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2016年03月07日

ウナギとアナゴの見分け方

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うなぎとあなごの違い



◆うなぎ
日本に生息しているうなぎは、「ニホンウナギ」と「オオウナギ」の2種類で、そのうちよく見られるのはニホンウナギです。

ニホンウナギはウナギ目ウナギ科、肉食で体長1mほどです。

河川の中流から河口域などに多く生息していますが、産卵は海で行われます。

卵から孵化した小魚は、葉っぱのような形をしたレプトセファルスと呼ばれる幼生に変態します。

その後円筒形の体をした5センチほどのシラスウナギというウナギの稚魚に変態し、川でプランクトンなどを捕食して成長し、5〜10数年ほどで成熟します。

◆あなご
日本で言うアナゴといえば、「マアナゴ」が一般的のようです。

マアナゴはウナギ目アナゴ科、ウナギ同様肉食。

体長は雄が40cm、雌は90cmほどで雌の方が大きいです。

海水魚で、ウナギとは違い一生を海で過ごし、マアナゴ以外にも数多くの種類が存在します。






















うなぎとあなご、味や栄養の違いは?

食材のうまみを決めるアミノ酸の量を比較してみると、実はうなぎとあなごにはそれほど差がありません。

つまり、味そのものはほぼ同じと言う事になるのです。

でも、あなごとうなぎ、食べ比べてみると味の違いはありますよね。

これはなぜかと言うと、脂質の含有量の違いだと言われています。

うなぎの方があなごよりも2倍以上脂質が高く、両方食べたことがある方はお分かりになると思いますが、うなぎは脂が乗っていて、あなごは淡白であっさりとしていますよね。

食感も脂質の量の関係から、うなぎは皮がパリパリ、中はふっくらしていますが、あなごはふんわり柔らかい食感です。

脂質の他にも栄養素に違いがあり、カルシウム・各種ビタミン・DHA・EPAなどはうなぎの方が多く、カリウム・ナトリウムはあなごの方が多いようです。

また、あなごよりも脂質が多いという事でうなぎの方がカロリーが高く、100gあたりのカロリーは、うなぎが225kcal、あなごが161kcalです。

















うなぎとあなごの見分け方は?値段はどっちが高い?

◆うなぎ
体の色は黒色で、お腹の部分は黄色。

鱗があり、下顎が出ています。

尾ひれの形は丸い形をしています。

◆あなご
体の色は茶褐色、側面に白い斑点が並んでいます。

鱗は無く、上顎が出ています。

尾ひれの形は尖っています。
どちらも細長く、同じようなものかと思っていたら、意外と違う点が多いようですね。

では、値段はどうなのでしょう。

蒲焼として売られているものを比較した場合、うなぎは1500〜3000円程度、あなごは500〜1000円程度。

約3倍と言う事で、うなぎの方が圧倒的に高価ですね。









「はも」はうなぎ・あなごの仲間?

うなぎと似ているものは、あなごの他に、はもがあります。

はもはウナギ目ハモ科で、体長が1mほどのものが多く、最大2m以上あるものもいます。

細長い体をしており、あなごと同じくうなぎの仲間ですが、うなぎやあなごよりも口が大きく鋭い歯を持っているのが特徴です。

京料理では欠かせない食材ですが、骨が多く食べにくいと言う事から、関東など東日本ではあまり目にする事はないようで、うなぎやあなごに比べると馴染みが無いかもしれませんね。



このように、うなぎとあなごは仲間ですが、見た目や栄養から値段まで、違いがはっきりとあることが分かりました。

うなぎやあなごを食べる時には、ぜひ調理法と照らし合わせ、その違いを思い出して食べてみて下さい。

それぞれの良さが引き立つ調理法をしている事に気が付くかもしれませんよ!































釣れたアナゴ、どっちのアナゴ?


