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2022年07月14日

火災保険|契約・更新は代理店型損保と通販型損保のどちらがおすすめ?

あなたの火災保険は銀行又は住宅会社の損保代理店ではないでしょうか?

ローンを組んで住宅を購入された方は、大抵、住宅会社又は銀行が運営する損保代理店に勧められた火災保険に入られた方が多いのではないでしょうか?

一昔前は、それでも良かったのですが、相次ぐ保険料値上げや契約期間の短縮化で火災保険料の負担は大変重いものとなっており、今後は、自宅に有利な損保会社と補償内容にしていく必要があります。

火災保険料は、損保会社によって大きな差があります。

この記事では、契約・更新を進める上で、代理店型損保と通販型損保のどちらが役立かを、それぞれのメリット、デメリットを通じてご紹介しました。参考になれば幸いです。

 

[:contents]

 

火災保険の契約・更新には「代理店型」と「通販型」のどちらが良い?

 

火災保険の契約は、損保の代理店経由が約9割を占めていますが、最近では、火災保険の相次ぐ値上げや契約期間短縮化などによる負担増に伴い、一般的に保険料が安い「通販型(ネット型)」の火災保険への移行が目立ってきています。

 

1.火災保険の損保会社には「代理店型」と「通販型」がある

 

まず、火災保険を運営する損保会社には、代理店経由の販売を主体とする「代理店型損保」と、インターネット又は電話での販売を主体とする「通販型損保」があります。

 

1)「代理店型損保大手の一部

 

損保会社 火災保険商品名
あいおいニッセイ同和損保 「タフ・住まいの保険」
損保ジャパン 「THE すまいの保険」
東京海上日動 「トータルアシスト住まいの保険」
三井住友海上 「GK すまいの保険リビングFIT」
AIG損保 「ホームプロテクト総合保険リビングパートナー保険」
共栄火災 「安心あっとホーム」
大同火災 「DAY-GO!すまいの保険」
チャブ損保 「住宅総合保険リビングプロテクト総合保険」
日新火災 「住自在」

 

2)「通販型損保」大手の一部

 

損保会社 火災保険商品名
楽天損保 「ホームアシスト」
ソニー損保 「新ネット火災保険」
ジェイアイ傷害火災 「iehoいえほ」
セコム損保 「セコム安心マイホーム保険」
東京海上日動 「トータルアシスト」
セゾン自動車火災保険 「じぶんでえらべる火災保険」
AIG損保 「ホームプロテクト総合保険」
日新火災 「『住自在』すまいの保険」

 

3)「通販型損保」は、一般的に火災保険料が安く、オプション充実の優位性が高い

 

実店舗を持たない「通販型損保」は運営費が、実店舗型損保に比べて低い為、火災保険料が安く、オプション充実の優位性が高いと言えます!

※火災保険料の算出根拠

火災保険料は、保険金等の支払いに当てられる「純保険料」保険会社の経費や利益に当てられる「付加保険料」で決められます。

「純保険料」+「付加保険料」⇒「火災保険料」

 

2.契約窓口には「副業代理店」「総合代理店」「通販損保窓口」がある

 

火災保険の契約窓口は、主として、1)「副業代理店」、2)「総合代理店」、3)「通販損保窓口」の3形態があります。

代理店は、損保会社と委託契約を結び、損保会社に代わって業務を行う事業者のことで、保険の契約、保険料の領収、契約者が事故や被害を受けた際の契約者と保険会社の連絡の橋渡しなどを担当します。

代理店には、ローン借入先の銀行や住宅会社などが自前で火災保険の代理店を兼ねている「副業代理店」、「ほけんの窓口」「保険市場」など複数損保の代理店業を行う「総合代理店」があります。

商品やサービスの責任は、いずれも損保会社が負うことになります。

 

1)「副業代理店」(銀行や住宅会社が代理店となっている)

 

多くの方は、住宅購入時に住宅会社または銀行に勧められて当該住宅会社又は銀行の損保代理店に加入されたと思います。

この場合の損保代理店が副業的に担っている損保は1〜3社であり、大抵、他社比較なしの紹介で加入されたと思います。

手続きが簡単で、団体割引(住宅購入者の会社が銀行又は住宅会社と契約し団体割引を受けられる)が受けられるなどのメリットはありますが、選択肢が少なく、保険に詳しくない担当者の下で、必ずしも自宅にあった火災保険でない場合も多くあります。

