2010年10月24日投稿。
「てのひら」より、お題を借りてきました。
このお題について詳しくは後ほど。
「smorzando」
0.どこですか
探していたのに
もう見つからない場所
置いてかないでって
あんなに言ったのに
いつも置いてけぼり
それでも探してしまうよ
ただ、
一言話したくて
1.忘れかけてたけど
確かにあなたは存在していたんです
私の隣で
それなのに
もう
手も届かないや
2.もういいんです
諦めたふりをする
ふりじゃない
本当に諦めている
だってもう
違う道を歩いてる
3.罪悪感に背を向けて
切り裂いて
それは自分じゃないと泣き喚く
いつか
罪に泣きじゃくる私を
また抱いてくれるんじゃないかって
4.好き、でした
周知の事実ですか?
それとも、
この事実を知っていたら
あなたはさよならなんて言わなかった?
5.知ってるんだけどね
知らないふりをした
そうしたら
あなたは悲しい顔をした
知らないって
苦しいね
泣きそうな顔に
ごめんって言いたかった
ふりだったんだよ
本当は
知ってたんだよ
でも
知らないふりをした
あなたを
困らせたかったのかもしれない、ね
6.「ごめんね」
遺して逝くのに
何にも残らない
7.消えるように
あなたの声
ずっと聞こえてるよ
空の彼方から
消えるように
本当は、叫んでいたのにね
今回のお題は夢御さまの「てのひら」というサイトからお借りしてきました。
いつものように題名として、お題の題名と思われる文章をそのまま使わせていただきました。
「smorzando(消えるように)」
ハッとしました。
もしかして、さよならの声は、いつも、消えいるような悲しさに満ちているんじゃないかって。
それで、今回はこのお題に挑戦させていただきました。
うーん。
僕の拙い言葉でそれが伝わるのか、不安でいっぱいなのですが。
僕がさよならを言うときは、大声で叫んでからにするよ。
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