マアナゴとクロアナゴは非常によく似ている2種です。
見分け方はあるのでしょうか。



















まあなご(真穴子)
ウナギ目アナゴ科クロアナゴ属の海水魚で、北海道南部以南、朝鮮半島、東シナ海に分布し、
内湾の藻場に近い砂泥底に生息し、雌の方が大きくなり全長1m程になる。
旬は晩春から夏で、ウナギよりもあっさりしており蒲焼きや天ぷら、寿司ネタ、煮・焼き物に向く。
幼生も食用され、ノレソレ、ベラタ、ハナタレなど高級食材として利用される。
成魚はアナゴ、ホンアナゴ、ハカリメ、ヨネズとも呼ばれる。



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くろあなご(黒穴子)



ウナギ目アナゴ科クロアナゴ属の海水魚で、北海道南部以南、朝鮮半島に分布し、
浅場の岩礁域や周辺の砂底に生息し、全長1.4m程になる。
マアナゴに似ているが、体色は黒褐色で白い斑点が無い。
旬は夏で、白身で硬く大味で美味しさにかけ、蒲焼きや煮物、唐揚げに向く。
トウヘイ、ハマアナゴ、クロハブ、クロスケとも呼ばれる。


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マアナゴとクロアナゴの見分け方の結論として、

クロアナゴは比較的大型になる、側線の白色点があるかないか、で見分けることができます。

posted by AZARASHI at 02:00| Comment(134) | TrackBack(18) |

2016年03月06日

マジか!? 完全にブタの顔をした「豚面魚」が激写される

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人の顔をした犬といえば「人面犬(じんめんけん)」であり、人の顔に見える魚といえば「人面魚(じんめんぎょ)」だ。人面犬は都市伝説、人面魚は実存する。上から人面魚を見ると、頭部の模様が人の顔に見えるだけだが。

そんななか……完全にブタの顔をした「豚面魚」が激写されたとして中国の掲示板で話題になっている。

問題の画像を見てみると……なるほど確かにブタの顔だ。鼻のカタチも完全にブタであり、耳まで付いてるブタ面である。これは一体なんなのか。これは一体、何者なのかーッ!?

中国ユーザーからは「突然変異か?」「ハイブリッド?」「Photoshopで合成しただけじゃねえの?」など、様々な声があがっているが、いまだ真相は不明である。何が起きてもおかしくない国、それが中国なのだから。






















人面魚とは

人面魚(じんめんぎょ)とは、頭部を正面から見た場合に、人間の目鼻だちに似た模様を持つ魚のこと。模様が「人面」のように見えるためにこう呼ばれるもので、多くは金色のコイである。

1990年頃、山形県鶴岡市の善宝寺にいた人面魚の写真を「フライデー」が掲載したことによって日本で「人面魚ブーム」が起こり、日本中で目撃情報が現れてワイドショーなどで盛んに取り上げられ、魚に限らず人間の目鼻立ちに似た模様を持つ動物までもがもてはやされた。

同時期に、人間の顔そのもの(たいていは老人と言われていた)を持ち日本語を喋るという人面犬がいるという都市伝説が流行して雑誌などでしばしば取り上げられており、模様が人間の目鼻立ちに似ているだけの人面魚が話題を呼んだことと関連があるとみられる。

2005年、中国と韓国で人面魚が発見され、話題になった。




アクアリウムっていつ頃から存在してるの?!