従って、これからの更新に当たっては、他社比較ができる「総合代理店」か、「一括見積りサイト」を使って各社比較することをおすすめします。

!「住宅本舗」の各社比較サイトはこちら⇒「火災保険の見直しで家計を節約

「一括見積り」の結果、加入中の損保が適正となるかも知れませんが、その場合でも、契約は、総合代理店経由となるので、以降の更新時には、同様に他社比較を経ての損保選びが可能となります。

従って、今後の新規契約や更新、或いは乗換えに際しては、住宅会社あるいは銀行による「副業代理店」での更新はおすすめできません。

 

2)「総合代理店」(多数の損保の代理店を兼ねている)

 

駅前の「保険の窓口」のように多数の損保会社の代理店となっている「総合代理店」は、損保会社間の比較の上で、自宅に有利な損保会社を見いだすことが可能になります。

従って、更新あるいは乗換え、新規契約の窓口としては大変便利な窓口としておすすめできます。

 

3)「通販型損保」(企業が通販で損保事業を行っている)

 

「通販型損保」は、代理店を経由せずにネットで顧客と契約するため、代理店の事務所経費や人件費等の負担が不要。

このため、「代理店型損保」に比べて火災保険料は、かなり安くなるのが一般的です。

そもそも、火災保険は、万一の際の保険なので、保険金を請求する機会が少ない性質があります。

このため、手厚いサポートよりも、実質保険料が安いことと、ネット上で申し込みから契約までが完結できること、補償内容や契約プランが実質的に自分で選べること、などが好まれます。

なお、「通販型損保」を選ぶにしても、「一括見積りサイト」などで、各社比較をした上で判断されることをおすすめします。(あくまでも、総合代理店か、一括見積りサイト等による各社比較の上で最終決定されることをおすすめします。)

!「保険スクエアbang」の各社比較はこちら⇒「火災保険の無料診断サービス

 

3.火災保険の契約窓口は「総合代理店」と「通販」のどちらが良い?

 

代理店型の火災保険と通販型の火災保険の特徴とメリット・デメリットを知って、自分にあった火災保険がどちらなのかを見極めていただきたいと思います。

 

1)「通販型損保」の特徴とメリット、デメリット

 

(1)特徴

 

通販型は、インターネットやフリーダイヤル経由で、直接、保険契約を結び、保険料の支払いや保険金請求を行います。

通販型損保の場合は、代理店などの店舗費や人件費がかからないため、安い保険料で充実したプランが提供できます。

また、申し込みから契約までオンラインで完結するため、時間的制約やスタッフの押しつけなどに煩わされることなく、好きな時に自宅で手続きが行えるのが特徴です。

【通販型の契約手続きの流れ】

なお、他社比較を優先させるならば、通販に申し込む以前に、「一括見積もりサイト」に申し込み、他社比較をした上で、自分にあった通販があれば、下記手順で通販に申し込むようにされることをおすすめします!

なお、他社比較が必要ければ、以下の手順で直接、通販型損保のWEBサイトに申し込みます。

step 手順 行う内容
第一step 見積もり 依頼 条件を記入して見積もり依頼をする。(建物構造や建築年月などの記入) なお、条件や記入方法などが分からなければ、電話やメールで質問することも可能。
第二step 申し込み 送られてきた見積書を確認して申し込みを行う。 なお、不明な点があれば電話やメールで確認することができる。契約の内容によっては、担当者から電話で確認が必要となるケースもあります(訪問は断りましょう)。
第三step 契約完了 申し込み内容や提出書類に不備がなければ契約完了。 設定した保険始期日から補償が開始される。

(2)メリットとデメリット

メリット @人件費や事務費等の運営コストが代理店型損保に比べてがかからない為、一般的に代理店型に比べて保険料が安い。
通販型と代理店型とでは、10年一括払い額でみた場合、約半額で済むと試算されます。

A人件費や事務費等の運営コストが代理店型損保に比べてがかからない為、一般的に代理店型に比べて補償内容やサービスが充実

通販型の補償内容サービスには、大抵、火災のほかに水害や台風などの被害も補償範囲に含まれ、水回りのトラブル無料相談などの日常生活に関する特約がついたりします。

B被害状況の見積確認が代理店型よりも厳格でなく承認されやすいと言われています
被害が出て請求した場合に、損保の担当者による被害状況確認が行われますが、通販型の場合は、代理店型に比べ、意外と簡単に承認される傾向があると言われています。
デメリット

@代理店型のようには、担当者によるアドバイスやサポートが受けられない

通販型の場合、代理店型のようには、担当者による商品選定や補償のサポートが受けられないことです。

但し、通販窓口への電話やメールで相談すれば代理店のようなサポートが受けられることもあります。

実際のところ、サポートが必要ならば、他の機関(代理店または一括見積りサイトなど)で相談してみれば、アドバイスは受けられます。

A通販型では、他社比較ができないことです。
このため、通販型に申し込みたい場合でも、他社比較をしたい場合は、いきなり通販型に申し込むのではなく、まずは、代理店や一括見積りサイトに申し込み、他社比較をした上で決めれば解決できます。

