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2022年05月28日

死にたがりの朝に

死にたくて死に損なったあの時の誰かに
今朝、どうしようもなく終わらせてしまいたかった世界に
それでも今日も
君におはようを言いたいんだ











写真を見返すと、楽しかったことも、悲しかったことも、世界を終わらせてしまおうと思うほどの絶望も、全部詰まっているものだけど、それでも今日も、君におはようと言ってもらえるから、せめて今日一日を生きていこうと思えるのだと思います。
そんな毎日も、悪くないと思います。例え積極的に生きる人が眩しくても、この暗がりで、ぼんやり生きるのも、悪くないと思います。
自分は失敗ばかりの人生だったけど、それでも一緒に楽しんでくれたその一瞬は、自分にとっては宝物だし、今誰かと過ごす何気ないこの一瞬も、宝物だと思ってもらえたら、それでいいんじゃないかな、と、思うんです。
さまにゃんこでした。
posted by samanyanko at 08:19| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年05月14日

僕が明日を望むのは

君だけでいい
君だけでも喜んでくれるなら
消えてしまいたい毎日さえ
生き延びられるんだ











明日とうとうワクチン三回目です。
疫病だ何だともう辟易しているのですが、大切に思える人がいるので、その人のためにできることはやっておきたいなぁと思ってしまっているわけです。
上手くいかないことばかりですけど、大切に思える人達と、また楽しい時間を過ごしたいですからね。
さまにゃんこでした。
タグ:2022
posted by samanyanko at 21:04| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年05月11日

誰かの世界が崩れたとして

世界が崩落する
崩れてしまったら一瞬で
それでも
落ちていくのは底がなくて
それを受け止めてあげられるほど
僕は強く居られなくて
ねぇ
それでも
世界の終わりを嘆く君の背を
そっと擦ってあげたいんだ












大切な人が増えるほど、その人のために自分が何かできるのではないかと、烏滸がましくなっていきますね。
烏滸がましいと分かっていても、悲しみの中、隣にいてあげたいと思ってしまうのです。
さまにゃんこでした。
タグ:2022
posted by samanyanko at 07:54| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年05月09日

僕はそういうことにしてしまいたい

言葉を尽くしても伝わらないから
自分の言葉が足りないのだと思う
どんなに時間を費やしても報われないから
愛や才能が足りないのだと思う
そうして時間を費やすうちに
言葉を尽くすことも、時間を費やすことも、
大事にしていたことさえも
意味がないと決め付けて
それをやらなくなった途端
少しずつでも伝わっていたそれが途切れて
世界は簡単に
壊れてしまうんだ

僕はそういうことにしてしまいたい
言葉が足りない、愛も才能もない
平凡以下
僕はそういうことに、してしまいたい






posted by samanyanko at 05:57| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年04月23日

黒く暗い想いに囚われて君を壊すことしかできない

終わりがない
慣れていく
君の心
壊しながら
終わりがない
離れていく
心が離れてしまうから
君が逃げられないように
心の音に手を掛けた











別件で書いている小説(長くなって収拾がつかないので日の目を見られないかもしれない)のイメージで書いた詩です。
短い小話ばかり書いて、長いものが書けないので、頑張って書き上げるのが目標です。
書き上げる、のが、目標です。大事なことなので二回言いましたw
さまにゃんこでした。
タグ:2022
posted by samanyanko at 08:21| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年04月15日

君に言葉を尽くすのは

有象無象が溢れる世界で
君に言葉を尽くしたくなるのは
たった一人の君が
僕を見てくれたから
たった一人の君に
笑っていてほしいから






タグ:2022
posted by samanyanko at 06:51| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年03月05日

世界を瓦礫にしてしまいたいのは

僕が世界を瓦礫にしてしまいたいのは
たった一人
傍にいてほしかった君が手に入らないから
たった一人
どうしても傍にいてほしかった君が手に入らないから

もう、
どうすれば君が笑っていたあの時に戻れるか
どんなに考えても分からないんだ











誰かを好きになるだけなら優しい世界を信じられたかもしれないのに、上手くいかない独占欲が暴走して、君が手に入らないならこんな世界瓦礫の山になればいいなんて。
世界が壊れるときって、案外そんなちっぽけな感情からなのかもしれませんね。
周りが相手を手助けすると、余計拗らせた独占欲が暴走するかもしれない、と、見てて思ってしまうのです。
さまにゃんこでした。
タグ:2022
posted by samanyanko at 09:27| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年03月04日

命を嘯く

たいした命も生きてやしないから
だから命を切望して
僕は今日も
誰かの命を知ったかぶりして嘯いている






タグ:2022
posted by samanyanko at 03:34| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年02月22日

誰かが残したかった景色の中で

笑っていて
僕が一人じゃ見つけられなかったものを
僕が一人じゃ見ることもなかった景色を
教えてくれたみんなみんな
本当は
そんなみんながそこで笑っていてほしかった
ただ、
それだけのことなんだ






タグ:2022
posted by samanyanko at 08:01| Comment(0) | TrackBack(0) | うた

2022年02月09日

忘れていた光の中で

君が過ごす光の中で
僕が忘れていた光の中で
もう一度息を吸って
一緒に生きたいと、思ってしまうのです






タグ:2022
posted by samanyanko at 07:51| Comment(0) | TrackBack(0) | うた
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