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2018年02月02日

夢をみる島DX レポート。



こんにちは、憂です。('-'*)




夢島END.JPG

ゼルダの伝説夢を見る島DX
無事クリア致しましたので、今回はそのレポートです。



※当記事を読んだ後でもゲームを手に取れるよう、重要なネタバレは控えます。




前回の記事で申し上げたとおり、この作品はかなりレトロ感を漂わせるもので、ドット絵電子音が懐古民にはたまらないゲームソフト。

と、いうことは…?



「少ない容量で作られた簡易的なゲームなんでしょ?」




そう思う方が居るかもしれません。
正直、アキナゴ自身そういう先入観があったかもしれません。




とんでもない!!!!




全くもって単純でも優しくもありません。
改めて痛感させられましたが、立派な作品です。


見た目は子供、頭脳は大人みたいなものです。
ゆめゆめ侮るなかれ。





<難易度について>

ご存知の通りゼルダシリーズはアクションゲームで、レベルやコマンド等の階段的なシステムはありません。
自分自身、この手の技術でもって進めていくしかないものです。
すなわち、詰みにハマッてしまえば二度と抜け出せないかもしれないということ。


それだけに、乗り越えたときの達成感は体を震わせるほどです(※個人差があります)。



謎解きについては、私個人の見解として簡単ではないと断言します。
なにせ序盤の序盤、ひとつめのダンジョンに向かうところから迷走させられましたので。



夢をみる島の場合、神々のトライフォースと同様に収集系の構成となっているため、目的を見つけることに苦労することはまずないでしょう。
目的をいかに達するかに頭を悩ませることの方が多かったです。



探しているものが見つからない、敵の倒し方が分からない、次の行き先へ進むためのアクションがない等々…。


曖昧なことはありません。
そして、諦めなければ必ずどこかに糸口を見つけることが出来ます。



私はこの絶妙なゲームバランスに感動しました。否、感動しています。
決してサクサクゲーではなく、詰みゲーでもない。
意志があれば誰の心にも勇気の三角(トライフォース)が宿るのです!!
なんと素晴らしいことでしょう…。




こんなの分からないし、もう無理!



と思うこともありました。



攻略方法をggってしまおうか…?



と思うこともありました。
が、自力で全て乗り越えることができました。
諦めなくてよかったと心底思います。


何度も繰り返していくうちに、必ずキッカケを掴むことができるんです。
本当に不思議なものです。
ヒントの配置が絶妙なのかもしれませんね。


うるりらじーさんにはお世話になりました。それはもう。
ちなみに彼について説明すると、島に点在するうるりらポイントでその都度ヒントを教えてくれる影の支配者です(笑)。
私は勝手にお友達だと思ってるよ、じーさん。


今の時代、何でも簡単且つ迅速に調べられますが、それは便利である代償に苦労の喜びを奪っているように思います。
逃げ道が多いほど、緊張感挑もうとする勇ましさ、潔さを削いでしまうのではないでしょうか。

達成できなければ元も子もないのかもしれませんが、高い山ほど登り甲斐があるというか、険しい道ほどその先の世界が明るく見えるというのか、そういう美学を私は感じていたいですね。







<ラスボス戦>

前菜のような数形態を経ていよいよ本戦に入ると、とんでもなく難しいです。
薬を塗っておき、全快を維持しても尚、全滅の嵐。
アイテムを駆使するため弾切れにも警戒しなければならず、少しの無駄も許されない戦いになります。


そして何より受けるダメージが大きい!!
ハートが二列あろうが関係なし!!!
数回で真っ白になりますから、本当に恐ろしいです。


範囲の広い攻撃を避けつつ、狭い弱点を狙う、単純ながら実に難易度の高い戦闘でした。



ラストを飾るには申し分のない、敵ながら天晴れの実力だと言えるでしょう。
これまでのアイテムを駆使させてくるあたりも、思い出の総力戦で嬉しいですね。





ところで実は私、彼のことを倒すまでラスボスだと思っていなかったんです。
撃破後エンディングへ向かっていったあたりで、


やっぱり…?
道理で強いよね…


みたいな。




というのも、実はその時点で行けていない場所があったからなのです。
どう考えてもまだ行けないその場所を前に、これは収集第二弾があるだろうと踏んでいたのです。


エンディングを迎えてからどうにもやり切れず…google先生に訊いてみたところ、それこそSGBでは入ることのできないダンジョンなのでした…。

そりゃ無理だ!!!


その名を「服のダンジョン」――上記の通りGBC版から加わったダンジョンで、が攻略のカギとなっているようです。
SGBではカラー版のカセットにも関わらず二色展開でしたからね、よく考えてみたら全然カラーじゃなかった。
なんの疑問も抱かなかったの…最後まで。


そこで手に入るものは、お助けアイテムらしいです。


それがあればラスボスも多少楽になったかも…


と思う反面、


実力でやれましたけど?


