風越三太夫の雑記ブログ

稲刈りが終わり、新米が出回る時期になりました。

秋になると、よく頭に浮かんでくる言葉に、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」があります。

稲穂は、最初は天に向かって真っ直ぐに育っていきます。

そして、実が出来ると頭を垂れるようになり、人がお辞儀をするように穂先を地面に向きます。

このような情景を人間になぞらえた言葉が「実るほど頭を垂れる稲穂かな」です。

人間も育って大きくなればなるほど、地位が上がれば上がるほど、傲慢にならず、謙虚な気持ちを持たなければならない、ということを表した言葉です

傲慢とは、他人を侮って見下すような態度を言います。

傲慢な態度をとると、当然のことながら、周囲の人を不快な気持ちにさせてしまいます。

そうなれば、人間関係は悪化してしまい、人々が離れていってしまいます。

でも、なかなか他人は「あなたは傲慢になっていますよ」とは注意してくれません。

そこで、傲慢にならないように普段から気に掛けて行動をご紹介いたします。






傲慢な人の特徴のひとつとして、自分の考えが正しいと思っていることがあげられます。

そのため、人の意見に耳を傾けることをしません。ワンマンとか独裁者と思われてしまいます。

岸田総理ではありませんが、“聞く力”を身につけて、人の意見に耳を傾けるように心掛けましょう。



先ほども述べましたが、傲慢な人は自分の考えが正しいと思っています。

ですので、自分の意見を押し付けてしまいます。

何事においても、強引な姿勢は相手を不快な気持ちにさせてしまいます。

相手の意見も尊重するように心掛けましょう。



傲慢な人は相手を上から目線で対処してしまいます。

傲慢な人は常に相手を侮っているからです。

自分の方が優れていると思っているからです。

よく言えば、完璧主義な性格でもあるので、相手がミスをしてしまった場合、なかなか受け入れることができません。

相手の良いところを探して、寛容な姿勢に心掛けましょう。



傲慢な人はプライドが高いことも、特徴としてあげられます。

ですから、間違いを認めることができません。

間違いをきちんと認める謙虚な姿勢を心掛けましょう。



傲慢の対義語は、「謙虚」です。

積極的に「ありがとう」と言うように心掛けましょう。

人間誰しもがお礼や感謝をされて、気分が悪くなることはありません。

むしろ、好感をもってくれるでしょう。










今回は、人間も育って大きくなればなるほど、地位が上がれば上がるほど、傲慢にならず、謙虚な気持ちを持たなければならない、ということを表した言葉、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」について、取り上げました。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。