 

2)「代理店型」の特徴とメリット、デメリット

 

(1)特徴

損保会社と委託契約を結んだ「代理店」を通じて、契約・保険料支払い・保険金請求などを行います。

代理店型では、店舗において、スタッフと対面しながら、他社比較を含めて加入損保と補償内容等を詰めていくことができます。

従って、あまり知識がなくてもスタッフの力を借りて自分にあった火災保険を見いだすことができます。

【代理店型火災保険 契約手続きの流れ】

step 手順 行う内容
第一step 電話予約 往訪日時の予約を電話で行う なお、自宅への往訪はお断りしましょう!
第二step 店舗で相談 担当者と面接して、火災保険の見積もり依頼をする。 条件(建物構造や建築年月、補償範囲、保険金額、契約期間など)を記入して、他社比較などを経て検討を進める。
第三step 店舗で相談 必要があれば、再度要望事項を出して納得のいく見積りを見いだす。(夫婦の場合は、随伴を求められる場合もある)
第四step 契約完了 申し込み内容や提出書類に不備がなければ契約完了。設定した保険始期日から補償が開始される。

(2)メリットとデメリット

メリット @条件を合わせた複数の保険会社の比較ができる
希望条件(保険料を少しでも抑えたい、資産価値に見合う保険金にしたいなど)を伝えると、それに合った各社の火災保険商品の比較表を提示してくれまする。

Aきめ細かなサポート、フォローが受けられる
担当者が直接ヒアリングを行ってくれるため、火災保険の知識が少ない人でも、なんらかの疑問を抱いた時にスピーディーに担当者に相談できるので、希望に適った商品を見つけやすい。 また、万が一火災などのトラブルに遭遇した場合、代理店経由で対応してもらえるためいざという時にとても心強いです。

B窓口を一本化できる

火災保険の外の保険(自動車保険など)も時間をかけて当該代理店に移管すれば、窓口が一本化できる可能性が高まります。
デメリット @代理店は多数あり担当者もいろいろなタイプがあるため、良い代理店を見極めは難しい
大変メリットのある代理店型損保ですが、いい代理店を見つけづらいという点もあります。なお、往訪型の代理店は特に注意が必要です。

A保険料が高くなりがち
代理店経由は、代理店の手数料(人件費、店舗料等)が含まれるため、通販型に比べて、保険料が高めとなる傾向があります。

B代理店の知識、接客レベルに差がある
代理店にもいろんな担当者がいるため、サポートのレベルにはばらつきがあります。

 

3)それぞれが向くタイプとは?

 

通販型に 向くタイプ ・ある程度、火災保険の知識があり、じっくり自分で検討を進めたい
・補償内容を細かく選び、火災保険料を少しでも抑えたい
・好きな時間に、インターネットでじっくり検討して契約を進めたい
代理店型に 向くタイプ ・火災保険の知識が乏しく、カウンセラーを受けながら商品選びがしたい
・時間的に余裕があり、多少、保険料が割高で合っても安心して契約したい

 

最後に

 

損保には、「代理店型」と「通販型」があり、「代理店型」は、総合代理店を通じて損保各社の比較の上で、スタッフのアドバイスを受けながら火災保険が選べる長所があります。

一方、「通販型」は、店舗を必要としないため、経費がかからず、一般的に保険料が安く、かつ、補償内容の充実化もなされています。また、時間の制約なしに進められる長所があります。

どちらを選ぶかは、それぞれのメリット・デメリットを理解した上で自分にあった方を選べば良いと思います。

なお、記事内でも書きましたが、「通販型損保」を選ぶに際しても、まずは、通販型損保間の比較も重要と考えますので、「一括見積り比較サイト」の活用が有効かと考えます。

!「住宅本舗」の各社比較サイトはこちらを⇒「火災保険の見直しで家計を節約

火災保険料は損保会社によって大きな差があり、かつ、近年の相次ぐ値上げで、負担は、劇的に重たくなってきております。

是非、この記事が見直しのお役に立てれば幸いです。

最後までお読みいただきありがとうございました。

ーーーーーーーーーー 完 ーーーーーーーーーーー

「火災保険一括見積りサイト」のおすすめ3選

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1位 「住宅本舗」 火災保険の見直しで家計を節約
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是非、火災保険加入を検討される場合は、「一括見積りサイト」をご活用してみてください!

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