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2016年03月06日

現存する日本最古の釣り本「何羨録(かせんろく)」の著者の波乱万丈の人生

現存する日本最古の釣りの本といわれているのが「何羨録(かせんろく)」です。





江戸湾でのキス釣りについて描かれた実用書で上巻、中巻、下巻の全3巻からなり、著者は江戸中期の津軽藩の分家の津軽黒石藩四千石の領主で、直参旗本だった津軽采女(うぬめ)という人物です。





津軽采女(うぬめ)は、生涯のほとんどを江戸屋敷で過ごしたが、驚くほどの波乱万丈な数奇な人生を送った人物なのです。





彼は相次ぐ肉親の死に見舞われました。





二十歳の時に結婚した最初の妻阿久里(あぐり)は、結婚後1年足らずで他界。





2度目に結婚した妻との間に9人の子供を授かったが、その子供たちにも次々に先立たれてしまった。





津軽采女(うぬめ)が喜寿の77歳で亡くなるまでに、死に別れた肉親はなんと23人。





彼は赤穂浪士の討ち入り事件とも関係が深かった。





本家の津軽家は浅野家と親交があり、彼の最初の妻阿久里(あぐり)は、米沢15万石の城主の養女であったが、吉良上野介(きら こうずけのすけ)の実の娘でもあったのだ。





しかも阿久里(あぐり)という名は浅野内匠頭(あさの たくみのかみ)の妻と同名であった。





大石内蔵助(おおいし くらのすけ)を意識して命名したのかどうかは不明であるが、彼の末っ子の名前は同じく「内蔵介」とした。





仇同士になってしまった浅野家と吉良家の双方と所縁が深く、松の廊下事件の舞台とも縁が深い。





23歳の津軽采女(うぬめ)は、五代将軍徳川綱吉の御側小姓になるが、3年後、殿中恒例の祝儀の時に左足を負傷し、御側小姓を辞めている。





また、津軽采女(うぬめ)は火事で家を焼かれるという災難に4度もあっている。





そのような災難と因縁続きの人生に嫌気がさして釣りに夢中になったのかも知れないが、「何羨録(かせんろく)」とは「羨ましいことなど何もない!!」と言う意味。





原本は見つかっておらず、6冊のみ現存しているが、すべては写し。





江東区にある中川船番所資料館には「何羨録(かせんろく)」の写本の復刻版が展示されています。

縄文人の魚の釣り方&食べ方

紀元前1万年前の縄文時代のことが詳しく調べられることで、彼らの暮らしぶりが徐々に分ってきました。





釣りに関しても、ハリの素材は獣の骨や鹿の角だが、形は今現在のものとほとんど変わらない。





つまり、釣りバリは紀元前1万年前からもそれほど形を変えていないということ。





縄文時代も半ばをすぎると、いろいろな種類の釣りバリが発見されている。





縄文時代の初期の釣りバリにはカエシがほとんど見られないが、中期以降はカエシのあるモノとないモノが同じ場所入り混じって発見されることが多くなった。





つまり縄文人は浅場の釣りではカエシがない釣りバリを使い、深場の釣りではカエシがある釣りバリを使っていたのではなかろうかと言う説もある。





遺跡からの出土で、縄文人がよくく食べていた魚はクロダイ、マダイ、スズキ、ボラなどが多かったようだ。





彼らもまた魚を三枚におろし、生のままで刺身にするか、焼くか、土器で水炊き風にしていたようだ。





遺跡からはメカジキやマグロ、ブリなどの骨も見つかることから、かなり沖合いまで行って釣りをしていたことも理解できる。





つまり、道具は今ほど優れていなくても今と変わらないような釣りをしていたと言うことになる。





当時の自然の豊かさは今とは比べものにならないはずだから、どこにどれだけの魚がいたのかは想像の域を超えます。





縄文時代にタイムスリップして、今の釣具を使えば、入れ食い間違いなしかも??

