計3篇。
※08月04日のメモより
「no-title」
君が自分を悲しんで
君が誰かを悲しんで
過去も今も想えるのだから
その優しさを
ずっと忘れないでいて
それはすごく
眩しくて素敵なものだよ
「no-title」
僕が生きてていい理由が
生きれば生きるほど見当たらないから
僕は今日も
生きてていいふりをして生きている
「no-title」
君の嘆きを全て拾うことはできないし
目に付いたものだけを拾っても君は傷付くだけで
それでも僕は
その嘆きを少しでも失くしてあげたいんだ
あぁなんて、
烏滸がましいんだろうね
2022年12月06日
2022年12月02日
それでも今日を過ごしてしまうおまじないのうた
計4篇。
※07月20日のメモより
「no-title」
義務を積み重ねないと生きてる価値がない気がして
それなのに
義務ばかり詰み重なって生きていられなくなって
どうして
僕は自分が生きられないんだ
「no-title」
僕は自分を生きていることにしたい
例え生きている価値がなくっても
僕は自分を生きていることにしたい
何もせずに眠っている毎日だとしても
僕は自分を生きていることにしたい
例え誰かを傷付けることしかできなくても
僕は自分を生きていることにしたい
そこに
たった一瞬でも
君が笑ってくれるなら
たった一瞬でも
君だけでいい
笑ってくれるなら
僕は
自分を、生きていることにしたいんだ
「no-title」
せめて誰の目にも僕が写りもしないなら
さっさと世界を壊してしまえるのに
「no-title」
君はきっと自分を消してしまいたい
僕は明確に自分を消してしまいたい
それなのに
僕は君にずっと笑っていてほしいもんだから
ちゃんちゃらおかしいったらありゃしないね
※07月20日のメモより
「no-title」
義務を積み重ねないと生きてる価値がない気がして
それなのに
義務ばかり詰み重なって生きていられなくなって
どうして
僕は自分が生きられないんだ
「no-title」
僕は自分を生きていることにしたい
例え生きている価値がなくっても
僕は自分を生きていることにしたい
何もせずに眠っている毎日だとしても
僕は自分を生きていることにしたい
例え誰かを傷付けることしかできなくても
僕は自分を生きていることにしたい
そこに
たった一瞬でも
君が笑ってくれるなら
たった一瞬でも
君だけでいい
笑ってくれるなら
僕は
自分を、生きていることにしたいんだ
「no-title」
せめて誰の目にも僕が写りもしないなら
さっさと世界を壊してしまえるのに
「no-title」
君はきっと自分を消してしまいたい
僕は明確に自分を消してしまいたい
それなのに
僕は君にずっと笑っていてほしいもんだから
ちゃんちゃらおかしいったらありゃしないね
2022年11月29日
2022年11月08日
2022年10月18日
僕はいつも届かなくなった命に手紙を書きたい
分かれ道、いつだって別れ道だった
いろんな命に言葉(ハモノ)を刺して
僕はいつも
解ってくれよと喚き散らして
分かってもらえないまま別れていく
喚き散らして命に傷を付けてしまったら
きっと
一緒にいてはいけない存在に成れて
独りになれたんだ
それなのにどうして
いつもそうやって命に言葉(ハモノ)を刺して生きてきたくせに
どうして
いつまで経っても届かない言葉(オモイ)を綴りたくて仕方がないんだ
いろんな命に言葉(ハモノ)を刺して
僕はいつも
解ってくれよと喚き散らして
分かってもらえないまま別れていく
喚き散らして命に傷を付けてしまったら
きっと
一緒にいてはいけない存在に成れて
独りになれたんだ
それなのにどうして
いつもそうやって命に言葉(ハモノ)を刺して生きてきたくせに
どうして
いつまで経っても届かない言葉(オモイ)を綴りたくて仕方がないんだ
タグ:2022
2022年10月16日
僕はいつも僕を決めつけている
何処にも行けない
行きたい場所があるのに
そこに自分が居てはいけないかのような
周りは無邪気に居場所を見つける
僕の居場所はそこにはない
そうやって
僕はいつも
周りを決めつけては
自分一人の世界に閉じこもる
あぁ、
本当に決めつけているのは
自分自身なのにね
行きたい場所があるのに
そこに自分が居てはいけないかのような
周りは無邪気に居場所を見つける
僕の居場所はそこにはない
そうやって
僕はいつも
周りを決めつけては
自分一人の世界に閉じこもる
あぁ、
本当に決めつけているのは
自分自身なのにね
タグ:2022
2022年10月14日
選らんで捨てて、もう何もない
計9篇。
「選んで捨てて、」
択って択って選りすぐりの時間を遺すのなら
きっと過ぎた時間の大半は捨ててしまうべきなのに
どうしてだろう
拾って集めた思い出が
宝箱から次々溢れ出して
もう
どうやってもしまいきれない
ねぇ
ねぇ
選んで択って、拾って捨てて
僕の生きた欠片は君の心に残ってますか?
