2015年05月09日
『オーデュボンの祈り』伊坂幸太郎
江戸時代から日本中、世界中のどことも交流を断っている島での、案山子殺人。
コンビニ強盗に失敗した主人公の「伊藤」。
未来がわかる、しゃべる案山子「優午」。
島で1人銃をもっていて、殺人を許されている「桜」。
嘘しか言わない「園山」。
太って動けなくなった「ウサギ」。
奥さんのことが好きで好きでたまらない「草薙」。
何か癖のある登場人物が、とても印象的でした。
パズルが1つ1つ組み合わさっていくように、問題が明らかになっていくところが面白かったです。
でも、実際はこんなにうまいことはいかないんじゃないかな。
逆に、現実ではこのようなことがたくさん起こってるのか??
島の外から来た人が、島にないものをもたらすという言い伝え?があったのですが、その答えは事件とはまったく関係がなかったのであっけなかったかなと、個人的に思いました。
未来が分かってしまうって・・・自分だったらどうだろうと考えさせられました。
分かってても防げない未来を見てしまったら。。。
防げる可能性もあるけど自然の摂理にはんするものだったら・・・
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