2015年12月30日
『絡新婦の理』京極夏彦
「私の情夫だから」、これは男にとって女に言われる最上の言葉だが、大概の男は、一生に一度もこの台詞を聞くことは無い。
何故なら、この台詞を吐き出す女こそ、性悪な女だからだ。
そして性悪女の美しさを、大概の人は知らない。
彼女達が、どれほど恠しい女なのか。
この作品は、それを教えてくれる。
―『絡新婦の理』には、主題はあるがメロディーはない。
登場人物は、全てパートであり、それらが実にたくみにアンサンブルしている。
[BOOKデータベースより]
京極さんの作品は、いつも読み応えがあります。
織作家の物語。。。
ピースが多いですが、やっぱり最後には一つにまとまる。
蜘蛛の仕掛けは緻密すぎです。
私も蜘蛛の糸に絡め取られた感じがしました。
榎木津、大活躍。
読み終わった後、また最初に戻りたくなりました。
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