【イルカの小話】タークス&カイコス諸島のジョジョ

 アメリカ合衆国フロリダ州のマイアミから南東へ920キロほどのところにあるタークス&カイコス諸島のプロビデンシャレス島に、1980年頃から1頭のイルカが姿を現すようになりました。ジョジョ(Jojo)と名付けられたこのイルカは、漁船に近づいたり、浜辺で子供や犬といっしょに泳いだりして、たちまち人気者になりました。

 ジョジョが初めて姿を現したいきさつについては、いろいろな説があるそうですが、1983年に2頭の大人のイルカといっしょに姿を現し、翌年大人のイルカが姿を消してジョジョだけが残り、人間と親しくなったと言われています。

 1986年にプロビデンシャレス島を訪れたアメリカのダイビングインストラクターのディーン・バーナルは特にジョジョと親しくなり、3年後には、公式に「ジョジョと海の環境の保護監視員」に任命されました。ジョジョと人々との交流はその後も続き、島の人々の考え方が変わっていきました。

 人々はジョジョが訪れる自分たちの島の環境を守り、ジョジョを守ることにしました。そして、ジョジョに餌を与えたり、ボートで追いまわしたり、ジョジョを探すために船をだしたりすることを禁じました。さらに、ジョジョを国のシンボルとして国宝に指定しました。

 しかし、年を経るにつれ、ジョジョは次第に人間と遊ぶ回数が減っていき、現在、ジョジョがどこにいるかは分からないそうです。ディーン・バーナルによれば、ジョジョはタイセイヨウバンドウイルカのオスだったそうです。

イルカとクジラは同じ仲間なの?

イルカは、クジラに近い仲間です。おおざっぱにいうと、大きさが3メートル以上をクジラ、3メートル以下をイルカとしていますが、あてはまらない種類のものもいます。3メートルではなく、4〜5メートルを基準として、イルカかクジラに分けると書いている本もあります。

大きさによってイルカかクジラに分けているということですね。

それから、もう一つ、イルカは、口の中に歯があります。つまり、おおざっぱにいうと、体が小さくて、口の中に歯が生えているクジラをイルカと呼んでいることになります。

もう少し詳しくいうと?

クジラ目の中のハクジラ亜目※のうち小型のものがイルカで、次のグループに分けられています。
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都道府県の魚ってあるの?

「都道府県の花」、「都道府県の木」、「都道府県の鳥」というのがある。 各県ゆかりの花、木、鳥である。 では、「都道府県の魚」はないのであろうか? 答えは「ある」。 全都道府県ではないにせよ、条例などで定められている各「都道府県の魚」を紹介してみましょう。









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制定されている 「都道府県の魚」

青森県  ・・・  ヒラメ

岩手県  ・・・  南部サケ

宮城県  ・・・ カツオ、マグロ、サンマ、カレイ、銀サケ、ハゼ、アユ、カイ、ホヤ、アワビ、ノリ、ワカメ










茨城県  ・・・ ヒラメ ワカサギ

群馬県  ・・・ アユ

埼玉県  ・・・ ムサシトミヨ




千葉県  ・・・ タイ

富山県  ・・・ ホタルイカ シロエビ ブリ

石川県  ・・・ 春、・カレイ 夏、イカ 秋、アマエビ 冬、ブリ・ズワイガニ・コウバコガニ

福井県  ・・・ 越前カニ



岐阜県  ・・・ アユ

静岡県  ・・・ 通年はマグロ。1月・ブリ、2月・サバ、3月・マダイ、4月・桜エビ、5月・カツオ、6月・シラス7月・ウナギ、8月・イカ、9月・アジ、10月・タチウオ、11月・キンメダイ、12月・カキ

愛知県 ・・・  クルマエビ

三重県 ・・・  イセエビ



京都府 ・・・  春・サヨリ、メバル、マダイ、イサキ、ワカメ  夏・サザエ、トビウオ、タチウオ、トリガイ、シロイカ  秋・アキイカ、グジ(アマダイ)、ハタハタ、ササガレイ、ニギス   冬・ズワイガニ、ブリ、ヒラメ、アンコウ、カキ

