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2017年10月04日

Scoovo C170 トレイの制作

 久しぶりにScoovoC170を動かしたくなりました。

 今回の完成品のトレイは以下のようです。縦×横×高さは
   30.5×14.5×3(センチ)
です。

DSCN3302.JPG


30.5センチ の長さはScoovoC170 では一気に造形できません。そこで図からわかるように半分ずつ作成して結合します。

 今回の制作目的は結合部分の構造の実験です。

トレイ.jpg


上が設計図です。高さが結合部分も含めて15.5センチあります(ScoovoC170の高さの限界は17センチです)。
 半分ずつ別々に造形してもいいのですが(造形時間も半分になる)、上のように2つ並べてベッド上に0.5ミリ(これは2層で造形される)の板で連結しておくと安定します。
 高さの高い造形物は接地面が狭いと造形中に転倒します。

 以下は造形結果の結合部分です。面の厚さは4ミリです。45度の矢印構造にして嵌め込んだ後は固定されるようにしました。爪の高さは5ミリです。この爪は思ったより頑丈です。爪の長さ2センチでも実験してうまくいきました。そのときは「これはきっと途中で爪が折れるぞ」と思いながらプラスチックハンマーでたたいて嵌めましたが最後まで問題がありませんでした。

DSCN3290.JPG


 設計段階で爪と爪との間には0.5ミリの隙間を作ってあります。矢印構造は45度の傾きなので面は横にすると繊維は爪の方向になってきれいに造形できます。
 しかし、そうするとトレイの縁は垂直に立つのでその部分の爪は造形できません。

 今回のように爪を立てて造形するとフィラメントが横に走ります。嵌め込むときにこれがかみ合って一度プラスチックハンマーでたたき込むと2度と抜けなくなります。
 そのため爪の長さは5ミリで十分強力な結合となります。

DSCN3292.JPGDSCN3293.JPG


DSCN3305.JPG


 久しぶりにシルバーとブルーのScoovoC170を動かして調子を確認したかったので色違いで造形して別々に組み合わせてツートンカラーにしました。

 上の図で分かるように白い半分の爪の下位置に線が入っていますが、これは造形時の0.5ミリ程度のずれです。
 高い高さの構造物はベッドの移動によって慣性のトルクが強く働きます。これは磁石で固定されているベッドの前後を浮かせるように働きます。

以前の記事「 「ネジ」による構造物(その2)、スピードへの挑戦 」ではタイミングベルトの山が滑ると2ミリのずれが発生することをいいました。
 しかし、今回のずれはずっと小さいのでそれとは異なります。ベッドは磁石で固定されている限りは動きませんが、強い力でずらすとわずかにずれます(0.5ミリ程度)。
 今回はこれが起こったと考えられます。
 対策は、造形物の上部を作成するときは造形スピードを落とすことです。
ちなみに今回の造形時間は2倍速で10時間15分程度です。

DSCN3298.JPG


 トーストを焼いてコーヒーを入れてみました。

 いただきます。

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