2014年04月09日
WordとOutlookがアップデート!今すぐ、Windows Updateを!
WordとOutlookがアップデートされました!今すぐ、Windows Updateをオススメします!
2014年3月24日に公開された、Microsoft社のWordおよびOutlookの問題点について、
本日2014年4月9日Update用のプログラムが公開されました。
>>マイクロソフト セキュリティ情報 MS14-017 - 緊急<<
<2014年3月24日に公開された問題点>
Wordの脆弱性により、ある種のリッチテキスト形式のファイルやメールを開いた時に、リモートでコードが実行される(つまり、PCを乗っ取られる)可能性がある。Outlookの場合はWordのシステムを使っていて、ビューワーで見ただけでも、被害を受けてしまうことがある。
今すぐ、アップデートされることをオススメします。
アップデート方法は下記しますが、Windows Updateで行ないます。
※Wordでリッチテキスト・ファイルをリッチテキストとして開かせないようにする、
「Fix it 51010」プログラムを利用していなければ、放置しておいても構いません。
なお、WordやOutlookを本来の形ですぐに使いたいと考えている人は、ご覧ください。
私は、Outlookをすぐに使いたかったので、以下を実行しました。
Windows Updateを自動でUpdateするよう設定していても、
手動で強制的にUpdateした方がいい。
自動でインストールするように設定されていても、
バックグラウンドでインストールされ、
それから案内されるのでタイムラグが有ります。
現に私のPCでも、更新の案内は表示されていませんでした。
正午過ぎの時点でWindows Updateを確認したところ、
ダウンロード中と表示されましたが、
実際には、まだほとんどダウンロードされていませんでした。
そのため、私はPCでの作業を全て中止し、
ダウンロード・インストールを実行させ、
先ほど全ての更新を終了したところです。
アップデートの手順
<注意事項>
Microsoftのワードだけでなく、
他の多数のWindowsシステム用のプログラムが更新されているので(Windows 7の場合)
ダウンロードおよびインストールに意外に時間がかかります。
状況によりますが、数十分かかる可能性があります。
インストールの前に、すべてのプログラムを終了させておこう!
Wordで文書を開くなど起動中にインストールした場合、
再起動した後、「Wordのセキュリティ更新プログラム」が取り消されましたと表示され、
再度インストールが必要になります。
「Internet Explorer 11の累積的なセキュリティ更新プログラム(KB2929437:Windows 7の場合)」は、更新対象にチェックを入れておこう!
このプログラムは、単純にWindows Updateを実行した場合には、除外され、
他のすべてのプログラムが更新され、Windowsが再起動された後に、
「重要な更新プログラムが有ります」などと表示されます。
「Internet Explorer 11」だから、
システムには関係ないので再起動は不要だろうと思ってインストールすると、
期待に反して最後に「再起動」が強制されます。
<アップデートの手順>
1. 数十分程度PCを利用できない可能性があるので、その準備をしておく。
2. 利用中のプログラムは、Windowsのシステム以外全て終了させる。
3. 更新対象のプログラムには、全てチェックを入れる。
4. Windows Updateを実行する。
<注>「Fix it 51010」を利用している人へ
以前に「対処療法2」を選択し、
「Fix it 51010」を利用している場合は、
現在、Wordでリッチテキスト・ファイルを正常に開けません。
このままでも通常のWordの使用には差し支えありませんが、
不便なのでリッチテキスト・ファイルを開けるようにしましょう。
下記のマイクロソフトのページから、
「Fix it 51011」をダウンロードし、インストールすることをオススメします。
※詳しくは、当ブログの記事、
『危険!今、WordとOutlookが非常に危険!あなたのPCが乗っ取られる前に対処を!』、
または、マイクロソフトのページ、
『マイクロソフト セキュリティ アドバイザリー:Microsoft Wordの脆弱性により、リモートでコードが実行される』
を参照ください。
以上です。
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