「優しい嘘だけ残っていればいい」
いつか壊した世界の思い出が
今壊れた世界で途方に暮れてる僕を支えてる
ねぇ
君の心に傷を落とした僕の優しい嘘は
まだ君の心を抉り続けているかな?
「取捨選択」
耳障りのいい言葉だけを選んで
心地好い愛の声だけ別けて宝物にしまったら
捨ててしまった伝えたい気持ちなんて
全部なかったことにできるのにね
「硝子片」
隙間があったことは気付いてた
埋められないことも気付いてた
だけどどうして
一緒にいる楽しいに負けて
隙間を見て見ぬふりをしてしまったんだ
どうせ割れてしまうなら
なるべく綺麗なままの方がいいに決まってるのに
あぁ、また、
綺麗に作ってきたはずが、粉々だ
「どうでもいい」
どうでもいいと切り捨てて
それでも目を話せなくて
要らないものが増えていく
どうでもいいなら捨てればいい
それなのに
大切な人の大切だから
どうでもいいのに捨ててしまえない
そしてまた
今日も僕は毒を吐く
自分の毒に
自分で侵されながら
「それでも生きていればそれでいい」
生きていればいい
君の笑顔がそこになくても
生きていればそれでいい
平行線が交わることがなくても
生きていれば、それでいいんだ
その感情の名前を
僕は知らないふりをして
愛に飢えていると嘯いた
「なくなったところで」
僕の世界がなくなったところで
誰かの世界が壊れたりなんてしないんだ
僕の世界がなくなったところで
どうせ皆
後味が悪いだけで
悲しいなんてないんだろう?
「その事象に名前を付けたけれど」
恋とか愛とか
ただ君に生きていてほしい
ただ君を生かしたい
そんな傲慢な感情と
それに基づく僕の行動に名前を付けてみたけれど
恋なんて淡いものでもなくて
愛なんて深いものでもなくて
付けた名前にそぐわない自分を傷付けた
本当は
その事象に名前なんてなくて
ただ
目の前に君がいればよかったのに
もう
言葉の傷だけが残って目の前には何にもないや
僕を支配した傲慢な感情は
今も僕を傷付けています
君を支配した傲慢な感情は
もう
君の中から消え去って
君は笑顔で生きていられるのかな
そうだといいな
そう願うことが
最後に残った君へのアイなのかもしれない
「もう、何もない」
それでも壊れた硝子の破片は
僕にとっては大事な時間の集まりで
きらきら光って
君の心に何もなくなったその後も
ずっと大事なまんまだよ
例えそれが
心を刺すだけの光だとしても
それでもずっと大切だったことは消えないし、大切だった人を傷付けて終わった事実も消えないし、あぁ、僕はいつも、皆が簡単に捨ててしまえるものを、捨ててしまえないままだなぁ。
さまにゃんこでした。
「選んで捨てて、」
択って択って選りすぐりの時間を遺すのなら
きっと過ぎた時間の大半は捨ててしまうべきなのに
どうしてだろう
拾って集めた思い出が
宝箱から次々溢れ出して
もう
どうやってもしまいきれない
ねぇ
ねぇ
選んで択って、拾って捨てて
僕の生きた欠片は君の心に残ってますか?
「優しい嘘だけ残っていればいい」
いつか壊した世界の思い出が
今壊れた世界で途方に暮れてる僕を支えてる
ねぇ
君の心に傷を落とした僕の優しい嘘は
まだ君の心を抉り続けているかな?
「取捨選択」
耳障りのいい言葉だけを選んで
心地好い愛の声だけ別けて宝物にしまったら
捨ててしまった伝えたい気持ちなんて
全部なかったことにできるのにね
「硝子片」
隙間があったことは気付いてた
埋められないことも気付いてた
だけどどうして
一緒にいる楽しいに負けて
隙間を見て見ぬふりをしてしまったんだ
どうせ割れてしまうなら
なるべく綺麗なままの方がいいに決まってるのに
あぁ、また、
綺麗に作ってきたはずが、粉々だ
「どうでもいい」
どうでもいいと切り捨てて
それでも目を話せなくて
要らないものが増えていく
どうでもいいなら捨てればいい
それなのに
大切な人の大切だから
どうでもいいのに捨ててしまえない
そしてまた
今日も僕は毒を吐く
自分の毒に
自分で侵されながら
「それでも生きていればそれでいい」
生きていればいい
君の笑顔がそこになくても
生きていればそれでいい
平行線が交わることがなくても
生きていれば、それでいいんだ
その感情の名前を
僕は知らないふりをして
愛に飢えていると嘯いた
「なくなったところで」
僕の世界がなくなったところで
誰かの世界が壊れたりなんてしないんだ
僕の世界がなくなったところで
どうせ皆
後味が悪いだけで
悲しいなんてないんだろう?