アクアリウムは、世界各国で広く親しまれています。
各国によっても、観賞方法に違いがあり、水槽レイアウトも多岐に亘るといって良いでしょう。



ところで、アクアリウムは、いつ頃から存在しているのでしょうか。
詳しくみていくことにしましょう。




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食べるために保存されていた魚たち



結論からいいますと、明確な起源は分かっていません。
ただし、歴史的な資料などを確認すると、古代からアクアリウムは存在していたということが分かってきました。



古代エジプト現在のように、水槽を設置してレイアウトを楽しむような豪華さはありませんが、
エジプトの美術館などで、当時、魚らしきものを飼育していた痕跡を確認することができます。



とはいえ、観賞用として飼育していたわけではありません。
実は、食べるために育てていたのです。



当時は、今のように冷蔵庫もなく、魚を食べたくなったら、その都度漁に出なければなりませんでした。
そのため、ちょっとした穴を作って水を入れ、魚を飼育していたのです。
これが、アクアリウムの原型といっても良いでしょう。



あまり夢のない話ではありますが、魚を飼育するという観点からいうと、今と大きく変わりはありません。



観賞用の魚は2000年前の中国から?



では、現代と同様に、ガラスの水槽のような容器の中で魚を飼育したり、観賞するようになったのはいつ頃からなのでしょうか。



中国では2000年前から大きめの陶器の中で、金魚などを飼育していたという記録が残っています。



また、それよりもずっと後の18世紀頃になりますが、ヨーロッパ諸国などでも
ガラス容器や器の中で観賞用の魚を飼育し始めていることが分かっています。



現在のように、アクアリウムが大衆化されるきっかけは、厳密に言うとこの辺りからなのかもしれません。



そして、アクアリウムの存在を世に知らしめたきっかけとなったのは、ロンドン万国博覧会で展示された大規模なアクアリウムです。



一方日本国内はどうかというと、1980年代までは水族館で綺麗な魚を眺めるだけであったり、金魚を飼育する程度のものでした。



しかし、テレビドラマなどで綺麗な熱帯魚が登場するようになってから、一般の家庭でも飼育するようになってきたのです。



一時期、大変な熱帯魚ブームがありましたが、現在は落ち着きを取り戻しつつあるものの、
熱帯魚を扱う業者や、飼育器具の増加などから、飼育経験に関係なくアクアリウムを楽しむ人が増え続けています。



また、お手頃な価格で水槽設置やメンテナンス、生体の飼育などを行ってくれる専門の業者も多数登場しています。



今回ご紹介したアクアリウムの歴史を振り返りながら、幻想的な水槽の世界を堪能してみてはいかがでしょうか。
posted by AZARASHI at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚と歴史

下ごしらえから調理まで!魚料理を美味しく仕上げる驚きの裏技5つ

魚を焼くと身が崩れた、なんだかちょっとニオイが気になる…など、一見簡単に見える魚料理ですが、上手に仕上げるにはコツがいる。今回は料理初心者でも、特別な道具がなくても、魚料理を上手に仕上げる驚きの裏技を紹介します。






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美味しい焼き魚をフライパンで作るコツ

普段何気なくやっている工程も、ちょっと一工夫するだけで料理の出来を大きく左右します。
フライパンで「外はパリパリ、中はふっくら」という理想の焼き魚を作るには、火を付けるタイミングと火加減が重要なのだそう。




よく油焼きされたフライパンまたは、テフロンパンに油を適量敷きます。そして、水気をふき取った魚を皮面を下にしてピッタリと貼り付けるようにして置きます。
(中略)ポイントはこの段階までは火をつけずに行うことです。魚の下全体に油がゆき渡っていることを確認してから、超弱火で調理をすすめます。魚の皮面が固まるまでは、ひたすら弱火で我慢です。パチパチと焼ける音がしてきたら、少し火を強めて(中火くらい)皮をこんがり仕上げます。強火にして魚をひっくり返して身を焼きます。皮側をじっくり焼いていますので、焼き色が付いたらすぐ火を止め、厚さによって1分から3分ほど休ませると出来上がりです。
皮はパリパリ、身はふっくらとジューシーと、最高の焼き具合に仕上がりますよ。

出典:さかなだマート(水産メーカー直販 飲食店用仕入れサイト)

















焼き魚にも煮魚にも使える酸のテクニック!

