2018年04月22日
MOTHER 起動。
こんばんは、憂です。('-'*)
私事ですが、このところ転居等々でゴタゴタしておりまして、ゲームプレイのできない悲しく寂しい日々を過ごしておりました。
が!!片付けが一段落しましたので、そそくさとテレビ+ゲームの接続を済ませ…。
本日より!満を持して!!ついに!!!!
MOTHER攻略、始動致します!!!
出会いはいつ頃だったか、ゲーム音楽メドレー動画を再生し、ゲーム音楽オーケストラへ赴くうちに、名作としての存在感を私の中に放ち始めていたこのタイトル…
そしてそこに付随するコアなファンの存在、思い出を語る熱い心、輝き。
その力も相まって、いつしか憧れのゲームソフトとして私の心を支配していました。
その伝説のゲームソフトMOTHERを、自らの手に取り、ゲーム機に差込み、電源を入れる感慨深さ…それだけで指が震えるほどです。
もともとMOTHERのマの字も知らなかった不届き者なのですが、その名を知った時から今に至るまで、思いは募る一方でした。
たとえば動画投稿サイトにてゲーム音楽を聴くとき、そこには視聴者達のコメントが寄せられているのですが、見ればそこにはかつてのプレイヤーたちそれぞれの熱い思いが綴られているのです。
溢れんばかりに流れる名シーンと思しきセリフ、それに共感し感嘆するコメントの数々…
音楽を聴くだけで胸を打たれ、その当時を振り返り涙する様子がそこに込められているのです。
なんと眩く尊いものか…。
私もその想いを感じてみたい!
この手で動かし、この目で見届けたい!
そして輝かしい人々の中に埋もれたい…共有したい…!
とまぁ、プレイする前からここまで胸たぎらせておりました(笑)
それほどまでに魅力的な人の想いを生んだ、その渦の中心に座するゲームソフトということですね。
ちなみにMOTHERさん、人生で初めて入手したFCソフトになりますので、記憶のマグマにまで深く刻まれること請負です…!(;;)
前置きが長くなりましたが、起動時のレポートとして報告させて頂きます(゚0゚)(。_。)ペコッ
※当記事を読んだ後でもゲームを手に取れるよう、重要なネタバレは控えます。
<起動>
電源をONにした瞬間から音楽が始まり、ゆったりとクレジット表示、そのままゲームタイトルへと進んでいきます。
宇宙を思わせる黒背景に浮かぶMOTHERの文字と地球。
電子音の織り成すメロディー。
そんな無駄のない素朴さに、心を洗われるようです。
ゼルダの伝説夢を見る島DXも同じ電子音でしたが、それとは全く違う印象を受けました。
違うゲームだから違うのは当たり前と思うかもしれません。
しかし、同じ容量と同じ素材で印象を大きく変えることは、きっと簡単ではないでしょう。
同じ要素から構成の違いだけでこんなにも変えられる、その可能性に感服です。
MOTHERのタイトル画面は、映像も音楽もとても穏やかで、広い世界観を感じさせます。
まるで夢の中にいるような心地です。
スタートボタンを押すとプレイデータの選択画面へ。
な、なんと、ファミコンにしてセーブ式!?
パスワード式が一般的かと思っていた私には衝撃の一瞬でした。
まさかのメモリ機能…恐るべしMOTHER…。
ニューゲームを始めると、名前を決める画面に映ります。
ここで決められるのは主人公の他に3名、設定は始めに全て終えてしまうようですね。
そして好きな献立の入力までお願いされます。
どこで使うんだ!?とワクワクしながら入力。
主人公の少年を考えればハンバーグあたりが無難かな?と思いつつ、正直に茶碗蒸しを設定しました。
好物なんですよね、私の。
設定が終わると、プロローグがナレーションされます。
そこで分かる舞台背景と、対面する脅威については次の項目にてかいつまんで記載させて頂きますね。
ちなみにドラクエではそのような物語的補足は一切ないので、同じRPGでも全然違うなぁと当たり前ながら実感します。
もちろんドラクエの良さはその点にもありますから、それはそれで大事に抱擁したいのが私なのですが。
それぞれの特徴を感じられることが嬉しいですね。
<オープニング>
物語に端を発する事件…プロローグ。
1900年代の初め、それはアメリカの田舎町での出来事。
黒雲が現れ、とある夫婦が行方不明になった。
夫はその2年後に戻るも、どこで何をしていたかについて話すことはなく、不思議な研究に没頭するようになる。
そして妻はついに帰らなかったという…。
それから大分未来の話、1988年のこと。
少年ネスの旅は、マザーズデイの街外れから始まります。
きっかけは、ある日の朝に起きたポルターガイスト現象です。
部屋の家具に襲われるも何とか撃退し、事態が沈静化したところで外出中の父親から電話を受け取りました。
「曽祖父がその類の研究をしていたから、何か分かるかもしれない。」
父に言われるまま地下室を覗いてみると、そこに曽祖父の日記を見つけます。
しかし幼いネスに理解できたのは、謎の合言葉だけ。
これだけを手掛りに、世界の異変を探さなくてはいけないようです。
心配そうな母親と2人の妹を残し、まずはマザーズデイの街へ。
