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2016年01月24日
『セカンド・ラブ』乾くるみ
『イニシエーション・ラブ』の衝撃、ふたたび。
1983年元旦、僕は春香と出会う。
僕たちは幸せだった。
春香とそっくりな女・美奈子が現れるまでは。
良家の令嬢・美香と、パブで働く経験豊富な美奈子。
うりふたつだが性格や生い立ちが違う二人。
美奈子の正体は春香じゃないのか?
そして、ほんとに僕が好きなのはどっちなんだろう。
[BOOKデータベースより]
春香と美香の秘密は予想が付きました。
最後に仕掛けがあって、また冒頭部分を読み返しました。
序章が全く違った印象になります。
『イニシエーション・ラブ』ほどの衝撃はなかったけど、面白かったです。
ただ、女が何を考えていたのか、なぜそんな行動をとったのかがさっぱりでした。
価格:540円 |
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2016年01月23日
『ふがいない僕は空を見た』窪美澄
これって性欲?
でも、それだけじゃないはず。
高校一年、斉藤卓巳。
ずっと好きだったクラスメートに告白されても、頭はコミケで出会った主婦、あんずのことでいっぱい。
団地で暮らす同級生、助産院をいとなむお母さん・・・
16歳のやりきれない思いは周りの人たちに波紋を広げ、彼らの生きかたまでも変えていく。
第8回「女による女のためのR−18文学賞」大賞受賞、嫉妬、感傷、愛着、僕らをゆさぶる衝動をまばゆくさらけだすデビュー作。
[BOOKデータベースより]
2011年の本屋大賞2位の作品ということで読み始めたので、始めは内容にびっくりΣ(゚д゚;)
R−18だなんて知らなかった。
「性」と「生」のお話です。
次の章は誰が主人公になるのか期待しながら読みました。
最初は戸惑ったけど、最後まで読んでよかったです。
第24回山本周五郎賞も受賞しているそうです。
価格:561円 |
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2016年01月21日
『レボリューションNo.0』金城一紀
2016年01月20日
『田舎の紳士服店のモデルの妻』宮下奈都
田舎行きに戸惑い、夫とすれ違い、子育てに迷い、恋に胸騒がせる。
じんわりと胸にしみてゆく、愛おしい「普通の私」の物語。
[BOOKデータベースより]
初めて読む作家さん。
かなり前ですが、テレビで紹介されてたので読むことにしました。
私はこれからの10年間どんな風に過ごしていくのかな。
10年日記、つけてみようかなという気持ちになりました。
最初はうつの旦那のために田舎暮らしをすることになった梨々子にいらいらしちゃいましたが、
最後は梨々子も成長し、落ち着くところに落ち着いた感じ。
もしかしたら、私にもこういう面があるのかなと考えながら読みました。
始めはモデル=妻だと勘違いしてました。
モデル=夫ですね。
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2016年01月19日
『オジいサン』京極夏彦
益子徳一、七十二歳、独身。
定年後の人生を慎ましく過ごす独居老人の大真面目で可笑しくて少しだけせつない日常。
じんわり沁みる老人小説。
[BOOKデータベースより]
うん、高齢者にいきなり地デジになるのでテレビを替えてくれって言ったってわかんないよな。。。
72歳の生活や思考がリアルでした。
今まで読んだ怖い話と違って、ほっこり和みました。
クスリと笑っちゃうところもあります( ´艸`)
途中までは退屈な部分もありますが、最後まで読んでよかったです。
私がオバあサンになったら、どんな生活を送るのかな〜。
価格:820円 |
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2016年01月18日
『幻想郵便局』堀川アサコ
山の上、ぽつんと現れた賑やかな郵便局。
「これは魔法の鼎なのです」
「大奥様がくるわよーっ!」
「物に尊敬語を使うな!」
「バイバイ、おにーちゃん」
アルバイトをはじめたアズサ。
得意なことは、“探し物”。
「ここから冥界にいくのよぉ」
「あたしを、殺すなんて」