多くのご家庭にある「お酢」や「レモン」を活用した裏技です。
煮汁にお酢を入れて煮れば、骨まで食べられる軟らかい煮魚になり、焼き魚を焼く前に肴にレモンを塗って焼くと網にくっつかず、綺麗に焼ける上にお片付けも楽チンです。





酢はカルシウムを溶かす作用があるので、魚を長時間煮ると骨までやわらかくなります。魚を煮るときに酢を少々、煮汁に加えて煮込んでみましょう。
特にイワシやアジなどをまるごと煮るときは、酢を入れるとやわらかくなります。


魚の両面に、レモンをぬってから焼くと網にくっつかずきれいに焼けます。それはレモンに含まれているクエン酸が作用するからです。

出典:料理をおいしくする知恵・裏技




















解凍のコツを駆使して冷凍魚の旨味と栄養成分を守る


冷凍されている食品は、その種類によって適した解凍方法が異なります。
正しい解凍方法をマスターすれば、美味しく仕上がるだけでなく、解凍に伴う栄養の損失も最小限に抑えられるので一石二鳥です。



売っている冷凍食品は「急速凍結」してある。マイナス1〜5度の「最大氷結晶生成温度帯」を短時間で通過させて凍結させる。冷凍でできる氷の結晶を小さくすることで、食材の組織の損傷を最小限にするためだ。解凍がうまくいかないと、さらに組織の破壊が進み、液体(ドリップ)として漏れ出す。ドリップは食材のうまみや栄養成分で、少ない方がいい。
 解凍に適した温度帯は0度前後。それに近いのが氷水というわけだ。氷水解凍では切り身を入れたビニール袋が浮かないようカップで重しをした。冷蔵庫解凍と同様に、ドリップの量も少ない。

出典:日本経済新聞

















冷凍庫を料理に活用?焼く前に冷凍して、魚を崩さず綺麗に焼く!

こちらは、調理前に一工夫することで、焼き魚の仕上がりをよくする裏ワザです。
それはずばり、「一度冷凍して味を染み込ませる」というワザ。時間がかかるので、忙しいときにはなかなか難しいですが、仕上がりにこだわる人はぜひ一度試してみてください。




魚を焼く前に、水200cc塩大さじ1の食塩水に切り身をつけラップに包み、1時間凍らせる。それを取り出し解凍せず、表面に焼き色が付いたらひっくり返して焼く。味も食感にも問題なし。これは筋の部分に塩が入り隙間ができず身を崩さなくしている。

出典:生活とくとく情報 平安閣グループ


















気になるニオイもこれで解決!お茶の消臭能力を魚料理に応用

新鮮な魚なのに、たまに臭いが気になることってありますよね。
魚を調理する前に煎茶や番茶などのお茶で洗ったり、煮るときにこれらのお茶を煮汁にすると、お茶の消臭効果で魚の生臭さが消えてしまいます。
なお、生臭さが消えたとしても、古い魚は食中毒の危険性があるので、絶対に食べないでください。


鯖や鯵に限らず、まぐろや鰹なども冷めた煎茶汁で洗ってから刺し身にすると、生臭さとれる。
また、お茶の抗菌作用が働くので安心感があります。

青魚、川魚を料理する時も、番茶汁で煮ると生臭みが消える。
骨も柔らかくなって食べられるので、カルシウムを摂取しやすくなりますよ。

出典:裏技














いかがでしたか?焼いたり、煮付けたり、とてもシンプルな魚料理でも、ひと手間加えることで、美味しく美しく仕上げることができます。 覚えておけば、綺麗に仕上げたいおもてなし料理の際に重宝しますよ。
posted by AZARASHI at 21:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品

ドジョウ鍋のことをなぜ「柳川鍋」というの?

ドジョウを食べたことがありますか? 有名なのは「柳川鍋」ですね。 ウナギとともに夏のスタミナ食であるドジョウですが、骨っぽいことや泥臭いことから敬遠されがちですが、栄養価は抜群なんです。 このドジョウを鍋にして食べる料理をなぜ「柳川鍋」っていうんでしょう?

