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2023年10月26日

静岡県島田市 大井川鐵道のSL急行「さくら11号」から桜を眺める 2023年4月1日来訪

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大井川鐵道でお花見シーズンに走行する、SL急行「さくら11号」です。

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時はお花見シーズンを迎え、今年もきれいに咲く桜を見たいと、向かった先が大井川鐵道(おおいがわてつどう)の新金谷駅(しんかなやえき)。
なんとか予約がとれたSL急行「さくら11号」に乗り込む。
春のお花見シーズンに大井川鐵道が運行するSL急行「さくら11号」は、レトロな列車に乗って桜を楽しみたい観光客にとって、人気の鉄道だ。
昔走っていた名門寝台特急列車「さくら号」のヘッドマーク(レプリカ)が前面に掲出され、桜の花見が楽しめる列車らしい外観となっている。
蒸気機関車はC10形8号機。
C10形としては現存する唯一の機関車であるC10形8号機は、1930年(昭和5年)に登場して以来、大井川鐵道で一番古い歴史がある鉄道である。
貴重な乗車体験に心が躍る。

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SL急行「さくら11号」の車内の様子。
戦前に作られた「旧形客車」と言われる車両で、そのレトロな雰囲気が鉄道ファンにとってはたまらない。
今ではあまり見ない木製板張りの床からは、防腐剤や重油の匂いが漂う。
石炭の燃える香りや機械に使われるグリスの匂いも、昔の鉄道らしさを味わうのに重要な役目を果たしている。
冷暖房の設備がない車内に聞こえるのは、SLの息吹と称されるドラフト(排気)や汽笛の音。
車内に響く賑やかな乗客の声も手伝い、列車が実際に移動手段として利用されていた昭和の時代を彷彿とさせる。

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SL急行「さくら11号」は、新金谷駅から片道30分の短い旅に出発する。
旅の醍醐味といえば、やっぱり車内で揺られながら飲むお酒。
お酒は、新金谷駅に隣接しているお土産店「プラザロコ」で購入できる。
乗車前に買い忘れても、車内販売もあるので心配ご無用だ。
飲み物やおつまみのほか、お土産も車内で購入できるのはうれしい。
販売員はSLおじさん、SLおばさんと呼ばれているようだ。
個性満点の軽妙な語り口で、お土産が飛ぶように買われていく。
車窓から見る景色は、大井川の流れに沿うようにして、住宅街から山の中へと移り変わる。

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終点の家山駅(いえやまえき)を迎える前に、列車は桜トンネルの中を走る。
桜は満開から時間が経ち、葉桜が目立つ。
咲き残る桜は鮮やかなピンク色の色彩を放ち、緑色とのコントラストが作る景色が新たな季節到来を予感させる。
桜に移り変わる季節を感じながら、止めることができない時間の流れを、SL列車の力強い走りに重ねる。

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列車は家山駅に到着。
機関車は客車と切り離されて水の補給が行われる。
水はボイラーで蒸気を発生させるために使用されるほか、石炭や運転室への水撒きとしても利用される。
石炭への散水は粉炭を石炭に付着させる効果があり、運転室への散水は埃を防いだり清掃したりするのに役立つのである。
独特の匂いと音を感じながら、車窓の美しい風景を楽しめるSL列車での旅。
時代を越えて、今日も人々を魅了し続けている。

改稿・編集 HT

詳しくは以下のリンクを参照してください。
大井川鐵道 https://daitetsu.jp/
家山の桜トンネル|大井川で逢いましょう。 https://oi-river.com/places/3329
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