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2016年03月06日

漁師の経験則による魚釣りの目安

最近の遊漁船は最先端のGSPや魚群探知機などを備えています。





しかも恐ろしいほどのスピードで釣り場まで到着するエンジンを搭載した船も少なくありません。





ところが、このような船に乗っても信じられないほど釣れないことも少なくありません。(涙)





ですが、魚を獲ることを生業と擦る漁師の方々は、このようにいたずらに海には出ません。





最先端の科学的な装備が発達する前は、五感を駆使して今日は釣れるか?釣れないか?を見極めざるを得ませんでした。





そういう漁師達の言い伝えによる釣りの目安にはさまざまなものがあります。





波が輝く具合や海面の色の濃淡、潮のしぶきの強さ、魚影の陰の変化などで、海を観察して長年の経験によって判断を下すと言います。





このようなことは文章で簡単に説明できる類のものではないことは、ある程度釣り歴がある方であれば理解できるはずです。





漁師仲間による言い伝えや口伝なども含まれています。





海の上を飛び交う海鳥の動きの緩急ですら釣りの目安となるといいます。





例えば、瀬戸内海では海鳥が上下に飛んでイカナゴの群れに襲い掛かっている海域で、イカナゴの群れの下に潜むタイを釣る漁法があります。






イカナゴの群れが浮上したときは、その下にイカナゴを狙うタイの群れがあり、イカナゴを襲う海鳥がいれば、その下にはタイがいると言うことなのです。





また、漁師の方は、天気の具合を雲の形や空の色具合の変化、風波の響き、海鳥の声などから推測すると言われています。





その昔、最新機器がない頃の漁師の方は、空を見たり、波の響き方を聞いたりして、天気の変化を判断してきたのです。





昔ながらの漁師さんは海鳥の鳴き声一つで、天気の良し悪しが分るのだそうです。





更に、海と山は密接な関係があり、山の木が減ると海面が光り魚が浅いところにやって来なくなるといいます。





山で植林をすれば魚が再び戻ってくることを知っている漁師の方が、山に植林をするということが頷けます。





植物がもたらすいろいろな栄養素が海をはぐくんでいるというわけです。





奥が深いですね〜!!
posted by AZARASHI at 14:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚と歴史
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