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アブラソコムツってどんな魚

アブラソコムツは、深海にいる魚で全身ワックスのような魚です。そのため、食べた時には大トロのような味で美味しいのです。しかしその油は人間の体内では分解しきれないため、腹痛や下痢を起こしてしまうかなり危険な魚です。日本ではかなり昔からこの魚をうることが禁止されており、他の国々でも同様の措置が取られています。勿論アメリカのFDA食品医薬品局も「販売をしないように。」と注意喚起している魚です。

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でも私は実際にこのアブラソコムツ食べたことあります！

私がこの魚を食べたことがあるからこそ、大トロのような味がするとお伝えすることができるのです。アメリカのサンタバーバラにある一軒の寿司屋です。近所だったので歩いて時々行く店でした。日本でも観戦丼といえば1500円くらいが平均でしょうか。アメリカだと通常2500円くらいしてもそれほど高い方ではないという感じがしますが、このお店は大体1500円くらいでお得に食べれたんです。味もそれほど悪いと思ったこともなく、ランチで利用していたのですが、ある夜とても疲れていて、寿司を少し握ってもらったのです。顔馴染みの店長が、「今日はオノが入っているよ。」私は日本でも勿論よく寿司は食べていたけれど「オノ」なんていう魚を聞いたことがなく、少し沈黙になり、「オノってどんな魚？」と尋ねたところ、「え？オノ知らないの？あのトロみたいに美味しい魚だよ。えー、食べたことないなら絶対に食べないと！日本にはいないの？」とその店長に言われ、「そんなに美味しいなら、２貫握って。」と伝えた。そして、自宅で食べてみると、「うわー、本当トロ見たい。美味しいわ！」という感じ。そのあとどんな魚か気になって、教えてもらった魚の名前「オノ」を手掛かりにインターネットで調べて行くと、escolor fishという名前にたどり着いた。そして、もっともっと探して行くと日本語ではアブラソコムツ。その後、販売してはいけない魚だということが判明。

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何でこの魚は危ないのか？

先ほど少し話した通り、食べすぎると下痢や嘔吐することになり、結構大変なようです。私も食べたあと、かなり怖かったのですが、量が少なかったため何も起きることはありませんでした（本当に良かった）。

アブラソコムツが売られているのはこの店だけ！？

それから数ヶ月が経ち、他のシーフードレストランに行くことがありました。あった！Escolor fish。やばい魚です。本当に不思議に思うのですが、なぜ禁止と言われている魚がこんなに売られているのか？理由はよくわかりませんが、恐らく一つは下痢などを起こすことはあってもフグのように毒で死に至るようなことはないから。二つ目の理由は、この魚の美味しさ。私でもこの情報を知らなければ、なんて安くて美味しい魚なのだろうと思いました。日本で言ったら多分普通に100円の回転図巣のお皿に流れているという感じです。それくらい安く脂が乗っている魚だからこそ、また食べたくなってしまうのです。

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食べたくても食べるべきではない

しかし、先ほどからお話ししている通り、この魚は基本的には食べるべき魚ではないということです。一応この魚の油は人間の体内では分解できないからということが理由で取り扱い禁止となっていますが、実際はわかりません。少量は体内で分解される可能性はありますし、万が一その分解された油の何かの成分が体に何らかの影響を及ぼすことになるかもしれません。ですから、万が一海外でこの魚を見にすることがあっても食べないようにしてください。また、この魚だけではなく、あまりに聞いたことのない魚等は何があるかわからないので食べない方がいいと思います。因みに、yellow taleはハマチ、soleは舌平目、seabreamは鯛です。こういう魚は普通にレストランのメニューにありますので、こういう魚は勿論食べても大丈夫です！