2018年09月15日
プロトタイプ ページめくり機 の作成
お久しぶりです。
現在、発明家をやっています。
最近、実用新案に登録を終了した発明を紹介します。
とても安価に制作できる比較的ローテクな ページめくり機 の実験機です。
ユーチューブからのリンクです。
3Dプリンタは、考えたことを形にすることができます。
机上のアイディアは実際に試してみないとそのまま埋もれてしまいます。
最先端の材質、最新技術による製品には及ばなくとも、アイディアが現実に機能するものかどうか3Dプリンタで短時間で試すことができます。
現在取り組んでいることはアイディアを実際にScoovoC170で造形して、それが思っていたように機能するか確認して、うくいったものを実用新案として登録して、商品化する協力者が現れるのを待つ、というものです。
本当は特許として登録したいのですが、特許はお金がかかるので実用新案を選択しています。
つまり、私の立場は、お金は出さないが、アイディアとノウハウを提供します、というものです。
今回紹介しているのは、人がボタン操作で読書することを目的にした、ページめくり機、です。
障害者支援機器になりますが、ページをめくりながら撮影することで、自動自炊が実現できます。
使い道については需要次第なので天にまかせましょう。
シンクロナスモーター(扇風機の首振りや電子レンジのターンテーブルに用いられているモーター、ネットで500円程度で購入できます)などの金属部分以外はすべてScoovoC170による造形物です。
同じものですが、吸引部分を厚紙用に取り換えて 絵本をめくっているページめくり機 です。
この発明のポイントとして、実用新案登録請求の範囲、を記載します。
以下の7項目はすべて技術評価において評価6を得ています。つまり新しい実用新案として認められました。
【書類名】実用新案登録請求の範囲
【請求項1】半回転以下の範囲を往復回転する駆動軸の直線から、本1ページの横幅の長さよりやや大きい距離に位置するように駆動軸から本の上に伸びた回転アームに取り付けられた吸引部が、開いた本の綴じられていないページ端でページを吸引して駆動軸が回転することでページを持ち上げると同時に、駆動軸の往復回転運動とワイヤーまたは歯車またはベルトなどによって完全に同期し、回転面が開いた本と平行で180度程度の往復回転運動をするページ送りスティックが持ち上がったページの下にもぐり込んでそのページをめくる一方で、常時は開いた本の上からバネや伸縮性のひもなどでページが勝手にめくれないように押さえているページ押さえハンドが、駆動軸に取り付けられたスイッチが往復回転運動のページめくり範囲においてオンとなり、ページをめくる間だけモーターなどによって持ち上がってページめくりを妨げない、というしくみの、回転する駆動部に取り付けられた吸引部とその運動に機械的に同期するページめくりスティックと駆動軸に設置されたスイッチにより電気的に同期して持ち上がるページ押さえハンドの3点による構成を特徴とするページめくり機。
【請求項2】請求項1において吸引部を取り付けたアームの往復回転に逆回転防止機構のないシンクロナスモーターを使用したページめくり機。
【請求項3】請求項1のページめくり機の吸引部において、吸引口の端がバネ付きのヒンジで吸引部本体に結合されていることによりページの端が吸引されたときに吸引口が引き込まれてページが「くの字」状に折れ曲がるしくみの吸引部をもつページめくり機。
【請求項4】請求項1の吸引部として、空気を通さない柔らかい素材でできたスカートの裾の先端部分が、吸引時にも崩れず吸引口を塞がないための縁をもつ構造になっている、絵本などの厚紙に対して吸盤として機能する吸引部をもつページめくり機。
【請求項5】請求項1のページめくり機のページをめくる送りスティックのページを押す側と反対側に取り付けられて、ページをめくったのちに本の端に残り、再びページをめくるために吸引部の回転アームと連動して送りスティックが戻るときにすでにめくったページを巻き込まないことを確実にするひれのような透明の板をもつページめくり機。
【請求項6】請求項1のページめくり機において、ページを吸引する状況で見たとき回転アームの吸引部上方位置に取り付けられた孔またはスリットを通過して両端が本を置く台に固定され、ページめくりは妨げないが本を読むときつまり回転アームがホームポジションにあるとき本の上を押さえる紐またはテープをもつページめくり機。
【請求項7】請求項1のページめくり機において、円弧の往復運動の特定部分でスイッチをONにするため、回転する突起物の回転中心から一定の距離にバネなどで弾性的に回転しない金属端子を配置し、突起物の形状は、順回転においてその距離より小さい突起から始まる外側を金属端子が通過し、逆回転でその距離より大きい突起から始まる内側を通過するようになっていて、円弧の往復運動を行うその突起物の内側または外側に電気導体を配置した構造のスイッチをもつページめくり機。
詳しく確認したい方は以下特許情報プラットフォームへのリンクから実用新案登録番号3217088で検索してください。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
それではまた。
