2024年09月28日
北海道川上郡弟子屈町 星野リゾート開業予定の川湯温泉を訪ねる 2024年7月31日来訪
2026年に星野リゾート開業が予定されている、川湯温泉の魅力を探求する旅です。
こちらは、「川湯温泉(かわゆおんせん)」の源になっている「硫黄山(いおうざん)」。
弟子屈町(てしかがちょう)にある魅惑の観光地だ。
アイヌ語では「アトサヌプリ」と呼ばれており、「裸の山」という意味を持つ。
2023年9月には、滞在観光施設「硫黄山MOKMOKベース」が改装オープンし、より訪れやすくなった。
ダイナミックな噴気を劇場スクリーンに見立てた大判ガラスから楽しめる「MOKMOKシアター」のほか、「MOKMOKテラス」や「硫黄山ミュージアム」、「MOKMOKマルシェ&カフェ」など、見所が充実した施設で思う存分観光を楽しめる。
今は観光客でにぎわう硫黄山だが、その昔は硫黄発掘に使われていたという。
明治初期から昭和30年代にかけて、硫黄はマッチや火薬などの原料として需要が高く、この硫黄発掘によって道東の土地は開拓されていったのだ。
ごつごつとした山肌から出る白煙は迫力満点。
硫黄の独特な匂いも合わせ、普段は味わえない非日常の世界が感動を呼ぶ。
硫黄山は、現在も活動している活火山。
地獄を思わせる殺風景の山肌を、登山気分を味わいながら、楽しんで歩く。
女性でヒールを履いている方は、起伏に富んだ山肌で転ばないよう、慎重に歩を進める必要がある。
硫化水素の発生が樹木の成長を阻む、ダイナミックな硫黄山の山肌は、見応えたっぷりだ。
ぜひとも、自然の凄さを観察しに訪れてもらいたい。
硫黄山から車で15〜20分ほどの距離にある「摩周湖(ましゅうこ)」。
摩周湖には、「晴れの摩周湖をみたら婚期が遅れる」「晴れの摩周湖を見たカップルは別れる」という都市伝説が、昔あったらしい。
そのくらい、摩周湖は常に霧におおわれて、湖面が見える日が少ない。
しかし、6〜7月、朝の時間帯に行けば、晴れた摩周湖を拝める確率は高い。
アイヌ語で「カムイトー」と呼ばれ、「神の湖」という意味を持つ、世界最高ランクの透明度を誇る摩周湖。
吸い込まれるような青い色が特徴で、その美しい色合いは、「摩周ブルー」という言葉で表現される。
晴れた日であれば、摩周湖には空の色が映りこみ、幻想的な景色を堪能できるようだ。
散策したあとに迎えたランチタイム。
「すずめ食堂&バル」に足を運ぶ。
「素朴でカラダに優しいゴハン」がコンセプトのお店は、店員のお姉さんも優しく、温かい雰囲気が魅力的だ。
すずめ食堂&バルでは、ベトナム風春巻きやフォー、カオマンガイなど、無国籍料理を提供している。
地元の食材が使われ、手作りの味噌やドレッシングが、食材が持つそのままの旨みを引き立てる。
数あるメニューの中から、タイの人気料理 カオマンガイを注文。
ジューシーな鶏肉に鶏だしが染みたご飯が食欲を高める。
付け合わせのタレもさっぱりしていて、ぺろりと完食した。
ランチを終え、次はおいしいケーキを求めて、JR川湯温泉駅に近い川湯駅前の「森のホール」へ。
森のホールでは、定番の商品を始めとするケーキの種類が豊富で、旬のフルーツを使ったケーキも提供している。
ショーウインドウに並んだケーキは、どの品も宝石のように輝き、目移りして選択に悩む。
迷いに迷い、季節限定のベリータルトを注文。
口へ運んだベリータルトが、タルトの甘みとベリーの酸味が絶妙にマッチした味を広げ、至福の時間を創り出す。
川湯温泉魅力探求の旅を締めくくるのに、ふさわしいひとときとなった。
改稿・編集 会長HT
詳しくは以下のリンクを参照してください。
弟子屈町について|弟子屈なび https://masyuko.or.jp/about/
楽しむ摩周湖&硫黄山 in 北海道 | 自然観光情報サイト
https://mashuko-iozan.jp/
すずめ食堂&バル(Facebook) https://m.facebook.com/100063876480001/
森のホール(Facebook) https://m.facebook.com/kawayumorinohall/
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