「殺人という負債はなかったわよ」
「狗山比売は、登天郵便局の宿敵なのです」
平穏な日々が徐々に翳り、『みんな、忘れてしまえ』
―絶体絶命の、危機。
ようこそ、登天郵便局へ。
[BOOKデータベースより]
この世とあの世の狭間に存在する、地獄の一丁目にある郵便局。
設定が面白かったです。
ファンタジー&ホラーでした。
たくさんの要素が詰め込まれすぎてる気はしましたが、
アズサと周りの不思議な人たちの関わりに和まされました。
頑張って功徳貯めます。
価格:627円 |
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2016年01月17日
『誰でもよかった』五十嵐貴久
「明日。昼。渋谷で人を殺します」
インターネット掲示板“ちゃんねるQ”に書き込まれた犯行予告。
翌日、一台のトラックが渋谷のスクランブル交差点に突入した。
死者は11人。
惨劇の犯人は、人質をとり立て篭った。
極限の緊張状態にある犯人に対し、事件の早期解決を求める捜査本部。
全て交渉人・渡瀬に託された―。
世間を震撼させた大量殺人事件、驚倒の結末。
[BOOKデータベースより]
「交渉人」についてよく書かれている五十嵐さん。
会話が中心で、読みやすかったです。
が、物足りなかった・・・。
秋葉原で起こった事件がモデルになってます。
「誰でもよかった」・・・なんて、すごく嫌な言葉。
最後まで読むと、「誰でもよかった」には2つの意味があったことがわかります。
価格:702円 |
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2016年01月16日
『ソウルケイジ』誉田哲也
多摩川土手に乗り捨てられたワンボックス・カーから、血塗れの左手首が発見された!
姫川玲子たち捜査一課殺人犯捜査係の刑事たちは、所轄と組んで捜査にあたる。
しかし、手首の持ち主と思しき男の周辺を調べていくうちに、つぎつぎと意外な事実が浮かび上がって・・・。
進境著しい俊英・誉田哲也が渾身の力をこめて描く、丹念に積み上げられた捜査小説にして、胸を打つ犯罪小説の白眉。
[BOOKデータベースより]
前回グロかったので身構えてましたが、今回は前回ほどじゃなかったです。
真相はとっても切なく、心が痛みました。
最後の再会は悲しい・・・。
耕介がしっかり乗り越えてくれるといいな。
「父性」がテーマになってます。
高岡の愛情にじーんときちゃいました(ノω・、)
価格:740円 |
2016年01月15日
『完全なる首長竜の日』乾緑郎
植物状態になった患者と、コミュニケートするための医療器具「SCインターフェース」が開発された日本。
少女漫画家の淳美は、自殺未遂を起こして数年間意識不明に陥っている弟の浩市と対話を続けている。
「なぜ自殺を図ったのか」という淳美の問いかけに、浩市は答えることなく月日は過ぎていた。
そんなある日、謎の女性からかかってきた電話によって、淳美の周囲で不可思議な出来事が起こりはじめる・・・。
『このミステリーがすごい!』大賞第9回(2011年)大賞受賞作。
[BOOKデータベースより]
このミス大賞作品ということで、手に取りました。
読みやすかったですが、私はもっとミステリーが強いものがいいな。
読後感はよくないです。
『クラインの壺』のように夢か現実かが分からなくなっちゃいました。
価格:606円 |
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2016年01月14日
『月と蟹』道尾秀介
「ヤドカミ様に、お願いしてみようか」
「叶えてくれると思うで。何でも」
やり場のない心を抱えた子供たちが始めた、ヤドカリを神様に見立てるささやかな儀式。
やがてねじれた祈りは大人たちに、そして少年たち自身に、不穏なハサミを振り上げる―
やさしくも哀しい祈りが胸を衝く、俊英の最新長篇小説。
[BOOKデータベースより]
第144回直木賞受賞作品です。
幼さゆえの残酷さ。
ヤドカリかわいそう・・・。
子どもの気持ちを上手く書けてるなと思いました。
今までの作品とは少し違った印象でした。
私はいつものどんでん返しミステリーのが好きです。
価格:637円 |
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