2022年08月27日
立憲民主党新執行部がスタート
昨日、立憲民主党は参議院選挙の敗北を受けて、新たな人事を行い、新執行部をスタートさせました。
幹事長 岡田克也氏
政務調査会長 長妻昭氏
国会対策委員長 安住淳氏
選挙対策委員長 大串博志氏
をそれぞれ起用し、逢坂誠二代表代行は留任し、西村智奈美前幹事長は代表代行に就きました。
泉健太代表は、政権を担う政党となる準備をするため、「次の内閣」を設ける考えを示しました。
また、「国民のために働くのが立憲民主党だということを内外に強く発信していきたい」と述べました。
政権を担う政党になるために、閣僚経験者を起用したということですが、「新味に欠ける」・「先祖帰り」といった印象を与えることは否めません。名前こそ違いますが、民進党の蓮舫代表が、幹事長に首相経験者である野田佳彦氏を充てた人事を思い出しました。1年足らずで退陣をしてしまいましたので、何か嫌な予感がします。
党勢が衰退している中、若手が当選してこない、議員が少なくなっている、といった理由から、先祖帰りをしないと党運営がうまくできないほど、人材不足をしているということでしょう。ベテランを起用したからには、党勢を回復し、基盤となる地方組織を確固たるものにし、野党第一党として、信頼できる政党になってもらいたいと思います。それでこそ、政権を担える政党になったということでしょう。
岡田克也氏・安住淳氏・長妻昭氏の起用で、民主党政権のイメージを彷彿とさせていますので、信頼できる政党にと言っても難しいかもしれません。また、日本維新の会の躍進に対する危機感もあまり伝わって来ません。
「提案型野党」の路線を維持していくのかどうかも不透明です。枝野幸男前代表が立憲民主党を立ち上げた頃、「まっとうな政治」を掲げていました。これが、立憲民主党の原点ではないかと思います。
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