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ウナギよりカルシウム豊富なドジョウ



ドジョウは「ドジョウ鍋」などで丸ごと食べる骨っぽさこそカルシウムの豊富さを物語っています。

ドジョウのカルシウム含有量は食材の中でもトップクラスです。

ドジョウのスタミナ源は、その表面を覆うヌルヌルです。

これを「ムチン」といいます。

このムチンはタンパク質を体内で有効利用させる働きがあり、疲労回復に効果を発揮するばかりか、胃の粘膜を守ってくれるんです。

またビタミンB2も多く含んでいます。

このビタミンB2によって、口内炎や肌荒れを防ぐなどの美容面においても効果を発揮します。

その調理法でポピュラーなのが、ドジョウを鍋に入れて割り下を注ぎ、ネギやゴボウと一緒に煮込んだ「どぜう鍋」ですね。






















一匹丸ごと煮込む方法を「まる(丸鍋)」といい、ドジョウの骨っぽさが苦手な人向けには、背開きし、骨を抜いた「抜き」という食べ方もあります。

栄養豊富なドジョウだからこそ、できれば「まる」で食べていただきたいところです。



















なぜ「柳川鍋」というの?


この「どぜう鍋」を「柳川鍋」ということがあります。

これは、ことわざの「柳の下の〜」のドジョウが由来ではないんです。

まず、ドジョウを料理して出すようになったのは、江戸時代。

文化元年(1804年)に浅草の越後屋最初だといわれています。

当初は、ただのドジョウの丸煮だったらしく、ドジョウを開いてゴボウと一緒に煮る料理がいつ生まれたかは定かでありません。

一説には、南伝馬町の「萬屋(よろずや)」であるとか、本所石原(ほんじょいしわら)の鰻屋の「石井」であるとも言われています。

さらに、今日伝わるような卵でとじる「柳川鍋」が生まれたのは、日本橋横山町にあった店だとも言われています。

その店の屋号が「柳川」だったことから命名されたという説と

その当時使われた鍋が福岡県の柳川焼だったからという2つの説があるようです。

動画で見る「どぜう鍋」はこちら

東京5大どぜう店 【浅草どぜう飯田屋】 どぜう鍋の作り方。




















ドジョウにまつわることわざ



江戸時代から庶民に親しまれてきたドジョウ。

それゆえに、ドジョウにまつわることわざもいくつかあるので紹介しましょう。

「柳の下にいつもドジョウはおらぬ」

柳の木の下でたまたまドジョウが獲れても、いつも獲れるとは限らないことから、同じ方法で何度もうまくいくとは限らないことのたとえ。

「ドジョウ汁に金つば」

ドジョウ汁と金つばは食い合わせが悪い。 相性が悪いというたとえ。

「ドジョウのように酒で殺す」

ドジョウを調理するとき酒を使うことから、人も酒を飲ませれば、言いくるめることも、殺してしまうことも出来るというたとえ。

「骨抜きドジョウ」

骨を抜き取ったドジョウのごとく、気骨がなく主義主張もなく無節操な人のこと。
















まとめ

江戸時代と違い、ウナギに比べ手に入りにくいドジョウですが、チャンスがあれば是非食べてみていただきたいお魚のひとつです。 やはりおすすめは「柳川鍋」でしょう。 東京の「どぜう鍋」の有名店には今でも連日大勢のお客さんで賑わっていますね。

シーラカンスの味とは?

生きた古代魚として名高いシーラカンスは4億年も前から姿形を変えずに現在まで生き延びているまさに「生きた化石」の一つです。





1938年に南アフリカで発見された時は世界が騒然となりました。





更に1997年にはインドネシアの沖でも別の種類のシーラカンスが発見されています。





大きさや重さはだいたい人間と同じくらいと言うからかなり大型な魚であると言えますが、化石では3メートルものものが発見されています。





こんなシーラカンスの気になる味ですが、どんな味がするんでしょう?