街にたどり着いてみると、既に誰もが怪奇現象に動揺している状態でした。
聞けば、墓場や動物園などあらゆる場所で異常な事が起こっているようです。
ネスは町の長に会い、その解決に乗り出しました。
そしてそこに何等かの意図が働いていることを目の当たりにします。
この異変は単なる超常現象ではない。
世界は何者かの手によって、狂い出している。
至る所で巻き起こる不可解な現象を追いかけるように、あるいは不思議な力に引き寄せられるように、少年ネスの冒険が始まります。
自分がすべきことはなんなのか、数少ない情報の中から導き出してください。
<感触>
操作の始まりは唐突で、一切の無駄がありません。
気付いたときが始まりなのです。
そして最初の戦闘も唐突…びっくりして声を漏らしてしまいました(^^;)笑
会話による場面展開や基本知識の収集などは特になく、まずは操作といった感じ。
習うより慣れろという奴ですね。
スタートではかなり困惑しました!笑
世界観としては、絶望的な状況からの抵抗というよりも、小さな事件から動き出すような始まり方です。
戦闘も早々にあるのですが、正直な印象としてはあまりおどろおどろしくないです。
悪者です!という雰囲気はあまり感じないというか…何等かの力によって狂わされているのかな?と思わされます。
「なんでお前と戦わなきゃいけないんだ!?」
と、声に出してつっこんでしまうような敵もいたり…(゚×゚*)プッ
主人公ネス君は小さな異変から旅立つことになりますが、母親はそれをどこかで覚悟していたように言葉を残します。
本当は旅に出させたくはないのだけれど…その時が来てしまったのね、とでも言いたげな。
自宅に不在の父親の存在も何か世界の異変に関係があるのだろうか…と勘ぐってしまいますね。
ちなみに父親とは電話を通してのみ、話をすることができます。
戦闘した分だけお金を口座に振り込んでくれたり(自動)、次のレベルまでに必要な経験値を教えてくれたり、データを記録してくれたりします。
DQで言うならば王様ポジションですね。
さらに言うと、ネス君の曽祖父は怪奇現象というのか、不思議な力の研究をしていたらしく、そのこともまたネス一家の特殊性を際立たせています。
この地球の危機にどう関与しているのか、気になるところです。
正直なところ、ネス君自身に謎があるような気もします。
マザーズデイでトラブルを解決したのは、ネスが期待されていたからではありません。
しかし、解決できたのはネス君だったからこそなんですよね。
特別な力が作用していたからこそ、特別な力を持つネス君が対抗できた。
ネス君のの持つ力が相手のものと重なるようで、この危機と切り離せない存在感を思わせます…完全に私見ですけれど(*゚ー゚)>ポリポリ
そして早速ながら私、マザーズデイの問題を解決したところで、次なる目的地を見失ってしまいました。
大地に近いようなカメラワークのためか、画面上に映る情報が少なめなのもネック…。
見渡す限りの草原、なんてことが少なくありません。
つまり…探索が大変。
虱潰しはかなりの根気を要しますし、何より自分がどの辺りを歩いているのか分からなくなって迷子になる、なんてこともしばしば。
また、攻略にあたっては町の人の話を聞くのが重要だと聞いていましたが、見つけられる限りの町人に聞いても目ぼしい情報が得られなかったり…。とにかく手元にある何とはないような情報を潰していくしかありません。
根気よく情報を探しているうちに、まだ通れない場所もあったりで探索範囲が狭まり、イベントを回収、なんやかんやで先に進んで行くことができます…。
またこの旅の最中には、メロディーを覚えることがあります。
集める毎にステータス画面右下に音符マークが増えるところを見ると、全部で8つ集められるようです。
メロディーもいいけど仲間がいるのなら早く見つけたい…力尽きながら思うのでありました。
一人旅って死と隣り合わせだからハラハラですよね。
ちなみに、ガメオベラすると所持金は半分になります。
銀行口座に入っている分は変化なく無事なので、冒険の際には預金しておくことをオススメします。
そのまま電源OFFにしたことはまだないのでその場合の再開については分かりませんが、ガメオベラからそのままコンテニューすると、経験値は獲得したままで、HPは全快しています。
ただしPPは必ず0になっていますので、冒険再開の前に休息をとることを忘れないでくださいね。
あ、パパだ!最初の冒険はこの辺でセーブ。
お互いよく頑張ったよな。おやすみ…
(プレイ開始日:2018.4.21)
<操作感>
マップ上のPSI使用やグッズの使用はDQのそれと操作感は似ているかなぁと思います。
フィールドを背景にメニュー画面が開き、そこで行動が取れる形です。
戦闘の形式もDQに近いと言えば分かりやすいでしょうか。
画面に正面からの敵の姿が現れ、パーティーメンバーのステータスと戦闘コマンドが表示されます。
こちらのコマンド入力が終わると実際に戦闘が行われ、素早い者から順に行動を起こします。
コマンド戦闘ではここの見極めが重要ですね!?