和歌山県 ・・・  マグロ









鳥取県 ・・・  ヒラメ

島根県 ・・・  トビウオ

広島県 ・・・  カキ

山口県 ・・・ フグ

香川県 ・・・  ハマチ

愛媛県 ・・・  マダイ

高知県 ・・・  カツオ

福岡県 ・・・  サバ、アジ、マダイ、ブリ、ヒラメ、アユ、コイ、 クルマエビ、ワタリガニ、ケンサキイカ、アサリ、ノリ

長崎県 ・・・  春、タイ、イカ、アマダイ   夏、アジ、イサキ、アワビ  秋、サバ、アゴ(トビウオ)、ヒラメ 冬、ブリ、イワシ、フグ

熊本県 ・・・  クルマエビ

鹿児島県 ・・・  春、マダイ、カツオ、アオリイカ トビウオ  夏、キビナゴ、トコブシ、マダコ、ウナギ  秋、バショウカジキ、ツキヒガイ、サバ、カンパチ、アサヒガニ  冬、ブリ、マイワシ、カサゴ、イセエビ、クルマエビ











かまぼこはもともとあの魚が使われていた…?!

かまぼこは白身の魚のすり身で作るのが一般的。











かまぼこの原料となる魚は地域によってさまざまなのですが、基本的に白身の魚であれば良いので、初期のかまぼこの原料はなんとナマズだったそうです。











室町時代の1528年に書かれた書物の中には「かまぼこ、なまづ、本也、蒲の穂を似せたる物也」と書かれている。











そもそもかまぼこが誕生したのは、ナマズが美味しい魚であるにもかかわらず、見た目がよろしくないために食わず嫌いの人が多いことから考案されたものでした。











つまり、ナマズの需要が少ない点に目をつけた商人が「形さえ誤魔化せば安いナマズで旨い食品が作れる」ということから考案された。











室町時代までのかまぼこは竹の棒に巻いて焼いた現代のチクワで、板付きかまぼこが作られるようになったのは安土桃山時代からのこと。











そもそもかまぼこと言う呼び名は足利義満の時代の1399年の鈴鹿家記に「鮒すし、かまぼこ、香物、肴、種々の台物五つ」とあり、この時代には既にかまぼこと呼ばれていたようです。











現代でもかまぼこはおせち料理や儀式のときはよく使われるのですが、室町時代〜江戸時代にも儀式のときはよく使われていたようです。











いずれにせよ、かまぼこの最初のスタートはナマズだったわけです。











ナマズは本来美味しい魚で、刺身、天ぷら、照り焼き、マリネ、団子汁・・・などの料理法があります。











ウナギの蒲焼はどなたも食べたことがあるでしょうが、ナマズの蒲焼も負けず劣らず美味しい料理です。


posted by AZARASHI at 07:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 魚と歴史

釣りと野球が奇跡のコラボレーション!

息子に釣りをさせたいけど、野球にしか興味を持ってくれない・・・そんなお父さん必見です!



posted by AZARASHI at 04:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 動画

水族館で転んだ少女を心配するアシカがかわいい






アシカの動きに合わせて水槽の前で、はしゃぐ少女。つまずいて転んでしまいました。すると、アシカが「大丈夫?」とでもいうようにのぞきこんで心配そう。やさしいアシカさんですね。



posted by AZARASHI at 04:00| Comment(12) | TrackBack(0) | 動画

鯉は長い時代を生きている魚

私たち日本人は鯉と深い関わりを持っています。長崎県・壱岐島(いきのしま)では2,500万〜500万年ほど前の地層から鯉の化石が発見されています。

現在、私たちが想像する魚はスズキ目に属するものが多いです。特に食卓に並ぶような魚や観賞用熱帯魚、釣りの魚などはアジ、ブリ、タイ、キス、ブラックバス、サバ、マグロなど、枚挙に暇(いとま)がないくらい、とにかくスズキ目の魚が多いのです。