1981年にシーラカンス日本学術調査隊が、コロモイスラム連邦共和国に行き、現地の人が釣り上げたものと、コロモ政府に贈られたもの2匹のシーラカンスを冷凍状態で日本に持ち帰りました。





本当の目的は学術調査なんですけど、この冷凍状態のシーラカンスを味見する機会が訪れました。





日本の学者がシーラカンスを入手したのは2度目でもあり、少しぐらいであれば食べてもよいだろうということになったそうです。





築地の関西調理師組合「古萌会」の幹部たちが料亭に集まって、味見のために提供されたシーラカンスを刺身、塩焼き、蒸し物、炒め物などに少しずついろいろな料理をしたそうです。





各人がそれを味見してみると・・・・。





なんと料理人たちは口を揃えて「こんな不味い魚は食べたことがない!!」との意見が一致。(笑)





この不味さの理由は「古代魚なので味の基本になるアミノ酸がおかしいのではないか?」とのこと。





不味いおかげで外敵にも襲われずに4億年も前から現代まで生き延びたのだろうとも言われています。





南アフリカの現地の人たちはシーラカンスを釣って、どのような料理法で食べているのでしょうか?





不味いとわかると、それほど興味も起きませんけど・・・。
posted by AZARASHI at 20:00| Comment(72) | TrackBack(0) | 食品

これはすごい!瓶にぎっしり小魚が詰められた、沖縄の伝統料理「スクガラス」

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スクガラスって?

スクガラスとは、アイゴの稚魚を丸ごと塩漬けにした沖縄の保存食。塩気がかなりきいているので、沖縄では、ひと口大に切った島豆腐の上に並べてお酒のおつまみにして頂きます。これをスクガラス豆腐と呼び、沖縄では、昔から親しまれている郷土料理です。作り方はいたってシンプル。島豆腐の上にスクガラスを並べるだけで出来上がりです。島豆腐は、本土の木綿や絹ごしよりも濃厚な味が特徴。醤油など何もかけずに、スクガラス豆腐をそのまま口に入れると、スクガラスの強烈な塩辛さがコクのある島豆腐の旨みを引き立て絶妙なハーモニーとなり、ついついお酒が進んでしまいます。お好みで、島とうがらしをトッピングすると、ぴりっとした辛味が楽しめます。

スクガラスは、頭の部分が硬く、小骨が多い魚。尾のほうから食べると骨が喉に引っかかることが多いので、頭から食べるのがおいしく頂くコツです。噛み締めるほどに、ほど良く塩気がじんわりと出て、何とも言えない旨みに変わります。泡盛を飲みながら、スクガラス豆腐を頭から丸ごとがぶりと頂くのは最高のおいしさです。









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スクガラス豆腐の豆知識

スクガラスとは、沖縄の方言で、「スク」はアイゴ、「ガラス」は塩漬けという意味。南日本に分布するアイゴの稚魚で、どういう訳か毎年、旧暦の6月1日、7月1日、8月1日前後の大潮に近い日になると、群れをなして沖縄沿岸にやってきます。外洋では、プランクトンを食べていますが、沖縄沿岸のさんご礁に入ると、海藻を食べるようになります。そうすると、内臓が生臭くなってしまうので、海藻を食べる前に捕獲します。これをスク漁と呼んでいます。捕獲したスクは、ビンの中で約8ケ月〜1年の間、じっくり熟成し発酵させることで、独特の塩気と旨みが醸し出されます。スクの漬け汁をチャンプルーや煮物の調味料として使うこともあります。




スクガラス豆腐を発明したのは琉球国王の子孫だった!