という優越感もありました。
苦労した分だけ誇らしくなるの、なんでしょうかね。私だけですか?(*∀*)


なんにせよ、裸の実力で勝利を収めた経験は、私の華々しい誉れとなることでしょう!




(全攻略日:2018.1.19)




<エンディング>

集めてきた楽器の奏でるメロディーが、まさに物語の終わりを感じさせます。

集大成、と言うのでしょうか。


達成感と共に寂しさを感じさせるのは、良ゲーの証なのかもしれませんね。


エンディングではコホリントの主から直々に島の正体とこれからの行く末を説かれ、脱出の術を促されます。


リンクは冒険の全てを捧げ、その後海原に揺られながら目を覚まします。
壊れたイカダの丸太に座り、ぼんやりと空を眺めるその脳裏には、島での冒険が蘇っていたかもしれません。


背景には「風のさかなのうた」が儚く流れます。
世界を悪から救った、やったね!という感じとは違う…懐かしむような冒険。


全てが夢だったのかもしれないと思う頃に、確かな記憶なのだと教えてくれる演出があります。


そして1人海に浮かぶリンクの背中越しに、スタッフロール。物語はおしまいです。


このスタッフロール画面もまた、この冒険の儚さを演出しているように思えます。


そして解釈の余地を残している、と。


エンディングに限らずこのシナリオ全てが、不思議な体験と言えるような。
そんな余韻を残しています。


私の考察を以下に述べますと、

リンクは嵐に呑まれて意識を失い、風のさかなと共鳴するように夢を見ていたのではないか。

その夢が覚める時、リンクの夢も解放されるように覚め、意識を取り戻したのではないか。


そしてその記憶は現実として心に刻まれ、現実として心の中に生まれるのではないか…。


というところです。
あくまで個人的な考察なので、正解は分かりません。

皆さんはどう考えるのでしょうか。




<感想>

全体として、とても穏やかな冒険でした。
村はいつも和やかで、子供が遊んでいたり、コッコが放し飼いされていたり、マリンが歌を歌っていたり。
”世界を救う”旅とは違う、ちいさな島だけで繰り広げられる冒険。
ドット絵や電子音も相まって、とても可愛い世界観です。



また、音楽がかなり豊富な印象です。
狭いマップでありながら、いくつもの切り替わり地点を持っています。
フィールドを歩いているだけでこんなに色んな曲が聴けるのか!?と驚きました。


ダンジョンは同じ基盤の旋律で個々に雰囲気を変えています。



その中で最も感動を誘うのは、やはり最後に聴くことの出来る「風のさかなのうた」でしょうかね。
BGMというよりも前面に役割を得ている音楽で、冒険の1から10が詰まった結晶を弾き鳴らす、切なくも美しい音楽です。



ほっこりさせる必須イベントとしては、物々交換の流れですね。
これはお使いイベントの類かもしれませんが、ひとつのアイテムがそれぞれのキャラクターのニーズに丁度ハマるのが面白いですね。
わらしべ長者のように、次々とアイテムが変わって行きます。


一度だけの交換イベントかと思っていたら案外終盤まで続く上、進行に欠かせないものでした。
住民との交流が、何だか嬉しいですね。
よそ者のリンクが徐々に顔を広め、受け入れられていくようで。


それだけに結末は少し切なくなるのですが…。



他にも、釣りゲームセンターなどのミニゲームがあり、ちょっと寄り道できるのが和やかです。
収集系サブイベントは少し難しいですが、根気よくマップを攻めていけば案外さっくりいけたりもします。
見落としがどこにあるのか気付くまでが大変ですね。(゚д゚;;)
光の剣.JPG



最後に、ダンジョンの攻略はどれも本当に面白かったですね!
難しいのが嬉しい。
一見しただけでは分からない仕組みがたまらなく面白い。


見つけたときの快感、最高。
ヒビなしなのに爆破できる壁とか、最高。



謎が解けた時のSEは、今やゼルダの代名詞とも言えますね。
今回の感触としては「謎が解けた音」というより、「その答え、正解!」の音のような気がします。
どっちでもいいか…(><)


RPGにはない達成感、これはアクションの素晴らしい個性だと思います。
ゲームしてる感というのか、クリアへの過程がプレイを輝かせてくれます。
時間をかければ進めるものでもなく、自分自身の力量こそが攻略を進めて行くカギである所、やりがいがありますね!



限られた容量に詰め込まれたひとつの世界、最低限の情報に我々プレイヤーの想像が加わって、それを輝かせます。
夢をみる島もまた、そのひとつでしょう。

皆さんの心に、このゲームの結末はどう映るのでしょうか。
その先に何が見えるのでしょうか。


是非その手に取って、感じてみてください。
ゼルダの伝説夢をみる島(DX)、オススメですよ!(*^o^*)/




では今回はこれにて!(*゚ο゚)ゞ

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物心付いてから今日までレトロゲームが宝物。鬱を患い心を見失いつつあるけれど、ゲームを好きな気持ちは忘れたくない。確かめるためにも記録をしたため、純粋に味わうことを大切にしていこう。Twitter:@phantom__U
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