しかし、鯉はコイ目に属する魚です。コイ目は2番目に種類が多いグループです。魚の進化の過程において、古い時代から存在している魚の種類だと分かっています。

中国では鯉が紀元前5世紀頃から飼育されていたこと、日本でも2,000年前から飼育されていたことが記録から明らかになっています。他の魚が飼育されている記録はありませんが、鯉はその飼育方法まで詳細に記されています。今で言うハウツー本のようなものでしょうか。飼育魚としても最古の歴史を誇るのが鯉なのです。

錦鯉の歴史は交配の歴史



鯉についてイメージしたとき、赤や白など、魚の中でもカラフルな印象を持っている方もいらっしゃるでしょう。本来の鯉(マゴイ)は黒い色をしているものが基本でしたが、突然変異的に様々な色の鯉が現れます。これを錦鯉と呼び、その中でも緋鯉や浅黄、黄金、昭和三色、大正三色など、色合いによって名前が変わります。

突然変異的に生まれていた錦鯉ですが、時代とともに人工交配が行われるようになります。江戸時代の記録を見ると、白地に赤い模様の鯉、いわゆる紅白の鯉を作ったという記録が残されています。これは緋鯉と白鯉を交配させたものです。

また、明治時代になると錦鯉を取り巻く環境は一変します。ドイツから鯉が輸入されたことをきっかけに、多くの鯉を交配させることになります。大正三色という分類の錦鯉が一大ムーブメントとなります。これは、白地に赤と黒の模様が入った錦鯉で、この鯉が注目を集めるようになりました。

昭和三色と呼ばれる模様の錦鯉も登場します。これは、頭部が黒いことも特徴的で、その模様のつき方によって様々な呼び方が存在しています。このように、錦鯉は観賞用の魚として改良を重ね続けられています。錦鯉の歴史とは交配の歴史なのです。

鯉の食べ方には気をつけること


鯉にはすっかり観賞用の魚というイメージがあります。しかし、実は元々、食用の魚として知られており、刺身、甘露煮、丸揚げなどが代表的な調理法です。

鯉を調理するときに注意しなければならないことは寄生虫です。淡水魚ですから、刺身にするときは必ず洗いにする必要があります。いったん50〜60℃程度のお湯に入れて、氷水でよく冷やしてから調理を開始することで、寄生虫の心配がなくなります。

鯉を食べる場合、特に野生のものは非常に注意が必要です。泥などと一緒に餌を食べていますし、当然ですが、寄生虫などへの対策も一切行われていません。鯉は水質環境なども問わずに生きることができる非常に生命力の強い魚です。その反面、自然のものを食べる場合は必ず専門家の意見を求めましょう。

さらに、鯉は毒を持っています。胆嚢(たんのう)には非常に強力な毒が含まれているため危険です。調理中に間違って潰してしまうと、全身に毒が回ってしまうのです。

漢方薬としての歴史を持つ鯉




1,500年前、中国の医者である陶弘景(とう こうけい)は「鯉の肉は糖尿病、肝臓病などに効果的で、さらに、気分を落ち着かせる作用を持っている」と薬物書に記しています。

事実、胃潰瘍やストレスにも効果があることも知られています。ラットを使った実験を行ったところ、鯉の肉によって30%のラットが改善したという結果が現れたというものです。今まで胃潰瘍が治らなかった人にも効果があったという事例もあります。

さらに特筆すべき点は鯉が婦人病に効果的ということです。母乳の出が良くなるということでも知られています。まさに様々な病気に効果のある薬なのです。


2016年03月05日

水産庁「魚の国のしあわせ」プロジェクト ファストフィッシュって何?