これを発案したにが琉球最後の国王、尚泰の四男、「尚順」だそうです。尚順は(1873年明治5年生〜1945年昭和20年)終戦直前、米須の壕内で衰弱の為没した。享年72歳だったそうです。
posted by AZARASHI at 17:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 食品

【クジラの小話】救われたザトウクジラが「すりすりして」お礼の気持ちを表した?

うそ嘘のような本当の話です。今から5年ほど前のことです。サンフランシスコの沖合いで、ザトウクジラがカニ漁のためにしかけたロープにからまってしまいました。発見されたとき、 20本あまりのロープがザトウクジラの体にぐるぐるに巻きついていました。ロープの長さは73メートルほどで、約18メートルごとにおもり錘がついていました。

 クジラを助けようとしたダイバーたちは、何とかクジラをロープから解き放そうと考えました。しかし、それはひどく難しく、また、大変な危険を伴う作業でした。何しろ、ロープがザトウクジラの尾や左側の胸びれに少なくとも4重に巻きついていたのです。もしザトウクジラが巨大な尾を打ちつけたら、ダイバーの命はないと思わなければなりません。いつザトウクジラが尾びれを打ちつけてくるか、誰にも分かりません。

 しかしダイバーたちは、カーブのついた特殊なナイフを使って、およそ1時間ロープを切り続けました。いっぽう、そのザトウクジラは不思議な振動音を発しながらダイバーの作業に身を任せ、じっと海に浮かんでいました。

「わたしが口の中に巻きついているロープを切っているとき、そのザトウクジラの目が、私に向かってウインクしたんだ。わたしの人生の中でも、画期的なすばらしい経験だった」と、クジラを助けるために一番始めにクジラに近づいたジェイムズ・モスキトは、そのときの様子を語っています。
 
 クジラは、ロープから解き放たれて自由に動けるようになると、長い胸びれを優雅に動かしながらダイバーたちの周りを円を描いて泳ぎ回りました。そして、自分を救ってくれたダイバー一人一人に泳ぎよって、自分の体をすりつけたそうです。「クジラは、私たちが助けたのが分かったんだ。そして、ありがとうといったのだと思う」とモスキトは語っています。

 以上は2005年12月14日に「サンフランシスコ・クロニクル」に掲載された記事の要約です。ザトウクジラはハワイ、オーストラリア、ニュージーランドだけでなく、日本でも、ホエールウオッチングの人気ものです。しかし、日本政府は、南極海の調査捕鯨でザトウクジラ50頭を捕殺する計画を取り消していません。ニュージーランドやオーストラリアなどの強い反対に、捕獲を見合わせているところです。日本政府がつかまえて殺したザトウクジラの肉は、食用に回されます。大海原でザトウクジラの豪快なジャンプを見て感動した人たちは、はたしてザトウクジラの肉を食べたいと思うでしょうか?

 コマッコウクジラの親子もイルカの「モコ」にすりすりしてお礼をいったのでしょうか? 「ありがとう」と声をかけたのでしょうか? ちょっと気になりますね。でも、これは、だれにもわかりません。
posted by AZARASHI at 16:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イルカ

【イルカの小話】世界で初めて法律で保護されたハナゴンドウ

〜ニュージーランドのピロウラス・ジャック〜

 
 ピロウラス・ジャックは、ニュージーランドの北島と南島のあいだのクック海峡を航行する船に近寄っていっしょに泳いだり、小さな船に体をこすりつけたりしたといいます。特にピロウラス水域に姿を表すことが多く、その地域の人々の間では、ピロウラス・ジャックはすごいスピードで泳ぐ、光り輝く「白い魚」として知られていました。

 しかし、ピロウラス・ジャックがいつ頃現れたのかについては、いろいろな説があり、はっきりしたことが分かっていません。1911年7月20日の「ザ・メイル」紙や、目撃者の話を総合すると、大体1870年代末から1880年代初めにかけてではないかと思われます。

