罪ですよね?
謎の日本的システムの中で奔走する、若きゼネコンマン平太の行く末は―。
[BOOKデータベースより]
『空飛ぶタイヤ』が私的にヒットだった池井戸さんの作品。
ゼネコン、談合、、、私にはあまりなじみのない世界でしたが、分かりやすくて話に入り込めました。
府中本町の東京競馬場、今年行ったばかりなので親近感が沸きました。
平太と園田と萌の三角関係についてはなくてもよかったかな〜。
それにしても、尾形常務、さすがです。
恐ろしい・・・。
価格:939円 |
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2015年12月27日
『動く家の殺人』歌野晶午
名探偵・信濃譲二は、とある小劇団にマネージャーとして参加し、万能ぶりを発揮し始める。
だが、特別公演「神様はアーティストがお好き」の初日、惨劇の幕が切って落とされた。
次第に疑心暗鬼になっていく団員達。
六年前の稽古中の死亡事故と関係が?
信濃が命をかけて謎解きに挑む、傑作本格推理第三弾。
[BOOKデータベースより]
3部作、いよいよ最終。
冒頭からいきなり驚かされます。
探偵・信濃が死んだ。
今までの2作は市之瀬の視点で書かれてましたが、今回は信濃の視点から書かれています。
タイトルに騙された感じが・・・。
価格:699円 |
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2015年12月26日
『白い家の殺人』歌野晶午
冬の八ヶ岳山麓の別荘で、猪狩家の令嬢・静香が逆さ吊り死体で発見された。
凄惨な密室殺人は別荘を恐怖の渦に巻き込み、そして第二の被害者が出てしまう・・・。
一冊の日記帳によって明らかになる猪狩家の悲しく暗い過去。
事件解決に挑む青年探偵・信濃譲二は完全犯罪を暴けるのか!?
傑作長編推理第二弾。
[BOOKデータベースより]
さらさらと読み進めて、あっという間に読了。
ワトソン役の市之瀬の推理があまりにも的外れすぎなのがちょっといただけない。
信濃はまぁいいキャラなんだけどね。
白い家にした意味がないのが残念。
価格:745円 |
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2015年12月25日
『死ねばいいのに』京極夏彦
死んだ女のことを教えてくれないか―。
無礼な男が突然現れ、私に尋ねる。
私は一体、彼女の何を知っていたというのだろう。
問いかけられた言葉に、暴かれる嘘、晒け出される業、浮かび上がる剥き出しの真実・・・。
人は何のために生きるのか。
この世に不思議なことなど何もない。
ただ一つあるとすれば、それは―。
[BOOKデータベースより]
いつも読んでる京極さんの作品とは全く違った印象の作品でした。
そして本が薄い(笑)
いつもは驚異的な分厚さなもので・・・。
ケンヤにイライラした部分もありましたが、相手の核心を突いてるんですよね。
人は自分中心でしか物事を見てないということについて考えさせられました。
犯人は途中でなんとなく分かっちゃいました。
価格:1,836円 |
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2015年12月24日
『ノルウェイの森』村上春樹
2015年12月23日
『殺人鬼』綾辻行人
“我が国の犯罪史を見渡してみても、あれほどに異常な殺人事件は他に例がないのではないか。
それは、犯行そのものの残虐性や非人間性といった点においてだけでなく、事件に付随して起こったある非常に不可思議な現象について思うことでもある。
事件が発生したのは、1980年代も終わり、いよいよ世紀末も差し迫ったある年の八月のことだった。”
―「魔の山」双葉山での恐怖と謎に満ちた惨劇の真相とは。
気鋭作家・綾辻行人が世に問う、会心の長編ホラー・ミステリー。
[BOOKデータベースより]
どんでん返しがおもしろいと紹介されてたので、読みましたが・・・。
グロすぎです。
殺人の描写がすごすぎです。
どんでん返しはよかったけど、再読はないです。
価格:734円 |
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