回復は攻撃を耐え切れるギリギリのタイミングが一番得だと思います。
既にギリギリであれば攻撃を受ける前に、少し余裕があるならば相手のターンが終わってからの方が無駄がない。
補助能力については先に発動するに越したことはないのですが…始めのうちは厳しいですね。
守備力強化系は相手のターンより先に、守備力弱化系は味方の攻撃より先に。
味方の攻撃力強化系はその対象よりも先に…これが望ましいタイミングだと思います。
なかなか思い通りにはいかないので、最初は根気よくレベルを上げるのが一番ですね。
あるいは、パワーアップアイテムの配分次第で多少は…。
レベルについては、比較的上がりやすいかな?
フィールドやダンジョンが予想以上に広く、迷いやすいこともあり意図せず上がります。
それだけ敵が強いとも言えます。
油断しているとガメオベラ、余裕です。
少し厳しいのは、持ち物の容量が少ないことです。
たくさん入る袋などはなく、一人につき8つまでしか持てません。
貴重品も含まれ、消耗品もひとつずつ場所を取ります。
かなり厳選しても回復グッズはせいぜい3個とか、それくらい。
たとえば貴重品あるいはキーアイテムだと思われるもの、預けて行きたいけど道中に使う場面が出てきたらどうする?取りに戻る手間を考えると持ち歩く方がいいかと、整理できないのです。
心配性というのか、断捨離できないタイプなんですよね…。
備えあれば、憂いなし。
それともうひとつ厄介なのが、能力の名前から効果が連想できないこと!!
説明書きは用意されていないので試して確認…するのですが、「なにもおこらない。」と言われてしまうと、ハズレということは分かっても正解にはたどり着けません。
同じ種類の能力も多数あるようですから、それを把握するのは少々難儀です。
ゲームソフトの説明書とかに載っていたのかしら?
残念ながらソフトのみの購入なのでそこまで確認することはできず…文明の利器に頼ってしまいました。
レトロゲーム大好きマゾ野郎は虱潰しに試して効果を確認したりするのかな?
うーん、そこまでの域に達したいであります。
序盤はかなり探り探り、行けない所を潰して行ける所に進んでいく、そんな感じでしょうか。
じんわり感動すると評価され名作といえば名の挙がるこのゲーム…前途は多難ですが先が楽しみです!
<感想>
THE ファミコン!という感じのグラフィックがたまらないですね。
部屋の広さに対する家具の小ささが不自然で良いですね、最高です。
現実的でないところがまさにバーチャルで、ゲームの世界を楽しませてくれます。
個人的には、魔法や技ではなく、PSI(超能力)というところにこのゲームの個性を感じます。
同じ非科学的な力でも、魔法よりも現実に近い感じがしますよね。
能力の中身を見ればそう違いはないのかもしれませんが、そこで世界観が大きく変わると思います。
世界各地の異変が、不思議な現象として起こっていることも。
旅の目的が大いなる悪の撃破ではないということも。
魔王の侵略でもなく、戦争が起こるでもなく、クリスタルが砕け散るでもなく、いくつかの不可解な事件から辿るように進んでいくのが新鮮なような…。
結論が出ていない状態での旅路と言う感じ。
上手く表現できないのが残念ですが、どことなく日常的な雰囲気なのが印象的です。
戦闘のBGMもロックンロール的な音楽が使われていたり、重たくない空気感なのが独特。
魔物を倒すというよりは悪い子を懲らしめる、みたいな。
絵本の中の物語のような、可愛らしい世界観だなぁと常々思います。
それだけに、この物語のゴールがなかなか見えてきません。
どんな結末を迎えるのか、ワクワクします。
ファミコンと侮る無かれ、やり応えも難解さも充分今に通用します。
むしろ自分で探していくその余地が面白みを増しています。
そして他の誰かを連れている時に流れるBGM、個人的に動画で聴きなれたそれを本家で聴くことが出来たとき、これがみんなの言うMOTHERなのか…と早くも感激してしまいました。
でも、もしプレイするなら先の情報は無いほうがいいかな…。
全てを終わらせた後に聴いた方が、感動もひとしおなんじゃないかなぁ。
そのゲームに関する記憶情報は全て実物から獲得したいですね。
まぁ、私の場合は音楽から出会ったので何とも言い難いのですが…。
当時のプレイヤーに近く遊ぶのであれば、まっさらな状態が一番!
とは言え、もし事前情報がある程度の世界観を既に構築してしまったとしても、攻略の先には必ずそれを超えるものが待っているはずです。
自分の手で為し得ることが、ゲームというものです。
その感動を私は手に入れて発信していきます。
そしてそれが、皆さんが感動を手に入れることのきっかけになれば嬉しいな。
少年少女の微笑ましい旅路がどんな感動を呼ぶのか、敬意を胸に攻略を目指していこうと思います!!
では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ
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