「その事象に名前を付けたけれど」
恋とか愛とか
ただ君に生きていてほしい
ただ君を生かしたい
そんな傲慢な感情と
それに基づく僕の行動に名前を付けてみたけれど
恋なんて淡いものでもなくて
愛なんて深いものでもなくて
付けた名前にそぐわない自分を傷付けた
本当は
その事象に名前なんてなくて
ただ
目の前に君がいればよかったのに
もう
言葉の傷だけが残って目の前には何にもないや
僕を支配した傲慢な感情は
今も僕を傷付けています
君を支配した傲慢な感情は
もう
君の中から消え去って
君は笑顔で生きていられるのかな
そうだといいな
そう願うことが
最後に残った君へのアイなのかもしれない
「もう、何もない」
それでも壊れた硝子の破片は
僕にとっては大事な時間の集まりで
きらきら光って
君の心に何もなくなったその後も
ずっと大事なまんまだよ
例えそれが
心を刺すだけの光だとしても
それでもずっと大切だったことは消えないし、大切だった人を傷付けて終わった事実も消えないし、あぁ、僕はいつも、皆が簡単に捨ててしまえるものを、捨ててしまえないままだなぁ。
さまにゃんこでした。
2022年09月17日
大切な人の本当になれなかった僕へ
偽りで世界を築き上げて
紛い物の世界で息をしていた気がしたのに
蓋を開けたら
紛い物は僕自身だったんだ
幸せだけを遺す場所を作りたくて、綺麗な世界だけを切り取って、そうして作り上げた紛い物の楽園は、どうやら、僕のものではなくて、そもそも、自分だけの楽園を築き上げたつもりでいたのに、紛い物は、僕自身だったみたいです。
それでもその紛い物の自分と紛い物の楽園に遺した綺麗の断片は、きっと世界が壊れるその時も、ずっと、美しいままなんだと思います。
だといいな。
さまにゃんこでした。
紛い物の世界で息をしていた気がしたのに
蓋を開けたら
紛い物は僕自身だったんだ
幸せだけを遺す場所を作りたくて、綺麗な世界だけを切り取って、そうして作り上げた紛い物の楽園は、どうやら、僕のものではなくて、そもそも、自分だけの楽園を築き上げたつもりでいたのに、紛い物は、僕自身だったみたいです。
それでもその紛い物の自分と紛い物の楽園に遺した綺麗の断片は、きっと世界が壊れるその時も、ずっと、美しいままなんだと思います。
だといいな。
さまにゃんこでした。
タグ:2022
2022年09月10日
かなしいの書き方を忘れてしまった
計5篇。
「no-title」
始まりに歌ったさよならが今になって突き刺さって
終わりがないものなんて存在しないから
だからその時までは愛のうたを歌いたかったのに
あぁあ、また、ひとりぼっちだ
「no-title」
言葉は軽薄だ
どんなに誰かを想っても
どうせ届きやしないのに
どうして
僕は僕を解ってもらえなくて
いつも消えてしまいたくて堪らないんだ
「かなしいの書き方を忘れてしまった」
愛しさが溢れて止まらないから
僕は今日も君を歌う
悲しさが溢れて止まらないから
僕は今日も
どうして
どうして君を忘れてしまえないんだ
「no-title」
どうしていつも
自分で分かれ道を作っていって
勝手に進んでしまっていたのに
どうしていつも
失うとこが悲しくて、
愛しくて愛しくて仕方がないんだ
「no-title」
折角愛してもらったのに
いつまで経っても欠陥品のままだった
さよならばっかり詰め込んだ、愚かな愛のうた。
愛しいと書いてかなしいと詠む
「no-title」
始まりに歌ったさよならが今になって突き刺さって
終わりがないものなんて存在しないから
だからその時までは愛のうたを歌いたかったのに
あぁあ、また、ひとりぼっちだ
「no-title」
言葉は軽薄だ
どんなに誰かを想っても
どうせ届きやしないのに
どうして
僕は僕を解ってもらえなくて
いつも消えてしまいたくて堪らないんだ
「かなしいの書き方を忘れてしまった」
愛しさが溢れて止まらないから
僕は今日も君を歌う
悲しさが溢れて止まらないから
僕は今日も
どうして
どうして君を忘れてしまえないんだ
「no-title」
どうしていつも
自分で分かれ道を作っていって
勝手に進んでしまっていたのに
どうしていつも
失うとこが悲しくて、
愛しくて愛しくて仕方がないんだ
「no-title」
折角愛してもらったのに
いつまで経っても欠陥品のままだった
さよならばっかり詰め込んだ、愚かな愛のうた。
愛しいと書いてかなしいと詠む