魚を食べることは、体に良いということは皆知っていることですが、近年の日本における魚介類の消費量は下がる一方です。 水産庁の平成18年度の水産白書においては、「魚離れ」の原因は、(1)子どもが魚を好まない、(2)調理が面倒、(3)肉より割高と分析しました。 そんな状況を打破し、魚食の普及と魚介類の消費回復をめざすため、動き出しました。



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近年の魚の摂取量

厚生労働省「国民栄養調査」が公表され、平成9年〜14年の日本における「魚介類と肉類の一人一日当たり摂取量の推移」によると、平成18年を堺に肉と魚の摂取量が逆転しており、その後も魚の摂取量はほぼ横ばいになっています。



若い人のみが魚を食べなくなってきたわけではありません。

同調査の「年齢別比較」によるとすべての世代で魚介類の摂取量が減少しており、1〜19歳では魚介類の摂取量が2割以上、30〜49歳では3割以上も減少しています。他方、肉類の摂取量はすべての年代で増加しており、1〜19歳、30〜49歳では1割以上増加しています。



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魚離れ加速の原因

18年度の水産白書においては、「魚離れ」の原因を、

(1)子どもが魚を好まない



(2)調理が面倒



(3)肉より割高



と分析しました。

子どもが魚を好まない

子どもが魚を嫌いと思っているのは大人だけではないでしょうか?

それを表わす資料があります。

(社)大日本水産会が平成20年に行った「水産物を中心とした消費に関する調査」によると、「魚が嫌い」と答えた子どもは全体の10.6%という結果があります。


また、現在も人気の回転寿司などは、子供連れのお客さんで賑わい、サーモンやマグロは子どもに人気です。

魚が嫌いな理由に関しての調査もあります。



嫌いな理由には、肉と比べた際の魚の食べにくさや、におい、味を挙げています。

しかし、お寿司に見られるように、子どもたちが全ての魚を嫌いといっているわけではありません。 

提供の仕方を工夫したものや食べやすいものなら、人気になるのではないでしょうか?


魚離れの原因の一つ「調理が面倒」に関しては、現在のライフスタイルが大きく関っているように思えます。

家庭での調理は、お母さんの仕事ですよね。

しかし、夫婦共働きや子育て、外出など現代のお母さんには時間が無いのが実情のようです。

それに伴い、食事の調理にかけられる時間は短くなっています。



また、古き良き日本の文化である「お袋の味」の継承がなされなくなってきました。

一昔前であれば、料理は調理や味付けなどとともに、母親から娘にと伝えられてきましたが、現在では、世代間の食のスタイルの違いや、好みの違いなどで継承される「お袋の味」は少なくなってきたようです。


実際に魚料理を作ろうとしても、調理や味付けなどに知恵や知識の必要な魚料理は自然と減っていくのは止むを得ないことなのかもしれません。

肉より割高

スーパーマーケットでの買い物が当たり前になってきた現代です。

大量仕入れ、大量販売を主としたビジネスモデルのため、安定的な供給と安価な販売を求められます。

畜産品はこのビジネスモデルにより、安定的な供給を確立させ、それまでの販売量を確実に伸ばし、現在に至っています。

一方水産品は、全国的な漁獲量の減少により、流通量の減少と価格の高騰が顕著に見られます。

今後も、この傾向は続くとされていますので、価格の部分では今以上に「肉より割高」と感じられることになるでしょう。




















どうする?”魚食の国” 日本

もともと日本は周囲を海に囲まれ、地域には豊富な水産物があり、その恩恵を受け、安価でありながら健康的な「魚食」文化がありました。

海外からの輸入食材が増え、食の多様化も進んだと同時に、「食の安全」が問題視され、「健康的な食生活」が見直されてきた今だからこそ「和食」を見直し、「魚食」を進めていく必要があるのではないでしょうか。

個人や地域ではすでに、「地産地消」が推進され、消費者に浸透しています。

これと同じように、本来ある日本の豊かな海の恵みを改めて見直し、以前の消費量に少しでも回復させるためには、政府の対策が必要とされる時代がやってきたように思えます。


















水産庁「魚の国のしあわせ」プロジェクト



「魚の国のしあわせ」プロジェクトについて

水産庁は、消費者を水産物及びその加工品に向けていくため、2012年8月から「魚の国のしあわせ」プロジェクトを開始しています。

「魚の国のしあわせ」プロジェクトは、周囲を海に囲まれ、多様な水産物に恵まれた日本に生活する幸せを、5つのコンセプトに基づき、国民の皆様に実感していただくため、生産者、水産関係団体、流通小売業者や各種メーカー、教育関係者、行政等、水産物に関わるあらゆる方々が一体となって進めていく取組みです。








