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2017年02月26日

役に立たない英語#1Let it go

FUN WITH ENGLISH #1 " LET IT GO "


Let it go といえば



ありのままで〜


が、まず思い浮かぶのでは?

アニメの口の動きや、脈絡に合っていて見事だと思います。


他にこんな『Let it go』なケースもあります。

TVドラマ「ビッグバン・セオリー」から


一応、簡単な状況説明をします。

ペニーにアクシデントが発生、
ホールの反対側に住むシェルドンに救援を求めます。
シャワー中に、スベって肩を脱臼してしまいました。
ちょっと、照れるというか、恥かしいというかどうして良いか躊躇する状況です。
(英語で言うとまさに”embarrassing”な状況です)
ところが、シェルドンは全く意に介さず、問題の原因を物理学的に解説します。
正に、シェルドン流です。

そして、救急病院に連れて行くことになりますが
もちろん、裸のままはありえません。
シェルドンは腕の動かないペニーのために、
服を着る手伝いをすることになる場面での一言。

目をつぶって、服の袖に手を通す手伝いをするように頼まれて、
手をとってお手伝いするつもりでいましたが、
あらぬところに手が行ってしまっったようです。



ペニーいわく
『Is・・・that my arm?』
(それ腕かしら?orそれ腕だと思う?or腕じゃないよね?)

シェルドン答えていわく
『It doesn't feel like an arm・・・』
(腕の感触じゃないね。or腕ではないね。or腕っぽくはない。)

ペニーの結論
『Then・・・Maybe you should let it go
(じゃぁ、手をはなしたほうがいいわよね? orじゃ、手をはなしてくれる? or
たぶん、手をはなすべきじゃない?)
となります。

「手に触れていたり、握っていたり、持っているものを放す」といったイメージですね。
これもヒトツノのLet it goです。


さらにこんなLet it goも



シェルドンがどうやったら気を紛らわせることができるかをペニーにたずねます。
もちろんシェルドン・スタイルで、

Just out of curiosity
(ただの好奇心なんだけど、どうでもいいことなんだけど、
特に意味はないんだけど。。。。)
【余談ですがCuriosity Killed The Cat っていましたね。】

If I were to let something go,how would I do that?
(何か気を紛らわせたいことがあったとしたら、どうしたらいいかな?)

Brabrabra・・・ときて
動画の45秒あたりです。
Penny:   Some people try Visualization.
(ビジュアリぜーションはどう?)

Sheldon: how does that work?
(どんなやり方?)

Penny:  Imagin, your problems are a pen.
(問題点を、一本のペンだと想ってみて)

Sheldon: Okey
(オーケー)

Penny:   Now, Imagin that you're holding that pen.
(じゃ、そのペンを持っていると想ってみて)

Sheldon: Okey
(オーケー)

Penny:  Now, Open your hand and let it go.
(では、手を開いてLet it goするの)

・・・という感じですね。

ありのままにする、そのままにするとか、

(手を加えることなく)本来あるがままにする、という意味から

手をはなす、好きにさせる、やりたいようにさせる、気にしない、気を紛らす

などなど状況に応じた意味になるわけですね.


さらに、話は続いて

シェルドンは、ペニーが『簡単なことでしょ』というので、

お返しに『Let it goのお手本を見せてほしい』と言って

ペニーがエイミーの実験台にされていたことを教えます。

それはエイミーのラボにいるチンパンジーVSペニー。

知性の比較実験を簡単なパズルを用いて秘密裏に行われていました。

すると、最近起こったエイミーとの出来事で思い当たることが。。

それでも、『Let it go』できるかな? さあ、ペニーお手本をみせて。。


ところが、

ペニーは思わず

Son of a bitch!
(ご存知でしょうし、悪い言葉なので訳しません。
  でも強いて訳すならサノバ・ビッチとしておきます・・)

と叫びます。

シェルドンが少し意地悪くいいます。

Now, let it go.
(じゃ、Let it goしてみて。)


このシーンを引き立たせるためには

前のLet it goを脈絡に合わせて日本語にせず、

そのままでおいておきたいわけです。

あえて、日本語にするならもう日本語として浸透していると思うので

『レット・イット・ゴー』としておきたいところですね。



本来、言葉とは概念を表現するツールなので、

言葉を訳すのではなく言語間のほぼ同等の概念を

引き合わせるという作業が翻訳とか訳すという作業なので

その言い回しの使われている状況ごと取り込んだほうが

記憶にも残り易いし、

正しいニュアンスが理解できるのだと思います。

他の勉強同様、言葉は日々変化するものなので

気長に楽しく付き合ったほうがよいと思います。

そういう意味で、何かの役に立つことがあればいいなぁ・・と思って

Fun with English/役に立たない英語というテーマを始めてみようと思います。
(本当は”楽しい英語”にするつもりでした)


Thanks for watching. See you,
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