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2017年04月16日

Scoovo C170 一輪挿し、花瓶の製作

 春です。お花が咲きます。

 そこで、一輪挿しや花瓶(瓶ではないが)を作ってみましょう。

 一輪挿しは縦長で不安定ですが、受け皿と一体として造形すれば簡単に倒れません。図は大小の一輪挿しです。「123D Design」のTweekの機能で引っ張って作成したものです。

 水を入れて花を入れてみました。

うん、なかなかいい、と思ったのですが、少し時間がたつと台の上に水滴が出てきました。Scoovoの造形物はPLA素材の繊維を張り付けているので密度を100%にしてもわずかな隙間が発生します。

 つまり、Scoovoでは直接液体を格納する完全な容器は無理です。

 解決策として、図のようにビニールなどの袋を内側に入れて水とお花を入れることにしました。造形時に一輪挿しの内側に発生するフィラメントの突起は削りとらないとビニール袋に穴があいてまたまた水漏れが発生するので注意してください。
DSCN3245.JPG


ビニール袋の端が一輪挿しの淵からはみ出ているのは今一かな。そこで花瓶の淵にビニールの端を挟み込めるようにしました。

  下図のように嵌め込み枠を嵌めてから、ビニール袋(うすい袋を二重にセットしました)のはみ出た部分はカッターで切り取ります。

DSCN3256.JPGDSCN3255.JPG


 嵌め込み枠は植木鉢の雰囲気にしてくれますが、枠のないデザインも考えました。
 図の左2つです。

DSCN3263.JPG
 図は「123D Design」でのデザイン画面です。つまりカップの内側に嵌め込みバンドを作成してそれが外から見たデザインに影響しないようにしました。

kabin1e.jpg


 お花を買って、入れてみました。

DSCN3258.JPGDSCN3279.JPG


DSCN3286.JPG

 ではまた。

 追伸 次の投稿は少し先になる予感がします。


この記事へのコメント
透明のウレタンニスがオススメです。
Posted by Jnaka at 2017年04月18日 01:25
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