プロジェクトの取り組み

「魚の国のしあわせ」推進会議の設立

生産者、水産関係団体、加工・流通業者、消費者の代表がメンバーとなり推進会議においてプロジェクトの推進を行っています。

「魚の国のしあわせ」推進会議 委員名簿

「魚の国のしあわせ」実証事業

水産イベントなど、水産物の消費拡大に資するあらゆる取組を定期的に公表しています。

2015年7月17日時点で、111事業の取組が登録されています。

学校教育を通じた魚食普及の支援

学校と地域・社会や産業界等とが連携・協同した教育活動のため、文部科学省等と連携し魚食の普及活動を行います。













長官任命「お魚かたりべ」

各分野での多様な魚食文化の普及・伝承を後押しするため、「お魚かたりべ」を水産庁長官が任命します。

2016年2月1日時点で、127名任命が任命されています。

2012年12月に 「おさかな会議2012〜お魚のある食卓〜」を開催、また2013年3月 に「おさかな会議2013〜お魚のある日常〜」 を開催しています。



安西真実 水産庁より「お魚かたりべ」に任命されました!

ファストフィッシュ商品の公募

「気軽・手軽においしく水産物を食べること及びそれを可能にする商品や食べ方、さらに今後普及の可能性を有するもので、水産物の消費拡大に資するもの」を選定基準により選定し、「ファストフィッシュ」として認定された商品に「ロゴマーク」の使用を認め、需要喚起を行っています。




「わたしたちのファストフィッシュ委員会」が選定しています。

2015年8月7日時点で13回選定し、 のべ564社 3,091商品を選定しています。

食べやすい「ファストフィッシュ」がセブン-イレブンでヒット中!

ファストフィッシュということ

Fish-1グランプリ

選定開始から1年が経ち、選定商品が3000点を越えた2013年には、ファストフィッシュ選定商品のうち、国産の水産物(貝類、海藻類等も含む)を使用した商品を対象として「国産ファストフィッシュ商品コンテスト」が開催されました。

その後も毎年開催され、「地域に人を呼び込む”ご当地魚”グルメコンテスト」として定着しつつあります。

過去の受賞商品

2013年グランプリ

料理宿 坂本屋 鱈のどんがら汁

山形県 鱈のどんがら

引用元:魚の国のしあわせFish-1グランプリ

2013年準グランプリ

いとう漁業協同組合 サバ男くんのトマトソース

静岡県 サバ男くんのトマトソース

引用元:魚の国のしあわせFish-1グランプリ

2013年準グランプリ

魚津漁業協同組合 富山のバイ飯

富山県 富山のバイ飯(バイメシ)

引用元:魚の国のしあわせFish-1グランプリ

2014年グランプリ

株式会社山口水産 本鮪ほるもん

株式会社山口水産 本鮪ほるもん



引用元:魚の国のしあわせFish-1グランプリ

2014年準グランプリ

龍禾Ryuka 龍禾ガリあじ

龍禾Ryuka 龍禾ガリあじ

引用元:魚の国のしあわせFish-1グランプリ

2014年準グランプリ

JF久慈市×三陸鉄道×イオン 骨取さんま スパイシー風味

JF久慈市×三陸鉄道×イオン 骨取さんま スパイシー風味

引用元:魚の国のしあわせFish-1グランプリ

いずれの商品も味、調理のしやすさ、アイデアのいずれをとっても秀作ぞろいです。

今後も「ファストフィッシュ」の開発は全国で行われ、このFish-1グランプリも継続的に募集と審査が行われ、

数々の「ファストフィッシュ」の逸品が誕生していくことでしょう。



















まとめ


今後、「ファストフィッシュ」がどんどん開発され、小さなお子さんからお年寄りまでが、これまでの日本で愛されてきた「魚食」を再発見し、消費拡大につながるといいですね。 ”簡単で美味しい”ファストフィッシュを誰よりも喜んでいるのはやはりご家庭のお母さんでしょうか?
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