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2015年05月18日
本屋で起こるミステリー『晩夏に捧ぐ 成風堂書店事件メモ(出張編)』大崎梢
2015年05月17日
医療系ミステリー『極北クレイマー』海堂尊
先日読んだ『イノセント・ゲリラの祝祭』にちょこちょこ出てきた、極北市民病院でのお話です。
地域の病院の財政問題や、医療事故なのか、それとも予測不能な不幸だったのか悩まされるものなど、
今回も頭を使わされました。
今の現状から考えると、後藤のように医療ミスや訴訟が多くなるから、いい医者になりたくないと考える人も出てくる可能性はあると思います。
産婦人科が減っているのにも、少々関連していると思います。
ジェネラル・ルージュの速水先生を始め、他の作品での登場人物がちょこちょこ出てきてニヤニヤしながら読みました(笑)
やっぱり姫宮大好きです。
姫宮の話をもっと読みたいです。
極北市民病院の今後が気になります(・∀・)
また、何かの作品で書いてくださるかな??
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2015年05月16日
ミステリー『ウインクで乾杯』東野圭吾
玉の輿を夢見る香子。
ある日仕事先の密室で、同じコンパニオンの絵里が毒入りビールを飲んで死んでいた。
自殺か他殺か?
さらに他殺だと疑って絵里の死の真相を調べていた、絵里の友人が扼殺された・・・。
あまり自分勝手な主人公香子が好きではありませんでした。
香子が狙っていた高見より、香子と一緒に事件の真相を調べていた隣人の柴田という刑事の方が私はいいなと思いました。
香子と柴田の掛け合いが面白かったです。
携帯電話がなかったり、カセットテープが出てきたりと、
時代の古さが感じられました。
これから生まれてくる子どもたちには、カセットテープが分からなくなるのかな??
そうなると、推理の楽しみが減っちゃうのかなと感じました。
価格:555円 |
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2015年05月15日
ホストクラブが舞台のミステリー『インディゴの夜』加藤実秋
2015年05月14日
ミステリー『イノセント・ゲリラの祝祭』海堂尊
私としては、いつものシリーズのように医療現場での事件のお話がよかったかな〜と。
この本の中では、日本の解剖率の低さの問題が取り上げられています。
約2パーセントだそうです。
ずっと入院されていて亡くなられた方は、大方は予測できるでしょうが、98パーセントの方は「死因不明」ということだそうです。
医師が書く「心不全」なるもの・・・これは、全ての人がなくなるときは「心不全」だから死因にはならない。
しかし、今の現状では人手も足りず、残りの98パーセントを解剖することはできない。
それに、家族の方々も解剖されたくはないだろう・・・(・・;)
そこでAiを導入しようではないか。
というお話でした。
現在の医療の問題をじっくりと考えさせられました。
きっとこの著者自身が、Ai(死亡時画像検査)を普及させたいのであろう。
そういう強い気持ちの現れた作品でした。
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2015年05月13日
『パパはロクデナシ』上村佑
2015年05月12日
ミステリー『切れない糸』坂木司
困った動物や人が不思議と寄ってくるクリーニング屋の新井和也と、和也の大学の友人でもある沢田が、クリーニング屋に持ち込まれる日常の謎を解決するお話です。
子供服がたくさんクリーニングに出されるようになった謎。
スカートしか持っていなかった友人が、急にパンツばっかりになった謎。
チャイナドレスやバニーガールの服を出すお客さんの謎。
などなど。
人と人のつながりっていいなぁ、とあたたかい気持ちになれる作品でした(^-^)
沢田の「お前が、どこかだったらいいのに」という言葉に、沢田も和也に助けられたんだなと感じました。
クリーニングに関する知識もあり、勉強になりました
2人の今後が気になります。
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2015年05月11日
笑いたい方『生きるコント』大宮エリー
大宮エリーさんのエッセイですが、それぞれが3〜4ページずつなので読みやすいです。
その少ないページの中に笑いがいっぱい詰まっています。
大宮さんの日常の中の笑いにはまってしまいました。
いい話も入っています。
Tバックをプレゼントされたが、後ろ前逆に穿いたり。
キャロットと呼んでほしいお母さんがいたり。
会社の会議室のテーブルで大の字で寝てたり。
ノーパンで鍼治療に行ってしまったり。
おもしろくて一気読みしてしまいました。
価格:596円 |
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2015年05月10日
『そして誰もいなくなった』アガサ・クリスティ
お互いに初対面の、様々な経歴をもつ10人が島に招待されますが、招待主は一向に現れません。
10人の共通点は、法律では裁かれなかったが、人を死に至らしめたことがあるということ。
例えば、溺れるとわかっていながら子どもを海に誘い出した、酒に酔ったまま手術をして患者を死なせたなどなど( p_q)
そして、古い子守唄の歌詞通りに殺人が行われます。
最後には全員殺され、誰もいなくなりました。
閉ざされた島で10人全員が亡くなり、犯人はだれかとドキドキしながら読み進めました。
1人ずつ1人ずつ殺されていくのが、すごく怖かったです。
【新品】【本】そして誰もいなくなった アガサ・クリスティー/著 青木久惠/訳 価格:820円 |
2015年05月09日
『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎
江戸時代から日本中、世界中のどことも交流を断っている島での、案山子殺人。
コンビニ強盗に失敗した主人公の「伊藤」。
未来がわかる、しゃべる案山子「優午」。
島で1人銃をもっていて、殺人を許されている「桜」。
嘘しか言わない「園山」。
太って動けなくなった「ウサギ」。
奥さんのことが好きで好きでたまらない「草薙」。
何か癖のある登場人物が、とても印象的でした。
パズルが1つ1つ組み合わさっていくように、問題が明らかになっていくところが面白かったです。
でも、実際はこんなにうまいことはいかないんじゃないかな。
逆に、現実ではこのようなことがたくさん起こってるのか??
島の外から来た人が、島にないものをもたらすという言い伝え?があったのですが、その答えは事件とはまったく関係がなかったのであっけなかったかなと、個人的に思いました。
未来が分かってしまうって・・・自分だったらどうだろうと考えさせられました。
分かってても防げない未来を見てしまったら。。。
防げる可能性もあるけど自然の摂理にはんするものだったら・・・
価格:723円 |