現在、発明家をやっています。
最近、実用新案に登録を終了した発明を紹介します。
とても安価に制作できる比較的ローテクな ページめくり機 の実験機です。
ユーチューブからのリンクです。
3Dプリンタは、考えたことを形にすることができます。
机上のアイディアは実際に試してみないとそのまま埋もれてしまいます。
最先端の材質、最新技術による製品には及ばなくとも、アイディアが現実に機能するものかどうか3Dプリンタで短時間で試すことができます。
現在取り組んでいることはアイディアを実際にScoovoC170で造形して、それが思っていたように機能するか確認して、うくいったものを実用新案として登録して、商品化する協力者が現れるのを待つ、というものです。
本当は特許として登録したいのですが、特許はお金がかかるので実用新案を選択しています。
つまり、私の立場は、お金は出さないが、アイディアとノウハウを提供します、というものです。
今回紹介しているのは、人がボタン操作で読書することを目的にした、ページめくり機、です。
障害者支援機器になりますが、ページをめくりながら撮影することで、自動自炊が実現できます。
使い道については需要次第なので天にまかせましょう。
シンクロナスモーター(扇風機の首振りや電子レンジのターンテーブルに用いられているモーター、ネットで500円程度で購入できます)などの金属部分以外はすべてScoovoC170による造形物です。
同じものですが、吸引部分を厚紙用に取り換えて 絵本をめくっているページめくり機 です。
この発明のポイントとして、実用新案登録請求の範囲、を記載します。
以下の7項目はすべて技術評価において評価6を得ています。つまり新しい実用新案として認められました。
【書類名】実用新案登録請求の範囲
【請求項1】半回転以下の範囲を往復回転する駆動軸の直線から、本1ページの横幅の長さよりやや大きい距離に位置するように駆動軸から本の上に伸びた回転アームに取り付けられた吸引部が、開いた本の綴じられていないページ端でページを吸引して駆動軸が回転することでページを持ち上げると同時に、駆動軸の往復回転運動とワイヤーまたは歯車またはベルトなどによって完全に同期し、回転面が開いた本と平行で180度程度の往復回転運動をするページ送りスティックが持ち上がったページの下にもぐり込んでそのページをめくる一方で、常時は開いた本の上からバネや伸縮性のひもなどでページが勝手にめくれないように押さえているページ押さえハンドが、駆動軸に取り付けられたスイッチが往復回転運動のページめくり範囲においてオンとなり、ページをめくる間だけモーターなどによって持ち上がってページめくりを妨げない、というしくみの、回転する駆動部に取り付けられた吸引部とその運動に機械的に同期するページめくりスティックと駆動軸に設置されたスイッチにより電気的に同期して持ち上がるページ押さえハンドの3点による構成を特徴とするページめくり機。
【請求項2】請求項1において吸引部を取り付けたアームの往復回転に逆回転防止機構のないシンクロナスモーターを使用したページめくり機。
【請求項3】請求項1のページめくり機の吸引部において、吸引口の端がバネ付きのヒンジで吸引部本体に結合されていることによりページの端が吸引されたときに吸引口が引き込まれてページが「くの字」状に折れ曲がるしくみの吸引部をもつページめくり機。
【請求項4】請求項1の吸引部として、空気を通さない柔らかい素材でできたスカートの裾の先端部分が、吸引時にも崩れず吸引口を塞がないための縁をもつ構造になっている、絵本などの厚紙に対して吸盤として機能する吸引部をもつページめくり機。
【請求項5】請求項1のページめくり機のページをめくる送りスティックのページを押す側と反対側に取り付けられて、ページをめくったのちに本の端に残り、再びページをめくるために吸引部の回転アームと連動して送りスティックが戻るときにすでにめくったページを巻き込まないことを確実にするひれのような透明の板をもつページめくり機。
【請求項6】請求項1のページめくり機において、ページを吸引する状況で見たとき回転アームの吸引部上方位置に取り付けられた孔またはスリットを通過して両端が本を置く台に固定され、ページめくりは妨げないが本を読むときつまり回転アームがホームポジションにあるとき本の上を押さえる紐またはテープをもつページめくり機。
【請求項7】請求項1のページめくり機において、円弧の往復運動の特定部分でスイッチをONにするため、回転する突起物の回転中心から一定の距離にバネなどで弾性的に回転しない金属端子を配置し、突起物の形状は、順回転においてその距離より小さい突起から始まる外側を金属端子が通過し、逆回転でその距離より大きい突起から始まる内側を通過するようになっていて、円弧の往復運動を行うその突起物の内側または外側に電気導体を配置した構造のスイッチをもつページめくり機。
詳しく確認したい方は以下特許情報プラットフォームへのリンクから実用新案登録番号3217088で検索してください。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
それではまた。
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