 ピロウラス・ジャックが現れて、船につき添う場所は大体決まっていました。このため、ジャックが現れそうになると船が汽笛を鳴らして、まるでジャックが汽笛に呼ばれて姿を現すように乗客に思わせることも起こり、さらに、乗客が船上からライフル銃(ピストルという説もあります)でピロウラス・ジャックを狙い撃ちするという事件まで起きました。

 これは、ヨーロッパの複数の博物館が「謎の動物」であるピロウラス・ジャックを高値で買おうといいだしたため、その賞金目当てだったかもしれないとも考えられます。

 ピロウラス・ジャックの命が危ないと知って、ニュージーランドの人々は、ピロウラス・ジャックを法律で保護してほしいとニュージーランド政府に訴えました。当時、ジャックの種名ははっきりしていませんでした。「謎の動物」、「白い魚」、「イルカ」、「クジラ」など、いろいろの説がありました。そこでニュージーランド総督は、ピロウラス・ジャックを「魚類または哺乳類」と表現して、漁労法の保護対象にしました。

 こうしてピロウラス・ジャックは、1904年9月26日、世界で初めて、法律で守られたイルカとなりました。そして、その法律はジャックが姿を消すまでの間に2度更新されました。

 さまざまな調査のうえ、ピロウラス・ジャックが間違いなくハナゴンドウであることが分かったのは、1974年、ジャックの死後、半世紀以上たってからのことでした。ジャックがいつ死んだのかについては諸説があり、正確なことは分かっていませんが、1912年4月とされています。

 児童書ではありませんが、ピロウラス・ジャックについての詳しい話は「海からの使者 イルカ」(藤原英司著 朝日新聞社 1980年)に書かれています。
posted by AZARASHI at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | イルカ

漁師の経験則による魚釣りの目安

最近の遊漁船は最先端のGSPや魚群探知機などを備えています。





しかも恐ろしいほどのスピードで釣り場まで到着するエンジンを搭載した船も少なくありません。





ところが、このような船に乗っても信じられないほど釣れないことも少なくありません。(涙)





ですが、魚を獲ることを生業と擦る漁師の方々は、このようにいたずらに海には出ません。





最先端の科学的な装備が発達する前は、五感を駆使して今日は釣れるか?釣れないか?を見極めざるを得ませんでした。





そういう漁師達の言い伝えによる釣りの目安にはさまざまなものがあります。





波が輝く具合や海面の色の濃淡、潮のしぶきの強さ、魚影の陰の変化などで、海を観察して長年の経験によって判断を下すと言います。





このようなことは文章で簡単に説明できる類のものではないことは、ある程度釣り歴がある方であれば理解できるはずです。





漁師仲間による言い伝えや口伝なども含まれています。





海の上を飛び交う海鳥の動きの緩急ですら釣りの目安となるといいます。





例えば、瀬戸内海では海鳥が上下に飛んでイカナゴの群れに襲い掛かっている海域で、イカナゴの群れの下に潜むタイを釣る漁法があります。






イカナゴの群れが浮上したときは、その下にイカナゴを狙うタイの群れがあり、イカナゴを襲う海鳥がいれば、その下にはタイがいると言うことなのです。





また、漁師の方は、天気の具合を雲の形や空の色具合の変化、風波の響き、海鳥の声などから推測すると言われています。





その昔、最新機器がない頃の漁師の方は、空を見たり、波の響き方を聞いたりして、天気の変化を判断してきたのです。





昔ながらの漁師さんは海鳥の鳴き声一つで、天気の良し悪しが分るのだそうです。





更に、海と山は密接な関係があり、山の木が減ると海面が光り魚が浅いところにやって来なくなるといいます。





山で植林をすれば魚が再び戻ってくることを知っている漁師の方が、山に植林をするということが頷けます。





植物がもたらすいろいろな栄養素が海をはぐくんでいるというわけです。





奥が深いですね〜!!
posted by AZARASHI at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚と歴史
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